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半年経っての感想 / 1回生 #77 武末治樹

こんにちは!愛媛大学フットサル部広報部です!
今回は入部して半年が経った1回生に感想と今後の目標について書いてもらいました。

本日は武末治樹選手です!

是非一読ください!


一回生の武末治樹です。今まで部活をしてきて感じたことを書きたいと思います。まず、フットサルを始めたきっかけは、大学で新しい挑戦をしたいという思いからでした。私はそれまで長年野球を続けてきました。野球は自分にとって、技術やチームワークの重要性を学ぶ場であり、心身ともに鍛えられる貴重な経験となりました。ですが、大学進学を機に野球ではない競技に挑戦したいと思い、その時に出会ったのがフットサルでした。

フットサルは野球とは全く異なるスポーツで、最初は戸惑いもありました。野球とは違い、常に動き続けるフットサルは、狭いフィールドで瞬時に状況が変わり、プレイヤー全員が攻守を切り替えるというスピーディな展開が多いです。ボールを使った戦略やフィジカル的な動きを実際にやってみると、フットサルの複雑さとスピード感に圧倒されました。

最初のうちは、ボールコントロールがうまくいかず、味方にパスをつなぐこともままならず、失敗ばかりでした。特に野球とは異なる動きに対応するのが難しく、ボールを扱う足の技術や、短時間での判断力が求められる場面で苦労しました。それでも、チームメイトや監督、頼りになる先輩方からのサポートのおかげで、楽しく真剣に練習を重ねることができています。そのため、徐々にボールの扱い方やポジショニング、チーム全体の動きを把握する力がほんの少しづつですが付いてきているように感じています。


その中で、特に意識して取り組んだのは「基本を徹底すること」でした。野球の経験からどのスポーツでも基礎が最も重要だと学びました。正確なパスやシュートのフォーム、守備時のポジショニングなど、フットサルでも基礎的な部分を固めることが、上達の鍵になると感じました。初めは焦って上級者の技に挑戦しようとすることもありましたが、結局は基礎ができていないと応用はできないことを痛感しました。そこで、毎回の練習では基礎的なスキルを徹底的に繰り返すことを心掛けています。

また、チームプレーの重要性も改めて認識しました。野球もフットサルもチームスポーツである点は共通していますが、その細かいところは大きく異なります。フットサルでは、瞬時の判断が求められるため、個々のプレーヤーが常に全体を意識しながら動く必要があります。ボールを持った選手だけでなく、周囲の選手がどう動くべきか、どのタイミングでサポートに入るべきかを考えることが大切なので私はこれまで培った野球での経験を活かしつつ、より柔軟で迅速な判断力を磨くことに力を入れたいと思います。

一方で、個人的な技術の向上にも力を入れてきました。フットサルの魅力の一つは、個々のプレーヤーが持つスキルが試合の流れに大きな影響を与えるという点です。そこで、ドリブルやトラップ、シュートの精度を上げるために、トレーニングを重ねました。特に、自分のポジションのピヴォはキープ力とスタミナとフィジカルが一番大切だと自分は感じているので、ジムでのトレーニングや、先輩のプレー動画を見て学ぶなど、試行錯誤を重ねています。試合中に自分の技術が活かせた時の喜びは非常に大きいと思うので、それがまた次の挑戦へのモチベーションとなるよう、これからも努力を続けていきたいと思います。


これからもフットサルを続ける上で、私が目指すのは「ここぞという場面で決め切れるストライカー」です。個人技だけでなく、チーム全体にいい影響を及ぼすことのできるピヴォを目指していきたいです。そのためには、自分自身の技術向上はもちろん、チームメイトとのコミュニケーションや戦術理解を深めることが欠かせません。これからは、わからないことを放置せず、たくさん学んでたくさん失敗したいと思います。

戦術理解をさらに深めるために、戦術書を読んだり、他の試合を分析したりして、自分自身のフットサル力を磨く予定です。また、メンタル面でも強化を図り、試合中に冷静に判断できる力を養いたいと思っています。自分は特にキレやすい短気な所があるので、緊張や焦りやミスが冷静さを鈍らせることがよくありますが、そうしたプレッシャーの中でも自分の力を最大限に発揮できるよう、メンタルトレーニングにも取り組んでいきたいです。

フットサルは、技術だけでなく精神的な成長も促してくれるスポーツだと感じています。野球からフットサルに転向したことで、新しい視点やスキルを得ることができました。これからも、常に挑戦を続け、成長し続けたいと思います。そして、将来的には自分が培ってきた経験を後輩や仲間に伝え、チーム全体が一丸となって高みを目指せるような存在になりたいと考えています。フットサルを通じて得られる学びは、監督も言っていたように、社会に出たときにもきっと役立つと思います。これからも努力を重ねていきます。ここまで読んでくださりありがとうございました。
                                                     武末治樹

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