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「雑ざっ草そう」

大雨が過ぎると雑草がしげってくる。
雑草という言い方で
本来は植物ひとつひとつに名前がついている。
新種の植物も誕生しているだろうし
天然記念物と同じように
数が減っている植物もあると
思っている。

雑草と呼ばれる草たちも
大小の花を咲かし、それに
集まる小さな生き物の
命をつないでいる。
ハチや虫やイモムシなどである。
イネのような葉の
雑草一つにしても
虫たちが羽を休める
憩いの場となっている。
自然のものには意味がちゃんとある。

自然から離れて人は生きていけない。
人が必要ないという極論があるが
そんなこともない。
草花も人がいることで
バランスを保っている。

人が病むと同じく
虫、小動物、草花も
病気をする。

折れた枝にあて木をするように
手入れをして
生き物は成長していく。

混迷の時代、生き物は支え合って
それとなく生きていけと🌐が
私たちに伝えてくれているような
気がする。


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