知ってる? 【日本語が伸びると英語も伸びる説】
おうち英語をしている実践されている方
これから始めようかなと思っている方
こんにちは☘
日英絵本講師の卵のなるせまいです。
おうち英語をしているとついつい
英語力を伸ばすことは一生懸命に考えて、母語である日本語について考えたこともなかった!ってあるあるなんじゃないかなと思うのですが、いかがでしょうか🐣
読者の皆様、
「母語(日本語)が育っていると、第二言語が伸びる説」をご存知ですか?
我が子の英語力を伸ばしたいと考えている方にぜひ知っていただきたい内容です🌟
それでは詳しくご紹介します。
まず、言葉には生活言語と学習言語が存在します。
生活言語はその名の通りで、日常生活を送る際に必要な言葉です。
「ごはんを食べる」「トイレに行く」
大人で言えば友人との日常的なLINEのやりとりや会話など。
では学習言語とは?
読書や学習活動で獲得される言語能力です。本や資料、ニュースなどに出てきます。
学習内容を深めるためには必要不可欠です。
ここで皆さんに質問です。
子どもにどのようになってほしいと願い、おうち英語を始めましたでしょうか?
きっと、
「将来仕事で使えるように」
「海外どこにでも住めるように」
「世界にともだちを作ってほしい」
「学校の授業で困らないように」
などなど考えて始めた方が多いのではないでしょうか。
ここでは願いのひとつ、将来仕事で使えるようにの視点で考えます。
「仕事で使える英語力」とはすなわち、先程の学習言語を習得できている状態です💡
英語の学習言語能力を身につけるには、結論からいうと読書が必要です。
でもその前に。
私たち日本に暮らす日本人が英語で学習言語を身につけるためにはまず、
日本語の学習言語も備えている必要があります。
なぜかと言うと、私たちのコミュニティでは圧倒的に日本語に接して暮らす時間が多いです。
そうすると思考を深めるときには「日本語の言葉」を用いて頭の中で考えます。
(※ここではインターやプリスクールに通う環境の話は省略します。)
日本語で生活言語だけでなく学習言語も身につけることで、より高度な抽象的・概念的なことを表現したり認知発達させることができます。
このように日本語で思考を深められると、英語に変わっても思考を深めやすくなると言われています。
日本語と英語は一見まったく違うように思えますが、習得した人の頭の中では根っこの部分で思考が繋がっていると考えられているからです。
そして第一言語の日本語であまり上手くできないことを、第二言語の英語ではできるといったことは滅多に起こりません。
(※日本人の親も高度な英語力を持ち、家庭内でも英語で会話をしながらインターに通うといった特殊な環境の場合は除きます。)
このようなことから、たとえ幼少期から「母国語方式」で英語に触れさせていたとしても、私達日本人が国内にいる限りは日本語が重要なのです。
それではまず我が子の日本語の学習言語をどのように伸ばしていくか?
おすすめの方法は、絵本の読み聞かせをすることです!
(続く)
※ちなみに、日本語を十分高度に発達させてからおうち英語を進めようという話ではありません。
日本語も英語もどちらも大事で、同時進行がよいと考えています🌸