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整うだけじゃない!コワーキングにオススメなサウナ施設(都内編)※追記あり
1/23 saunahouseについて追記しました
はじめに
一過性のブームが落ち着き、廃れることなく今やすっかり定着したサウナですが、同様にサウナで働くいわゆる"サワーク"や"サウナコワーキング"、"ワーケーション"も働き方として定着してきたのではないでしょうか?実際、僕も週1~2回のペースでサウナで仕事をしています。
サウナ→水風呂の黄金ルートをキメたあと、休憩しながらスッキリ冴えた頭で色々と検討を進め、最後にコワーキングスペースでアウトプットしていく…という流れがとてもよく、特に深く考え事をしたい時には決まってサウナに行くようにしています。ヘタなコワーキングスペースよりも最終的な料金が安いこともポイントです。
と、メリットも大きく定着した感のあるサウナでのコワーキングですが、その目線では情報は意外とまとまっていないため、訪れた事がある施設の中からコワーキング用途にオススメなサウナ施設をまとめました!
※ここは?という施設があればコメントください、追記します!
基準
・サウナ/水風呂/温浴など、サウナ周辺の体験の良さ
・仕事への集中しやすさ
・コワーキングスペースの充実度
・退館時間を気にせずに済むかどうか
・コーヒーなどのオプションの充実度
・その他諸々
※施設内に仕事が出来る場所がないサウナは大賞外としています
※平日利用を前提としています、休日の利用料や混雑状況は別途確認してください
オススメサウナ施設
かるまる(池袋)
Sauna & Hotel かるまる(池袋店)
サウナコワーカー(?)的には外せない施設です。都心型サウナのフロントランアーで、サウナ4つ、水風呂4つ、お風呂も5つと、数が多い上にそれぞれのクオリティが高く、サウナ体験だけを考えても非常に強い施設です。
コワーキング目線でいうと施設内にWifiつきの20席弱のコワーキング専用空間がある他、そのスペース以外にもデスク付きのチェアが複数あるため、コワーキング難民になることはほとんどありません。コンセント付きの席も複数用意されています。一部階を除き基本的に会話NGの施設なので集中が妨げられることも少ないです(最近はコワーキングスペースでZoomなどでミーティングを始める人もちらほら見るため、完全に静かだとは言い切れない部分はあります)。
料金体系としても1日利用(一般3,480円、館内着付き)が基本となるため、退館時間を気にせず稼働出来る点もメリットです。
総じてサウナコワーキングがとてもしやすい施設なので、未体験の場合はまずかるまるで試すことをおすすめします。
男性専用施設です(たまにレディースデーあり)。サウナ内にテレビはありません。食事処等一部を除き会話NGです。サウナを出てすぐや脱衣所に給水器があるほか、コワーキングスペースを出てすぐのカウンターでコーヒーが補充できます。また、施設内にレストランがあります。
以前はグループでの入店自体が禁止されていましたが、現在は入店は可能、指定エリア以外での会話はNGとなっています。
タイムズ スパ・レスタ(池袋)
TimesSPA RESTA タイムズ スパ・レスタ
かるまると同じ池袋にある施設です。サウナ1つ、水風呂1つ、お風呂が5つと、数だけ見ると温浴によっていそうですが、じっとり高温度なサウナがあったり、水風呂の脇に氷が積んであったりと、サウナ体験も充実していまうす。客層も良い意味で若い人が少ないため、静かで落ち着いた雰囲気です。
コワーキング目線では全館Wifiが飛んでいる他、コワーキング向けな左右にしきりがある席が数席あります。それらが埋まっている場合でも、長時間で なければ施設内のレストランで稼働が出来ます(席数の都合上コワーキング用の席が埋まりやすい点は留意が必要です)。
こちらも基本的に1日利用(一般3,150円、館内着付き)前提の料金体系のため、退館時間を気にせず稼働することが出来ます。
男性専用施設です(毎週金曜がレディースデー)。サウナ内にテレビはありませんが、外気浴エリアにあります。会話NGではありませんが大声での会話は非推奨です。浴室内や脱衣所に給水器や自動販売機がある他、施設内にレストランがあります。
アウフグースに参加するには館内で事前申込が必要なため、興味がある場合は入館後に受付タイミングをチェックしてください。
サウナ東京(赤坂)
Sauna-Tokyo(サウナ東京)赤坂 公式サイト
「ととのう!にっぽんサウナ大賞2024」で大賞を獲得する等、各所から高く評価されているサウナ施設です。行ったことがある方も多いのではないでしょうか?
サウナ4つ、水風呂3つ、お風呂が2つとサウナ施設としても高い充実度があります。個人的には蒸気乱舞→凍水風呂(8度)→涼水風呂(22度)→休憩スペースの畳に寝転ぶ、という流れが最高に整えるので大好きです。
コワーキング目線ではWifiが飛んでいる他、地下に休憩スペースやフード/ドリンクが注文出来る飲食スペースがあり、そこで注文することで数時間なら作業が出来ます。
料金体系は1時間まで(1,900円)、2時間まで(2,600円)、4時間まで(3,300円)、8時間まで(4,000円、館内着付き)、12時間まで(4,700円、館内着付き)という構成です。僕個人は4時間までのコースで入り、2~3時間サウナで考え事+1~2時間作業、というルーチンで動く場合が多いです。
有名かつ高評価であるからか平日日中でも混雑しがちな点がネックではありますが、それを差し置いてもオススメ出来る施設です。
男性専用施設です(たまにレディースデーあり)。1階の炭酸泉エリアおよび2階の昭和遠石サウナにテレビがあります。1階は会話OK、2階は会話NGという形で区切られています。休憩所に給水器があるほか、施設内にレストランがあります。
休憩所にドリンクカウンターがあり、1時間未満の利用の場合300円、それ以上の場合500円でポカリやデトックスウォーターが飲み放題になります。
SPA: BLIC 赤坂湯屋(赤坂)
SPA:BLIC 赤坂湯屋 和風サウナ
2022年ごろから急にサウナ激戦区になった赤坂にありながら、その品質の高さに対して混み合いすぎない、超穴場なサウナです。個人的には赤坂のサウナで1、2を争うレベルで好みです。
サウナ2つ、水風呂1つ、お風呂は1つとコンパクトですが必要十分な設備が高いクオリティで揃っている施設です。
トリッキーな要素が良いという向きではなく、シンプルにサウナ、水風呂、お風呂がそれぞれ良いものなので掛け算でとても良い体験が出来る場所、という印象を持っています。
コワーキング目線ではWifiがある他に20席弱ほどのコワーキング専用のエリアがあります(コワーキングエリアとは別に休憩所がありますが、休憩所でのPC利用は禁止されています)。コンセントもついています。施設利用料とは別にコワーキングスペース利用料が必要ですが、150円/1時間と安価であるほか、スペース内はいつも空いていて静かで集中しやすいため、その価値は十分に感じられます。
料金体系は3時間まで(入浴のみ2,200円 or 休憩所利用と館内着、ワンドリンク付き2,500円)もしくは8時間(3,500円、休憩所利用と館内着、ワンドリンク付き)までという構成のため、3時間でコンパクトに稼働することも、1日じっくり稼働することも出来ます。
浴室全体がコンパクトでかつ会話NGではないため、他のお客さんが多いと声が気になる場合があります、そのような場合は早めにコワーキングスペースに移動するなどの対応が必要になるかもしれません。
男性専用施設です(たまにレディースデーあり)。サウナ内にテレビはありません。会話NGではありません。脱衣所や通路に給水器があるほか、施設併設のレストランがあります。
入浴後の休憩スペースやコワーキングスペースを利用する場合、館内着を着用する必要があります。
ROOFTOP(西荻窪)
西荻窪の本格的フィンランド式サウナ「ROOFTOP」
コワーキング施設「LifeWork」が併設されている、サウナ特化かつコワーキング特化な施設です。
サウナ1つ、水風呂4つ(一人用浴槽x4)、風呂なしですが広大な屋上外気浴エリアが備え付けられており、サウナ→水風呂→外気浴という流れをしっかり体験出来る設備があります。
特に外気浴が出色で、大量に並んだインフィニティチェアに身を預けて広い空のもとに整う気持ちよさは唯一無二です。
コワーキング目線ではLifeWork側に作業デスクが200席(!)あり、コーヒーなどのドリンク飲み放題、無料の軽食あり、有料のしっかりした食事もあり、コンセントがある席もあり、会話NGエリアもあり、複数人で利用できる会議室もありと、働く場所としてのクオリティは随一です。
料金体系としてもサウナ+コワーキングで1時間まで(980円)、2時間まで(1,480円)、3時間まで(1,980円)、もしくは1日利用(3,980円)という構成で、サクッと稼働も1日じっくり稼働もどちらもしやすいです(サウナなしLifeWorkのみ利用のプランもあります)。
休憩スペースが外気浴オンリー(厳密には屋内に1席だけ椅子あり)というストロングスタイルのため真冬の休憩がしんどい場合がありますが、総じてサウナ目線でもコワーキング目線でも非常にオススメです。
男性女性どちらも利用出来る施設です。サウナ内にテレビはありません。サウナ施設は会話NG、コワーキング施設にも会話NGゾーンがあります。脱衣所に自動販売機があるほか、コワーキングスペースの利用料にコーヒー等ドリンク飲み放題が含まれています。
脱衣所に購入したペットボトルを入れておくための冷蔵庫が置かれています。サウナ室内の人数が少ない場合、寝っ転がってもOK!という素敵な決まりがあります。
MONSTER WORKS&SAUNA(吉祥寺)
HOME | MONSTER WORK&SAUNA|吉祥寺駅徒歩2分
前段のROOFTOPの姉妹店で、100人同時に入れるクソデカアチアチサウナとバカデカキンキン水風呂を備えた、ROOFTOP以上にサウナに特化した施設です。
サウナ1つ(でかい)、水風呂1つ(でかい)、風呂なしとROOFTOP以上にパワー!な構成です。
休憩スペースは会話OKなエリアとNGなエリアに分かれており、後者には大量のインフィニティチェアが置かれているため、ととのい難民になることはほぼほぼありません。
コワーキング目線ではWifiが飛んでいる他、会話OKなエリアに10名程度が座れる専用のコンセント付きデスクがあります(が、同じ空間にあるドレッサーに備え付けのドライヤーの音やトイレの乙姫の音がかなり大きいため静かとは言えず、その辺が気にならない人向けです)。
料金体系としては、1時間まで(1,480円)、2時間まで(1,980円)、3時間まで(2,480円)、もしくは1日利用(4,480円)という構成で、午前中に入店すると500円割引になります。ROOFTOP同様、サクッと稼働も1日じっくり稼働もどちらもしやすいです。
人によって評価が分かれる点として、外気浴がなく完全内気浴であること、サウナ/水風呂以外のエリア(整い用の休憩スペース含む)ではポンチョを着る必要があること、があります。水風呂入ったあとに休憩のたびに毎回ポンチョ着たいか?と聞かれると難しいところですが、逆に言えば完全内気浴で空調がコントロールされており、かつ一枚羽織った状態で休憩出来るため、冬でも寒くない(=余計な要素で検討が妨げられることがない)というデカい強みがあります。特に冬場のすごしやすさは他の追随を許さないレベルで、個人的にも秋から冬にかけてかなりの頻度でお世話になっています。
男性専用施設です(レディースデーなし)。サウナ内にテレビはありません。サウナ、水風呂、一部エリアは会話NGです。会話OKなエリアに自動販売機があり、コーヒーが入手できます。
ROOFTOP同様に脱衣所に購入したペットボトルを入れておくための冷蔵庫が置かれています。サウナ室内の人数が少ない場合、寝っ転がってもOK!という素敵な決まりがあります。
花景の湯(京王よみうりランド)
花景の湯 | 新感覚フラワーパーク【HANA・BIYORI】
よみうりランドの近くにある温浴施設です。最寄りの京王よみうりランド駅から徒歩10分ほどでたどり着けるのですが、ずっと上り坂でしんどいため、駅から出ている無料のシャトルバスで行くことをおすすめします。
サウナ1つ、水風呂2つ、お風呂4つと数・質ともに高クオリティの設備が揃っています。2024年にオープンしたばかりということもあり、全体的に非常にきれいです。
高台の麓に位置しているため、外気浴/露天風呂スペースから見える景色が素晴らしく、他の追随を許さない満足度があります。この景色のためだけに訪れてもお釣りが来るレベルです。
コワーキング目線ではWifiが飛んでいる他、有料の岩盤浴エリアと通常エリアそれぞれにコンセントがついたコワーキング用の席があります(通常エリアの席は数が少ないため、場合によっては施設内のレストランで作業する必要があるかもしれません)。
料金体系は1日利用(2,300円、館内着付き、事前のオンライン購入で2,000円)の価格のみという構成で、時間を気にすることなくじっくりしっかり稼働出来ます。
都心から距離があることがネックですが、それを差し置いてもあまりまる良さがあります。
男性女性どちらも利用出来る施設です。サウナ内にテレビはありません。サウナ、水風呂、一部エリアは会話NGです。脱衣所に自動販売機がある他、施設内にレストランがあります。
花景の湯を利用すると、併設されているHANA BIYORIという美しい花の庭園やカワウソに囲まれた施設も無料で利用できます。
竜泉寺の湯 八王子みなみ野店(八王子)
竜泉寺の湯 八王子みなみ野店
八王子みなみ野にあるスーパー銭湯です。最寄り駅(京王片倉駅)から徒歩15分ほどの位置にありますが、八王子、北野、橋本から出ているシャトルバスを使った方が楽です。
サウナ2つ、水風呂3つ、風呂は数え切れないほどあり、都心の温浴施設とはダンチのスケールを誇ります。
それぞれの品質もとても高く、十二分に整うことが出来ます。
コワーキング目線ではWifiがある(らしいのですが、コワーキングエリアではID/Passwordが書かれた紙などは見かけませんでした)ほか、有料の岩盤浴エリアにかなり広いコワーキングエリアがあり、コンセントもあるため作業難民になる心配は無さそうです。
料金体系は1日利用プランのみという構成で、時間を気にすることなくじっくりしっかり稼働出来ます。また、あくまでサウナ特化型施設ではなくスーパー銭湯であるため、都心のサウナ施設の利用料が3,000円を超えることも珍しくないなか、平日1日利用で950円という驚愕のコスパを誇ります(コワーキングエリアがある岩盤浴ゾーンに入るには別途750円が必要ですが、それでも破格)。
ただし、コワーキングエリアでは(筆者環境では)ソフトバンク回線の電波がほぼ入らなかったため、テザリング環境で稼働するスタイルの方は注意が必要です。
男性女性どちらも利用出来る施設です。ドライサウナ内にテレビがあります。会話NGエリアはありませんが、大声での会話は非推奨で、外気浴/露天エリアはかなり静かです。脱衣所に自動販売機がある他、施設内にレストランがあります。
岩盤浴エリア(エリア内のコワーキングエリア含)を利用する場合、専用の館内着を着る必要があります。
saunahouse(川崎) 1/23追記
https://nus-saunahouse.com/
2025年1月に出来たばかりのサウナです。男女同スペックを謳い、それぞれの浴室にサウナが5個、水風呂が4個、つまりサウナが10個に水風呂が8個あるビルまるごとのサウナ施設です。お風呂も1つずつあります。
サウナはそれぞれしっかりと特徴がありつつもおしなべて高品質で、水風呂もシングルから不感温まで幅広いバリエーションがあるため、各々の好みにあった楽しみ方ができます。
コワーキング目線ではWifiがある他、併設されているカフェレストランで作業することが出来ます。
料金体系は5時間まで(2,750円、平日午前までの受付で+3時間)のプランのみで、特に午前中に入ってしまえば退館時間を気にせずじっくりしっかりと仕事が出来ます。
作業場がレストランなので会話NGではないため、他のお客さんの話し声が気になる場合があります。BGMが全体的にでかい、アナウンスが足りていないなど細かいところを見ると気になる点がないわけではありませんが、オープンしたばかりなのでそのうち改善されるでしょう。
男性女性どちらも利用出来る施設です。サウナ内にテレビはありません。一部サウナ部屋は会話NG、それ以外のサウナや浴室は小声なら会話OK、レストランは会話OKです。脱衣所に自動販売機、浴室に給水器があるほか、施設併設のレストランがあり、コーヒーが入手出来ます。
ジャングルジムのような多段サウナ、アロマ水が出てくるオーバーヘッドシャワー、霧が降り注ぐ休憩椅子、泳いだり潜ったりしてOKなプール水風呂、定期的に雨が降るミストサウナなど、他で見たことがない設備が多数あります。