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はずかしかったことは誰にでもあることを教えてくれる絵本 | 『めちゃくちゃはずかしかったこと』を紹介します。

あなたには今思い出しても「めちゃくちゃはずかしかったこと」ってありますか?

私はあります!沢山あります。ミスが多く、うっかりしがちな私、若い時には今よりもっと何もかもできなくて、メンタルも弱くて、たっくさんの「はずかしかったこと」をやらかしてきました。

今だってあります。本当に嫌になる・・
焦ってしまうと、細かいミスをしてしまうのです。

でも、そんな時、この絵本を読めば少~し、気持ちがラクになります。楽しくなってきます。

(もちろん、人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせたりしたら謝ったり、同じ間違いをしないように気をつけなければなりません。)

そんな風に「はずかしかったこと」がちょっと楽しい感じに思える、そんな絵本を紹介します。


1絵本の紹介

今日ご紹介する絵本は『めちゃくちゃはずかしかったこと』(リュドヴィック・フラマン 文 エマニュエル・エカウト 絵 ふしみ みさを 訳 あるなろ書房 出版)です。


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この絵本の「ぼく」は以前にやってしまった「はずかしかったこと」を色々話してくれます。とびばこを飛ぶお手本を見せる時にみんなの前でオナラが出てしまったこと、好きな女の子と話している時に突然鼻ちょうちんが出てしまったこと、友達の前で小さい時のあだ名で呼ばれたこと・・などなど、「ぼく」の恥ずかしかったことが可愛い絵で紹介されます。微笑ましくて、ニヤニヤ笑って読んでしまいます。

そして、この絵本の最後は

だけどさ、これが じぶんのことじゃないと めちゃくちゃ おかしいんだよね!

『めちゃくちゃはずかしかったこと』リュドヴィック・フラマン文 エマニュエル・エカウト絵 ふしみ みさを訳 あるなろ書房 出版より引用

という文章で、友達のおかしいことが起こった場面で終わっています。


2・「恥ずかしかったこと」とは


①誰にでもある

この文章を書く前にネットで「恥ずかしかったこと」というワードを調べている時に、「あなたの恥ずかしかったことを教えて下さい」というような記事がいくつもあり、それを読んでいると申し訳ないけど、面白くなってきました(ごめんなさい笑)

例えば、、待っている車を自分を迎えにきてくれた車と間違えて乗ってしまったりとか・・
この間違い、結構多いみたいなんですよね、

私も自分が「うっかりや」ということを重々承知なので、その可能性は大だと思い、夫が迎えに来てくれた車に乗る前にナンバープレートを必ず確かめます。今のところ大丈夫ですが、そういう間違えをしている人がいると知って、「なんだ、世の中にうっかりやさんって、いっぱいいるんだ」と同志を見つけたような気持ちになりました。

その他には、そんなに恥ずかしいと思うこと?という内容もあり、自分は恥ずかしいと思っていても人にとってはそれほどでもないと思うこともあるんだなということもわかりました。

・・と、絵本や人の体験談ばかり見て楽しんでいると申し訳ないので、私の今でも覚えている「恥ずかしかったこと」をひとつ。

中学生の時、お弁当の時間、男子が話していることを何気なく聞いていたら面白くて、思わず、鼻がズルっと出てしまったこと それを男子に見られていたらしく、あとで「〇〇(私のこと)、さっき、鼻出てたやろ?」(言わなくてもいいのに)と指摘され、思わず「えっ?出てなかったよ」とシラをきってしまったこと。思春期だったので、余計、恥ずかしかったです。

なので、恥ずかしかったことは誰にでもあります(笑)


②チャームポイント?かも。

今は立派な大人でも、小さい頃、若い頃はこんな失敗をしてしまった、と聞くとなんだか親しみが持てます。
小学生の頃、伝記本が好きで、よく読んでいましたが、偉い人も子どもの頃は失敗したり、笑われたりするエピソードが必ずと言っていいほどありました。そういうのが好きで読んでいたのかもしれません。

よく考えると、何も失敗しないで、いつも沈着冷静な人なんて面白くないかもしれない。

この人いいな、と思うのは、完全無欠の人だからじゃなくて、失敗をしたり、感情的になってしまったりするところがその人の個性で、そういうところがあるからこそ、人間味があり、「いいな」とほほえましく思ってしまうのかもしれません。

人の欠点こそ、もしかしてその人のチャームポイントなのかも、とすら思えてきます。

③人生の楽しさに不可欠

今まで楽しいことが、どういう場面かを振り返ると友達と大笑いしている光景など浮かんできます。それはきっとちょっと失敗してしまったこと、恥ずかしかったこと、おかしなことだったんですよね。きっと。
だから「恥ずかしかったこと」は人生を楽しくしてくれるのに不可欠なのかもしれません。

また、自分のことはすごく大きなこととして、穴があったら入りたい!記憶から消し去りたい!とかすごく思うけど、人が間違ったことやおかしいことをした時、笑ってしまって、そしてそんなことは覚えていません。

3・まとめ


この絵本は人間の「恥ずかしいこと」に対する心理がよくわかってとても面白いお話でした。
また冒頭でも言いましたが、絵がとっても可愛くて。ほほえましく、楽しくなってきます。

失敗を沢山してそのたびに落ち込んでいる人はこの絵本を読んでみてください!
きっと笑えて、心が少しラクになります。
私も少し、自分の「恥ずかしかったこと」がちょっと気がラクになりました。

あともうひとつ。絵本カバーのところに作者のリュドヴィック・フラマンさんのプロフィールがあるのですが、これも面白い。まさにこの絵本を書く作者さんなんだなあと思いました。こちらも楽しみにしてください。


さて・・・


あなたの「めちゃくちゃはずかしかったこと」は何ですか?


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