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詩が結ばれる刻(101〜)

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詩のマガジン第二弾です。 第一弾が100篇目に到達したので新しくマガジンを設立いたしました。 賞味期限はありませんが、たまに腐っているものが混入しておりますので、ご自身の責任の…
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2024年11月の記事一覧

どうしてこうなった

どうしてこうなった

なんだかみだれてる

ここにねっころがって

ころげまわって

あおぞらをみたんだ

もやもやしたなにかを

そらがすいとってくれたみたい

かぜにふかれても

けしていろあせない

この はなばなのように

まっさらなきもちを

たいせつにするね

みつけたよ

みつけたよ

たいせつなきもち

じぶんのなかに

ねむってた

いえなかったこと

できなかったこと

じぶんをいつわって

やらなかったこと

いまからでもおそくない

きがつけたなら

ときはなてるはず

あのそらにむかって

おもいきり

いきをすいこんで

はじまりは いつもここから

夕暮れの月

夕暮れの月

ずっとそこにいたのに

夕方になって気がついた

太陽を追いかけて

沈んでいくのでしょうか

あなたが作る

夕焼けの中にいても

けっして

染まることのない月は

今宵あなたと

どんな夢を

見るのでしょうか

こころの花

こころの花

あなたを想って咲いてます

もう散る前だけど

あなたを想って咲いてます

あえなくても

この気持ちは消えない

冬が来ても

次に繋がる

来年も

再来年も

きっとまた

あなたを想って咲いてます