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ChatGPTを用いた手書き文字のテキスト化
超シンプルなタスクですが、手間がかかる。。。
今回はそんな「手書き文字のテキスト化」をChatGPTで試してみたのでそれについてまとめます。
結論からお伝えすると、今回のタスクを一定水準の質も保って出力させていくためのポイントは2つです。
手書きテキストを小分けにスクショして入力する。
条件を少し加えたプロンプトで指示をする。
この2点です。
手書きテキストを小分けにスクショして入力する。
A4用紙一枚に手書きの文章があるとして、それを1文〜2文ほどに分けてスクショをして入力します。
意図としては、一度に処理をさせるのではなく小分けにすることで、処理の負荷を下げ、その分精度を上げさせようという狙いがあります。
条件を少し加えたプロンプトで指示をする。
今回採用したプロンプトは以下の通りです。
添付した手描き文字をテキストに起こして。
手描き文字であるということを考慮し、識別しづらい文字は文脈などで予測して適宜補正してください。
他にも手書き文字をテキスト化するようなツールはあると思いますが、ChatGPTの強みである、「文脈の理解」を用いてテキスト化処理を補正させることによってより出力の精度があがるのではないかと思いました。
まとめ
シンプルなタスクだけに、シンプルな入力でなおかつ速く処理をしていきたいということで、今回はこのような2点のポイントを押さえた活用をしてみました。
すごく達筆な方のテキスト化など最終的な修正は必要になりますが、ツール段階で求める成果物としても満足のいく出力がえられたので、個人的にしばらくこの方法を試しつつ、適宜ブラッシュアップしていこうと思っています。
お読みいただいたあなたも試していただいて、お役に立てば幸いですし、追加のアイデアなどあれば、ぜひお寄せいただきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!