淀川花火大会
今年(2022年)は久々の開催で、現地で見ることができた。
恐らく何十万人、いやもっとそれ以上の人が、同じ方向の空を見ていたんだと思う。
4年前の夏には、有料席で見て、本当に感動した。
これまで見ていた花火は、「花火」じゃなかった、これが花火だ。
なんてことも思ったりした。
今年は無料の席で見たけれど、
それでも十分美しかった。
芝生の上にレジャーシートを敷いたが、バッタや虫だらけ。
中指くらいの大きさのバッタもいて、早めに席取りをしていた分、長いこと虫とは格闘することになった。
そして定刻。
花火があがる。
予想よりも大きく、周りの人達はどよめいていた。
年齢も、国も、あらゆる人達が見ていたけど、
反応は皆同じ。
感動をしていた。
僕は泣きそうになった。
これをまた開催するまでに、どれほどの苦労をしてきたのだろう。
そして、この花火を実際にあげて、見ている中で、どのような感情で見ているのだろう。
感慨深かった。
後日高校の同級生達に会ったが、同じことを思っていたらしく、とても嬉しかった。
そして、昔みんなで、花火打ち上げ場所の近くに住んでいる友達の家で集まり、
花火をベランダから見た思い出を話すと、
全員同じことを思い出していたみたいで、
それも嬉しかった。
花火を打ち上げるということは、とても不思議だと思う。
無駄と言えば無駄。
でもそれがとても美しく、多くの人を感動させる。
同じような脳内体験をしている。
自分達が考えている以上に、想像している以上に、大きな価値のあることなんだと、
改めて思った。
また毎年見にいきたい。
そして、沢山の思い出や、感動を積んでいきたいと思った。