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大人に伝えたい!!からの変化
当初はHSPさんたちに伝えたい!とスタート
しんどいなぁー消えてしまったらどうなるのかなぁーとぼんやりとしたものが心のどこかにある状態で絵本と出会った私は、まず自分のようなHSPさんたちに絵本の魅力を伝えたい!!と思いました。
繊細ゆえに生きづらかった(これ、もう今は過去形なんです!!また詳しく書きます)私が、生きづらいぞ!?と気付いてしまったことで更に生きづらくなり、大袈裟に言うと人生について夢も希望も持てなくなってしまった時に絵本に出会ってメキメキ生きる力が湧いて来たのを、誰もが同じように感じるとは思ってはいませんが、必要としている人や受け取れる準備が出来ている人に絵本を手渡していけたら…もしかして私と同じようなミラクルが起きるんじゃないか!?と思って、その想いを胸に出来ることを始めよう!!と動き始めました。
その後に"憧れ"を抱く人物を発見!!
自分が絵本を届けるためにできることを何となく頭に浮かべながらInstagramで色々と検索していくと、とある人物に出会いました♡これが、その後憧れを抱く人物となるわけですが、当時わたしが頭に浮かべていたことを、その人は既に全部やっておられ『こんな人がいたんだぁ!!』『しまった!出遅れた!!』と、恐れ多くも思ってしまったわけです(笑)
追いつけぇ〜!!の気持ちが強く、とにかく行動だ!行動!!と、まずは、Instagramのアカウントを開設。自分を何と名乗るかを決める時も今も、私は絵本と一世一代の出会いをしてしたことで、きっと死ぬまで絵本と一緒だ!!と強く感じていた為、程よく大それた名前【えほんがかり】となりました!
絵本作家さんにサインをしていただく時に
「えほんがかり!?誰のえほんがかり?何のえほんがかり?」と聞かれたこともありますが、そんな時は
「みんなのえほんがかりです!日本の、世界のえほんがかりです!!」
と、答えさせていただいています。呼ばれてないけど、あなたのそばにいます(笑)本当に、そのくらいの気持ちでやってます!!
そして話は戻りますが、HSPさんたちにどう絵本を届けていくか?を、考えた時にぶつかった問題が…どの人がHSPなのかというのは外見からはわからないというところ。一人ひとりに聞いていくわけにはいかないし、HSPさん集まれー!!と募るのも、そもそも自分がHSPだからちょっとドキドキしすぎて出来ませんでした。それだったら[大人に届ける]という目的のもと、HSPの人たちにも届けるのがいいかなぁと、伝えたい層の幅を広げることにしました。
絵本は子どものもの??
その後、絵本を大人に届けるべく、いろんな所に働きかけてみるものの「絵本は子どものものでしょ?」という強硬なバネに跳ね返されること数百回。でも、大丈夫!わたしは無事です(笑)きっと大人にも絵本を伝えたい!と活動をされている方は、同じようなご経験をされたことがあるんじゃないでしょうか?
これに対しての返答は、きっとみなさんそれぞれ活動の目的だったり内容だったりで意見が違うと思いますし、それでいい・それがいい!と思っていますが、私なりの答えとしては…
絵本は子どものために作られたものです。
だけど今大人の私たちも、かつては子どもでした。大人と呼ばれる私たちの中にも、まだ残っている子どもの部分があり、絵本をひらくことは、その子どもの部分と一緒にあそぶことであったり、子ども時代の自分に会いにいく時間だったり…。そうやってまた今の自分を知っていくツールだと思います。
⇧これが今の私なりの答えです。
これから先、また私はいろんな出会いや刺激を受け、流動的に生きていくので変わることもあるかもしれませんが、絵本が自分を知るツールというところは私の中で揺るがないところかなと思います。
本当に本当に絵本って奥が深くて楽しくて
知らない世界を教えてくれて
自分なりのメッセージも受け取れて
絵と言葉の存在が芸術であるものも多く…
って、絵本の魅力を並べたらキリがないのですが、これを大人に伝えようとした時に、また新たな壁にぶち当たったのです!!
私はたまたま大人になって絵本を手に取る機会があって、すーーーっと入って来たのですが、大人はもう既に自分の好きなものそうではないものがハッキリしています。何十年もそれで生きて来ているので、子どもの頃に絵本に親しんで来ていない人は特に(私もその類です)「今更、絵本?」と感じられる方が多いような気がしました。
どうしたもんか??と頭を抱えていましたが、伝える術を学ぶべきかもしれない!!と思いたち、いろいろと調べていく中で、以前から名前は聞いたことがあった【NPO法人「絵本で子育て」センター】の名が頭の中にチラつくようになりました。
『私は大人に伝えたいのだから、絵本で子育てするっていうのは違うよなー』と思っていて、ずっとスルーしていたのです。ですが、この時ばかりは『子育ての中に絵本を取り入れるということを学ぶことで、大人に絵本を伝えるヒントになるものがあるかも!?』と一度立ち止まってよくよく考え受講することを決意しました。
1年間の学びを終え、私が行き着いた答えは
未来の大人に向けても絵本を伝えていきたい!
というものでした。
もちろん既に大人になっている人たちにも伝えたいという気持ちは変わりはありませんが、やがて大人になる小さな人たちに絵本の魅力を伝えることが、この先、生きていく中での糧となるかもしれない!また大人になった時に絵本を開くきっかけになるかもしれない!と思ったのです。
現に、私の周りで子ども時代に絵本に親しんだ人たちは絵本を見て「懐かしい〜!!」とパラパラとページをめくったり、「これ好きだったー!!」と何度も読んでもらった親子の時間や家族の時間を思い出したり…
絵本を再びひらくことで、愛情に満ちたあたたかな記憶が蘇っている時の、キラキラたした表情は、まるで子どものようで、見ているこっちが嬉しくなります。
そんな笑顔が増えていったら世界はどうなるでしょう??想像してみてください♡
当初はHSPさんたちへ、そこから幅を広げて全大人へ、だったのが、やっぱり大人と大人になり得る子どもたちへ…と広がっていきました。
【えほんがかり】と自分で名づけた日から、これまでにいろんな気付きをもらい、試行錯誤やシフトチェンジをしながら、今の【えほんがかり】になっていきました。
まだまだ変化と進化を続けて
世界の【えほんがかり】に、私はなります!!
(でもまずは岐阜から!!岐阜の皆さんお見知りおきを。)