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【中華BL小説】将進酒/サブCP松玉

唐酒卿の「将進酒」のサブCP松玉についての感想です。
将进酒の感想まとめは別記事にまとめています(←テキストリンクをクリック)

⚠️最終話までのネタバレ含みます⚠️
この先読むのは自己判断でお任せします
































■喬天涯(喬松月)×姚温玉(姚元琢)



その後の策舟のエピソードを読んでも寂寥感がいっぱいでした。
副CPの松玉は、不穏な雰囲気はずっと続いていて、まぁそうなるんだろうと思ってはいたものの、想定外のエピソードで驚いてしまいました。
策舟が幸せであるほど、松玉の最後が悲しくて切ない。

乔天涯が元琢の最期に間に合わないのって、そんなのある?!
番外編の乔天涯も切ない😰
唐酒卿先生〜〜〜!!!!!😭


最終話「高殿」の沈澤川と元琢の会話から、元琢から沈澤川(王)への思いが伝わってきて、このふたりの関係がとても好き。
番外編(4)のエピソードも、なかなかにしんどいですが、乔天涯のお話があって、読めて本当によかったです😭

乔松月と姚温玉の初めての出会いが描かれているのは何話?
乔松月→姚温玉への一目惚れなら、
姚温玉→乔松月へ好きになっていったのは、いつ?

お互いの家が没落して、自身が凋落していったあとに再会して、
毎日触れているたびに、乔天涯→元琢への想いが伝わって、元琢も自分の欲望に気づいていったけど、認めたくなかったんだろうな。

死期を悟ってようやく自分の欲望を認められたけど、でも明確に想いは伝えてないけど、
比喩で伝えあってるのも、風情があるというか頭良すぎて解釈できない!😇

松玉こそ二次創作(ファンアート)があって本当によかった、少しは気持ちが救われる。

と思いながら将进酒を読み返してます。

副CPの乔天涯と姚温玉(松玉)
姚温玉のラストに救いを求めて、すてきな解釈をみつけました。

作者のなかでは元琢は「謫仙」。(謫仙とは 天上界から人間の世界に追放されてきた仙人。また転じて、神仙にたとえられるような非凡な才能をもった人。)

老子の名言「功成り名遂げて身退くは天の道なり」のような人。
(人生で成功したら、すみやかに身を引くのが賢い生き方である、ということ)
また、乔【天涯】も名前から、そういう運命を辿らせるつもりだったのでは?
(「天涯」は一人孤独を意味する)

《将进酒》里姚温玉必须要写死吗?
https://www.zhihu.com/question/462077897/answer/2073680739
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268話「菩提」の喬天涯と姚温玉の会話(魔翻訳)ですが、

姚温玉「人生は功徳を多く求めることではなく、平安に健やかに生き続けることが良いことなのです。
私はあなたが長く生き続けられることを願っています」

表情を変えず、でも目を赤くして、喬天涯は答えた。
喬天涯「私が良縁を得て、子孫繁栄することをどうして祈ってくれないのか」

姚温玉は何も答えたくなかった。

この「子孫繁栄」とは、喬天涯が他の女性と結婚して子供を生むことを指すのか、
姚温玉と共に生きて(養子を迎えるなどして)家が続くことを指すのか、どちらでしょうか…。