乾季の雨 - チェンマイ
某日、タイ国 チェンマイ。
วันนั้นฝนตกค่ะ ☔️
Hari itu hujan. ☔️
昼前から友人とランチをして、そこからずっと夜までだべりをかましていたのだが、夕方から降り出した雨が止まず、いつもなら歩いて帰れる場所かつバイクに乗っても30バーツもしないだろうところに、130バーツかけて車で帰った。
前回チェンマイに来た時に知り合った旅友は日本から雨具を持ってきてすらいなかった。
「は?雨なんて降らないでしょ乾季なんだから」と豪語し自転車ででかけていったが、大雨に降られてショッピングモールから帰って来れなくなるところだったのを思い出してちょっと笑った。その時はまだ雨季の終わり掛けぐらいの時期だったと思う。止んでよかったねえ。
私は心配性なので、もちろん旅には雨具も持ってくる。折り畳み傘とポンチョの両方。
しかし、雨具は持っていたものの、それこそ乾季なんだからと天気もチェックせずに出掛けた。天気をチェックしようなんて全く思わなかった。もうタイを離れるまでは雨など降らないと無意識に思い込んでいた。
だべりつつも天気予報を見て「この雨やまないよ。困ったね」という友人に、「いや、この雨は止む!」と雨乞いならぬ晴れ乞いを続けたが、結果130バーツが必要になったというわけ。くやしい。
困った困ったとソンテウを探したり、コンビニでカッパをさがしたり(売り切れだった)、天を仰いだりでそわそわするわたしたち。
それとは対照的に、タイ人たちはコンビニの軒先で雨宿り。しゃがみこんでのんびりとビールを飲んでいるのだった。
まあそれでも、雨が降る可能性を忘れて何週間も過ごせるなんて、まあそれなりに幸せなことだ。