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低年収・低身長・非モテでも結婚できる婚活戦略

「年収が低い、身長も高くない、容姿にも自信がない。そんな自分に結婚なんてできるのか?」

婚活市場では「高年収」「高身長」「イケメン」が圧倒的に有利だ。これは事実だ。だからといって、俺達にチャンスがないわけじゃない。戦い方を変えることで、うまくいく事例はある。これがこの記事で伝えたいことだ。

俺自身、婚活市場で決して有利な条件ではなかった。でも、今は妻と6歳の息子がいる。たまに家族でスーパー銭湯に1日中入り浸って、風呂やサウナ、リラックスルームで漫画を読んだりするのが、ささやかな楽しみだ。

この記事は、「年収300万円、身長165cm、顔面偏差値は40未満。これで結婚なんてできるわけがない。」だった俺が、婚活という生き馬の目を抜く世界で、戦略を用いて幸せを掴んだ方法を紹介している。
同じ方法が通用するとは限らないと思うだろうが、打率(初戦突破)が格段に上がることは受け合う。
戦い方を考えるようになってから、以前は1ヶ月に1マッチしかなかったが、改善後は5マッチに増えたし、1回きりで終わることが多かったが、2回目のデートにつながる確率も2倍程度に増えた。2回目までいけると、あとは相性の問題になってくる。

なお、妻子はできたが低年収であることは変わりないので、スーパー銭湯代ぐらいは稼げないかと思案して、この記事を書くことを考えついた。だから途中から有料だ。お金が目的だが、同じような境遇のやつがいたら応援したい気持ちはある。
要点だけかいつまんでまとめたほうが、読みやすいと思うがストーリー形式のほうが書きやすかったのでそうする。

「婚活はスペック競争ではない」と気がついた

それを痛感したのは、マッチングアプリで出会った女性の一言だった。

「なんか、取り繕ってばかりでつまらない」
俺の性格についてあれこれとアドバイス?のようなことをしてくる解説者傾向はあったが、さすがに初対面で辛辣すぎる。

俺は必死に盛り上げようとしていただけだ。デートの場所や話題、服装もリサーチし、「初デート 会話」「初デート 服装 ダサいと思われない」など検索し、万全の準備をした。

しかし、その努力は報われず。「つまらない」の一言で片付けられた。

デートにこぎつけるまでの道のりも過酷だった。1ヶ月に300回「いいね」を送り、マッチするのは1人いるかどうか。やっとマッチングしても、メッセージを送ると無視。2通目を送った瞬間、ブロック。
何もしていないのに、ただ存在が否定される感覚。

それでも諦めず、対象年齢を上げ、プロフィールを練り直し……。

心をすり減らし、血みどろの戦いの末に手にしたデートだった。その結果が、「つまらない」の一言だった。

その一言は俺の心を深くえぐった。女性を恨み、自分の期待の愚かさに恥じた。「なんか、取り繕ってばかりでつまらない」——その言葉を何度も反芻し、眠れぬ夜を過ごした。

しかし、今ではその女性に感謝すらしている。

「つまらない」ということは、何かを期待してデートに来てくれたということだ。それなのに、俺は次につなげることで必死になってしまった。要するに独りよがりだった。

では、どうすればよかったのか?その答えを探すため、俺は彼女とのやりとりを振り返った。
今回のデートは、向こうから会おうと言ってくれた。
その直前のやりとりは、俺の自分語りだった。
俺は片親で育った。母親はいつも怒ってばかりで、家の中で言いたいことを言うことすら怖かった。だから、無理に人に合わせたり、気を使ったりすることが習慣になっている。人と話すのに気後れするようになった。

こんな話で、私もそういう部分があると、彼女が同調してくれていた。
会話を合わせてくれたのかなと思っていた。
彼女自身も、俺が言うのも申し訳ないが、高スペックとは言えず、コンプレックスを抱えている風ではあった。それでも男性からのアクションはそれなりにもらえていたという。他の男を選ぶこともできたが、俺を選んで会ってくれた。

なんのことは無い、彼女も俺と同じだったのだ。自分に自信が持てず、スペックではなくて共感できるポイントがある人を選んでいた。のだと思う。
そうでないと、俺と会う理由が見当たらなかった。

俺を選ぶ相手を選ぶ。
選ばれるためのポイントを抑える。
これが俺の基本戦略だ。
もちろん、選んでくれるのであれば誰でも良いわけでは無い。
俺が幸せになれる相手だ。それは、幸せにしたいと思える相手だ。


婚活市場で戦えずに詰む男の特徴

多くの男がやってしまう「ダメな婚活」は以下のようなものだろう。

  • 高望みしすぎる(自分よりはるかにスペックの高い女性にアプローチする)

  • プロフィールを盛る(バレたら信用を失うだけ)

  • プロフィールで正しくアピールができていない(ひとりよがり)

  • 「モテる男になろう」とする(モテる男と戦って勝てるわけがない)

  • 同じような境遇の女性を避ける(自分に合う相手を見落としている)

俺達のような婚活弱者は、強者の戦い方はできない。プロフィールを多少盛っても許されるのは強者の特権であり、我々弱者はシンプルに引かれるだけである。
「適切な戦略を持つ者が勝つ」のだ。

低スペック男が勝つための戦略とは?

もう少し具体的に書くと「低年収・低身長・非モテでも、結婚できる戦略」ということだ。

例えば、俺が実際に試して成功したのが以下の方法だ。

  • 同じような境遇の女性を狙う(共感を引き出す)

  • 戦う市場を変える(競争の少ない場を選ぶ)

  • 「モテる」ではなく「選ばれる」戦略をとる

普通に戦っても、負ける。でも、この方法を知れば、低スペックでも戦える。実際に俺がどうやって婚活市場を勝ち抜いたのか?

この戦略を詳しく知り、実践できるようになりたいなら、続きを読んでほしい。

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