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ロングセラーじゃない絵本

絵本選びに困ったらまずはベストセラー!

そうですそうです。まさに模範解答。

毎年毎年、新作絵本が出ている昨今。お母さんお父さん(もはや子どもも)絵本選び迷子。

子どもが喜ぶ絵本がわからないようなら、まずはロングセラーを手に取るのが脱迷子の第一歩。


ですがね、ロングセラーを発行から20年と定義するとしたら、、、

ロングセラーも結構あるやないかい!!

ロングセラーを楽しむをモットーに絵本探しをすると、ロングセラーだけで読み聞かせの季節が過ぎ去ってしまう可能性もあるほど・・・笑

(例えば、エリックカールさん縛りで絵本を読み漁ったとしても、十分絵本棚は潤うと思います。)


ロングセラーで十分絵本棚が潤う・・・ということは、直近で出版された絵本はとりあえず無視してもよいのでしょうか・・。

私ならこう答えます。

「好きな絵の絵本を見つけて、気になってしかたないなら、絶対買って」


ロングセラーでなくてもすごい絵本は星の数ほどある

福音館書店から毎月絵本の月刊誌が出版されていますが、表紙を見るだけでもうビックリ。

毎月毎月、全然作風が違う。

当たり前ですが、画家さん・作家さんが毎月変わるからです。

どれが優れているとかどれが劣っているとか全くなく、それぞれが個性的。

「あ、素敵な絵。」と思って通り過ぎた絵本が必ずしも20年後残るとは限りません。どんなに素敵な絵本でも売れなければ絶版になってしまう。


もし、10秒、気になって目が留まった絵本があったら、

きっとそれは運命


ロングセラーじゃないとか、知っている作家さんじゃないとかそんなことは抜きにして、是非購入していただきたいと思います。


「絵本を買う」=「この絵本を後世に残したい」

ちょっと大げさかもしれないですが、いつもそんな気持ちで絵本を買うようにしています。

良くも悪くも、消費者の感性が未来のロングセラーを決めることになるのです。

絵本講師として社会に学びを還元していきたいと思います。