
子どもの運動会でやらかしてしまったのでひとり反省会
秋ですね〜
先日、小学校の運動会に行ってきました。
初めて『大玉ころがし』を見て感動!インパクトがあって良いですね。転がすのやってみたい。
『応援合戦』は、1年生から6年生まで縦割りでチーム分けして行います。子どもたちの考えたダジャレや替え歌、ダンスなど…。細かい内容は聞き取れなかったけれど、ちびっ子から大きい子までみんな楽しそうでした。
また、6年生と思われる児童たちが実況アナウンスやタブレットでの撮影、道具の設置など各種仕事を受け持っていて、自主性が育ちそうで良いなぁと感じました。
『組体操』は危なくないレベルで。
昔はけっこうハイレベルなことをやらされてましたよね⁈
怪我が問題になり、『感動ポルノ』と揶揄され内容が見直されたような。
時代にあわせて、運動会も少しずつ変わっていきているのですね。
一つだけ残念だったこと。いつからか全国に広まり、子どもたちのあまりある愛らしさで大好評の『チェッチェッコリダンス玉入れ』が、わが校では今年度から無くなってしまった。毎年1年生がやっていたのに。悲しい。
やらかしたこと
さて、上の子のリレー。
プリントを何度も開き、子どもの待機位置と走る順番を念入りにチェックします。
しかし、しゃがんで待機している子どもたちを眺めても本人が見当たらない…。まぁバトンパスエリアに立ったら分かるでしょ、と観戦スタート。
走るっていいですよね。
リレーは個々の走りが勝敗に影響するから、みんな頑張らざるを得ない(私は足が遅かったので子どもの頃は苦痛でしたが)。
知っている子知らない子、遅い速いに関わらず、子どもたちが等しく、美しい。
「こんなに尊いものを見させてもらっていいのか」と、心打たれます。
また、幼稚園の時の運動会では地蔵のように頑なにリレーを拒んでいたお友達が普通に走っていて、涙腺がぐっと緩みました。
リレーのルールにも工夫がありました。
「ワープコース」といって、チームごとに4回ずつ大幅に内側に白線が引かれたインコースを走ることができます。
これは、なんらかの事情で長距離を走るのが難しい児童などを中心に使用されるようです。なるべく全員が参加できるように配慮されているのですね。
そんなこんなで白熱しながら目の前を走る子たちを応援していましたが、気づいていませんでした。
いつの間にか自分の子どもが目の前を走り抜けていた
ことに。
なんと、子どもの鉢巻きの色を間違えて覚えていて、ずっと違うクラスを応援してしまっていたのです!
「さすがにもう見つからないのはおかしい」と、レース終盤で気づいたものの、時すでに遅し。子どもに言われた鉢巻きの色は、無意識のうちに去年の色にすり替わっていました。ショック。
実はわたし、たまにすごいポンコツなことをやらかしてしまいます。
前日の夜は予兆があったのかソワソワして眠れず、ひたすら準備をしていました。
体操服袋ヨシ、お弁当箱ヨシ、水筒ヨシ、と仕事猫さながら指差し確認、空の容器をキッチンのカウンターに並べて眠りにつきました。
それでも、結局やらかしてしまうとは。
一人なら「あーやっちゃったなぁ(自己責任)」で済む話でしたが、今回は被害者がいます。
親に走りを見てもらえなかった子どもと、
一眼レフを構えてシャッターチャンスを狙っていた夫です。
気まずさ100%です。「ごめん」としか言いようがありません。
小学校の運動会は4回目。
わが子にド派手な靴下を目印に履かせる、というハック術は「もはやする必要がない」と思うほど、油断していました。
運動会のプリントにはクラスごとの鉢巻の色についての記載がなく、紛失防止のためか子どもは一度も持って帰ってこなかったので「口頭で確認するしかない」状況でした。
ビデオカメラを固定で回していたら映っていたでしょうが、当日は天候不順のため三脚と一緒に置いてきてしまっていたことも悔やまれることのひとつです。
細心の注意を払って臨んだのにやってしまった…。
「なぜだ、あの時、こうしていれば」などとグルグルと考えていたら、この本を思い出しました。
しっぱいにかんぱい! / 宮川 ひろ 作 小泉 るみ子 絵
人に言えない失敗は、だれにでもあります。
達也のおねえちゃんは、小学校のリレーで、失敗をしてしまいます。
朝ごはんも食べられないくらいおちこむおねえちゃん。そんなとき、おじいちゃんから電話がかかってきて…。
対象年齢…小学校中学年くらいから

お姉ちゃんを励ますために、家族みんなの失敗エピソードがてんこ盛りに語られます。
失敗で凹んでしまうお子さんのみならず、大人も元気付けられます!
来年のために
ひとまず、次回忘れず行うことを整理しました。
鉢巻きの色を子どもと確認しながらプリントに書く
派手な色か柄の靴下を履かせる
さすがにもう大丈夫でしょう!
早くも、今から一年後が待ち遠しいです。
失敗といえばこちらの本も!
失敗の科学 / マシュー・サイド 著
なぜ10人に1人が医療ミスの実態は改善されないのか ?
なぜ墜落したパイロットは警告を無視したのか ?
なぜ検察はDNA鑑定で無実でも有罪と言い張るのか ?
オックスフォード大を首席で卒業した異才のジャーナリストが、
医療業界、航空業界、グローバル企業、プロスポーツチーム…
あらゆる業界を横断し、失敗の構造を解き明かす !
航空機事故や医療ミスなどあってはならないことをストーリー形式で分析していくので、読み出したら止まりませんでした!
航空業界はミスをどんどん報告し、医療業界は隠蔽する体質…といった「業界あるある」も興味深かったです(日本ではどうかは分かりません。『脳外科医 竹田くん』みたいな恐ろしい医療事故の隠蔽もありますが)。
人間に失敗はつきものですから、私も今後のために再度この本を手にとりたいと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!
また他の記事でお会いできれば幸いです。