絵本カタリスト中級(2回目)を受講してきました
先週土曜日は、絵本カタリスト中級第2回目のスクーリングでした。
会場は岩本町にあるビルで、ここももう3回目……随分と慣れてきました(岩本町のバンコックポニーってタイ料理屋さんがめちゃくちゃ美味しいので、リピしてます)
場所には慣れましたが、講義の内容はどんどん高度になっていきます!
受講の日数も限られるので、いい意味での緊張感があります。
講義は、以下のテキストをベースに行われます。
『絵本で実践! アニマシオン: 子どもの力を引き出す26のプログラム』(北大路書房)
本書は講師の木村先生が先月出版されたばかりの新刊です。
ところで、アニマシオンってご存知ですか?
私は恥ずかしながら木村先生に出会うまで全く知らなかったのですが、スペインのモンセラット・サルトさんが開発したメソッドで「子どもたちに読書の楽しさを伝えるとともに読む力を引き出すために1970年代から開発した,グループ参加型の読書指導メソッド」(出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版)だそうです。
絵本カタリストの講座では、主にこのアニマシオンで使われる様々な手法を学んでいくのですが、中級2回目まで学ぶと、かなり様々な手法(アニマシオンでは、具体的な手法を「作戦」と言ったりしますが)に触れることができます。
先生の実演もありつつ、先日の土曜日は、受講生自身も実演をする機会が多くありました。
でも、これがとても楽しいんですよね。
なんでしょう、やっぱり、まず題材がいいんです。
素晴らしい名作絵本って読むだけで感動しますし、気力や活力のようなものをもらうこともできます。
更に、アニマシオンを使って、その絵本を能動的に、より深く味わっていけます。大人がやっても、とても学びになるし、脳も心も活性化されている感じがします。
仕事で使っていない脳の部位を使っている感じがして、終わったあと、ヘトヘトになるのですが(笑
一冊の絵本を教育現場や家庭で、子どもと一緒に深く読み込むのって結構大変だったりします。多様なアプローチを持つ「アニマシオン」を活用できるシーンは多いんじゃないかと感じました。
中級の最後には、試験が……(*_*)
皆んなビクビク受けていましたが(笑)、無事に全員合格でした。
中級に合格すると、かっこいい賞状がいただけます!
今回も、充実して楽しい講義でした。