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ワインと絵本の夕べ 第8回

昨日8/22に「ワインと絵本の夕べ」第8回が開催されました。

第8回のテーマは「セリフのない絵本」。
ネームレス絵本とも呼ばれる、本文にテキスト(セリフ)のない絵本について考えました。

最初に取り上げられたのが、『アンジュール ある犬の物語』という絵本。
絵本好きなら、一度は読んでいるであろう名作中の名作です。

合わせて、ネームレスの絵本の読み方についても学びました。
子どもに読み聞かせをする時、ネームレス絵本、もしくは文字のある絵本でも、見開き内に文字がないページが出てくると、読み方に困ることがあります。
イベント内で話されていた「正解を出さない」「子ども達がどう感じているかを問いかけながら読み、押し付けない形で導く」といった考え方はとても参考になりました。
いつか、自信をもってネームレス絵本を読み聞かせられるようになりたいなあ……!

さて、お酒の方ですが、今回はついに「シャンパン」!
三種類のシャンパンの紹介がありました。

ピエール・ジモネ / ガストロノーム ブリュット プルミエ クリュ ブラン ド ブラン 2020
フランス ドゥーツ ロゼ ブリュット2018
ボランジェ ラ グランダネ 2012 グラン ダネ Bollinger La Grande Annee

暑い夏の日は、泡を呑みたくなりますよね(呑兵衛発言)
さて、恒例のお勉強タイムもありました。

こちらの問題、全問正解の参加者が御一人いらっしゃいました👏

さて、シャンパンについて学んだあとは、絵本の話に戻ります。
イベント内でもう一つ紹介があったネームレス絵本が『きもち』でした。

この絵本は厳密に言えば、絵本の後半に集中してテキストが入るので、ネームレス絵本とは言わないのかもしれません。ですが、前半には、テキストなしで長新太さんによる素晴らしい絵のページが広がっています。

最後、会場のブックハウスカフェ店長の今本様のお話を伺って、まだまだ知らないネームレス絵本があると思いました。これからも少しずつ開拓していきたいと思います。

次回9/19のテーマは「絵本の中の詩」。谷川さんの『生きる』という詩を題材にした同名の絵本を取り上げる予定です。
この絵本、大好きな絵本の一つです。
ぜひ、ご都合がつく方はご参加いただき一緒に味わいたいと思います。


講師の木村美幸先生の新作『ほんとうは、どうしたいの?』
(文: 由美村 嬉々(先生のペンネームです)、絵: すみもと ななみ)

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