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私が住んだ街①兵庫県宝塚市(タカラジェンヌが行き交う街)

私は、会社員生活において、計11回の引っ越しを経験しました。転勤、息子の学校絡み、私の別居等々の理由により、引っ越しを重ねて来ました。

そこで、これまで住んだ街の中で、印象に残っている場所を幾つか紹介してみたいと思います。

第1回目の今日は、兵庫県宝塚市です。

今から、22年前、大阪支社転勤により、当時社宅があったのが、宝塚でした。

社宅が立地していたのは、宝塚駅から2km程離れた場所にある高台。

最寄り駅から歩くと、ものすごい上り坂になり、その傾斜は、自転車を漕いで登っている人を見たことがない程でした。

私の住まいは、社宅の中でも一番高い場所に位置していて、それだけに、部屋の南側の窓から見る景色は最高で、夏には、大阪・天神祭の花火が見えました。

そして、宝塚と言えば、やはり、宝塚歌劇団を連想されると思いますが、実際に住んでいても、その事実を生活の至るところで感じていました。

結局、歌劇を観に行くことは無かったのが心残りですが、歌劇団に関する思い出は幾つかあります。

街を歩いていると、宝塚音楽学校の生徒さんたちが、黒い制服を身に纏い、隊列を組んで、颯爽と通学しているところに出くわしたり、コンビニに行ったら、歌劇団の役者さんらしき人に遭遇したりすることは、日常的な出来事でした。

また、最寄り駅近くにある元歌劇団の方が営むスナックに時々、会社の上司と通い、プロの人たちの前で、私のカラオケの18番『かもめが翔んだ日』を、お恥ずかしながら熱唱したこともありました。

次に来る思い出としては、『宝塚ファミリーランド』に息子と出掛けたことです。

今は、既に閉園になってしまいましたが、夏にオープンするプールやアトラクションを楽しみに、よく出掛けました。

息子が、幼稚園から小学校低学年の頃で、遊園地で遊ぶことが一番楽しい時期でしたので、親としては、「大変助かった」という思いが、今でも残っています。

あと、個人的には、趣味のランニングをするのに、ランニングコースに恵まれたことが、有り難い思い出となっています。

特に好きだったのは、武庫川の河川敷コース。2km程の周回コースや、南に向かえば、片道数kmに及ぶ信号が無いサイクリングコースを走ることが出来、とても充実したトレーニングを積むことが出来ました。

以上、宝塚に住んだ思い出を披露させて頂きましたが、大阪や神戸にも近く、買い物も便利で、街全体の雰囲気も気持ちを穏やかにしてくれる場所でしたので、「もう一度、住みたい」と素直に思える、そんな街でした。


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