日本の夏 私の夏
とにかく蚊に好かれている。若かりし頃、夏に木陰を生足で歩いたら、自分は30カ所近く刺されたのに、連れは1カ所しか刺されず涼しい顔をしていた。若い血ならともかく、今に至るも狙われるのは迷惑千万。昨今、飛蚊症により本物と偽物の区別もつかず、仕留められずに悔しいことこの上ない。いまや電撃ラケットを手にする暇もなく逃げられている始末だ。
鈴木のりたけさんの絵本『カ どこいった』は、巧妙に逃げまくる蚊とのたたかいを痛快に描いた傑作。でも、黒白の縞のヤブ蚊があまりにもリアルで、私は見ているだけで痒くなってしまう。
子どもの頃から蚊取り線香のお世話になってきた。ただ、田島征三さんの絵本『かとりせんこう』でも示唆されているように、自身も含めて煙にやられてしまうのが難点。強力な「けむりがもんもん」の威力は蚊以外にも及ぶ。そういえば、お寺で修行中の外国人が線香の煙で寝込んでしまわれた、と耳にしたことがある。
かくいう私とて、煙は苦手。だからアロマスプレーやらシールやら、あらゆる虫除けグッズを試した挙句、今は玄関ドア外にベープを並べ、外出時にリストバンド式のベープを愛用している。(昔のベープには頭痛で悩まされたけれど、屋外で使う分にはまず大丈夫👌)
それでもまだ、蚊に刺されまくる私。昨年左上腕に刺された跡はずっと疼いて今も痕跡が残っている。今年はまず右上腕がブツブツ刺され、つづいて左上腕へ。家族で刺されるのは私だけ。しかも刺し跡をよく見てみると、一列に並んでいる。蚊って、こんなにお行儀よく刺すもの? …んなわけない蚊😆 ってことで、どうも帯状疱疹みたい。ホンモノの蚊刺されもあるから、二重に痒くて既にキンカン200ml消費済み💰
以上、キンカンのニオイをプンプンさせながら選んだ絵本2冊でした🫢