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植物多様性あるいは植物単一性

いま、畑を耕している中で大事な事と思っているのが多様性がある畑。
数年前から耕している畑がいよいよ多様性が現れてきた。

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ほうれん草を収穫したあとに残った雑草たち、これらは冬に成長する有益な雑草たち。ハコベやら何やら、名前は解らないけど小鳥が好む植物です。

この場所からたった2メートル離れた隣の畑はこんな感じだ。

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一種類の雑草が一面を覆ってますね。
これは種を撒いたのではなく、ここに自生している草のうち一つだけが選択される土壌の状態になっているということです。

簡単に言えば、トラクターで土をかき回して土中微生物をリセット掛けた状態なんだろうと思います。
ここから野菜を作ろうとすると石灰を撒いて肥料を撒いてまたトラクターで攪拌し土づくりをするということになるのかな?

作物を作っている畑じゃないので気にすることは無いんだろうけど凄く勿体ないなぁと思ったりします。

植物多様性の何が良いかと言うと(ある自然農の先輩の言うことには)
多様な雑草が勝手に土づくりをしてくれるので連作障害が起こりにくい。
植物は根を張るとき、自ら土壌を分解する成分を出しつつ養分を集める。
それに土中細菌が関わっていて、多様な植物によってバランスを保とうとするのではないか。

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試しに、小松菜を狭いところで固めて育てたら、病気が発生した模様。

ウィルスなどもそうだけど集ると問題は起きますね。


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