『長くつ下のピッピ』の著者アストリッド・リンドグレーンが、北欧の妖精トムテにまつわるリードベリの詩を絵本テキストとして脚色した絵本。初版は1961年。
北欧の妖精トムテは農家の守護神。日本でいえば座敷わらしに相当するのだろう。皆が寝静まっている時にひとり農場の見回りをしている。
トムテがいつ来たのか誰も知らないし見た者もいない。でも、いることはわかっている。雪に妖精トムテの足跡が残るからだ。
この北欧の妖精トムテの絵本はR.S.C. Bookstore で入手した(のは忘れていたけど値札シールで判明)。編みぐるみは英国滞在時に次男がシュタイナー学校の小1の授業内で編んだ。赤い帽子と長い髭から、おそらくトムテだろうと思う。
日本語版『トムテ』は山内清子訳により1979年に偕成社から出ているが、そちらはリンドグレーンではなく原作リードベリの詩に基づく邦訳。絵本ナビに素敵な読者レビューが多く寄せられており、日本でも愛されてきたことがうかがわれる。
リンドグレーンの英語版はネットA書店でも入手可能だが、ペーパーバックは別物にすり替わっていたのでご注意を。ハードカバーは色彩が鮮やかに生まれ変わり、いまだにロングセラーなのは良いけれど、価格もバージョンアップ⤴️している🤔
今宵どうか大雪による被害が出ませんように ☃️暖かくしてお過ごしくださいね❄️