見出し画像

読書記録『必ず食える1%の人になる方法』でレアな人材へと自分を寄せていく

こんにちは。
今日は珍しくビジネス書の書評にチャレンジしてみたいと思います。
というのも、木下斉さんのビジネススクールの参考図書だったからです。

ご興味のある方はこちら。PCからならビジネス書一冊分くらいの金額で入学できます!!


藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

リクルートの営業+和田中の校長として30年間、見てきた結論!
「100人に1人」なら、無理しなくても、誰でもなれるし、食べていける!

特別な才能はいらない。たった7つの条件をクリアするだけ。
4つのタイプ【価値観×志向】別に、7つの条件を徹底解説!

あなたはどのタイプで「100人に1人」をめざす? 

*「経済的価値」(給料、年収、おかね)を重視する? しない?
*「権力(サラリーマン)」志向? 「プロ(独立)」志向?

出版社の紹介

2013年8月出版。読了までの目安…2〜4時間。

恥ずかしながら藤原和博さんのことを存じ上げていなかったのですが、リクルート出身の元バリバリビジネスマンで、初めて民間から登用された中学校校長でもあったようです(その後、橋下徹大阪府知事時代に大阪府の教育改革にも携わっていたそう)。
著書がたくさんあって、教育書も面白そうなので今度読んでみようと思います。

本の要約

まず、最低限必要な成功条件が挙げられています。
パチンコしない、ケータイゲームを電車の中で日常的にしない、など。
これはクリアーできそうな人が多いと同時に、このような本を手に取る読者にとっては安心材料となるでしょう。「自分ならできそう」と前向きな気持ちになれる良いしかけだなぁと感じました。

4タイプごとのアドバイス
マトリックス表を使って、働く人を4つの生き方に分けて分類。

縦軸が「権力(サラリーマン)」志向 or「プロ(独立)」志向
横軸が「経済的価値」(給料、年収、おかね)を重視する? しない?

で下記の4タイプに分けています。

経営者タイプ・力(組織人、経済面重視)
公務員タイプ・つながり(組織人、経済面軽視)
専門職タイプ・技(フリーランス・経済面重視)
研究職タイプ・好き(フリーランス・経済面軽視)

例えば、私は主婦なので研究職タイプになるのかな(より経済的高みを目指すなら専門職タイプ)。
どの生き方が良いとかは無くて、ご自身の価値観で選んで良いと思います。

それぞれのタイプ別にアドバイスが述べられています。
このメソッドによると、冠婚葬祭においても出席するしないはタイプ別で変わってきます。

経営者タイプでは、バブル期に第一線でバリバリ働いていた著者ならではの仕事術が知れて、自分と関係のない世界でも読み物として面白かったです。

フリーランスの項目では婚活にも触れられていて、収入が不安定だからこそ「食いっぱぐれない相手を狙え!」とストレートなアドバイス笑。

とにかく、文章全体に活気があって楽しめました。学生さんが読むと、就活の際の企業選びや生活習慣の見直しなどで色々参考になると思います。10年前の本ですが、書店や図書館の利用の仕方など私も取り入れたいことがたくさんありました。

読んだ内容を自分にどう活かすのか?

はい、これをしないとただ読んだだけで終わってしまいます(ぎく)。

筆者は1%の人間になるために、自分の特徴や強み同士を掛け算した職業を作ることを推奨しています。

また、本の中でランチェスター戦略も有効だと述べられています。
それについて述べている記事はこちら。


絵本の紹介を発信していくにあたっての掛け算…
例えば、ニッチな視点にフォーカスして濃いファンを獲得する路線が考えられます。
もし自分が僧侶だったら「仏教徒から見たクリスマス絵本」というタイトルの記事が書けるでしょう。他にも、仏教的視点で各絵本を論評していくこともできます。
もし、画家だったら「この絵師はすごい!画家が唸る絵本特集」という記事を書くかもしれません。

自分の属性はいろいろあるのですが、絵本との相性を考えると?だったりします。
そもそも、自分に関してはまだ「とにかくいろいろやってみる」フェーズな気もするので、結論は先延ばしにしたい感じです。

今のところ、元々のコンセプトである「仕事や家庭に忙しい中でも、絵本を通じて子供とのコミニュケーションの時間を大切にしたい方に絵本を紹介する」ことに変わりはありません。

これからもいろいろなことにチャレンジしながら、コツコツと記事を作り続けたいと思います。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!