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第5回/えひめインターナショナルMeet-up設立のわけとは/谷村一成

こんにちは!
えひめインターナショナルMeet-upの谷村です。
今回は、2023年9月30日に開催された第5回えひめグローバルトーク_地域の仲間編の様子を記事形式で編集してご紹介します。

なお、えひめグローバルトークは、愛媛県で暮らす海外出身の方や、地域で国際交流・多文化共生に関する活動に取り組む日本人住民の方が、ご自身のライフストーリーや愛媛での仕事・暮らしなどについてお話しすることを通して、同じ愛媛県で暮らす海外出身者のみなさんにロールモデルを示すことや、地域とつながるきっかけとなる方をご紹介することを目指して行なっています。


今回は、これまでのゲストを呼ぶ形式ではなく、当コミュニティを運営しているえひめインターナショナルMeet-up代表である私が、どのような背景があるのか、いまの活動と課題、そしてこれからの展望について話しました。
この記事ではその抜粋をお伝えします。

ーーーえひめインターナショナルMeet-up設立の背景

私自身は、お隣の香川県出身で、高校卒業後は東京の大学に進学し、その後就職したので、愛媛県での居住歴はありません。(もちろん親戚は松山や宇和島に多く住んでいますが)

ではなぜ愛媛だったのか。それは、新卒で入社した会社に関係があります。入社した会社は、外国人労働者が日本企業で働く支援を行う事業をしていました。そこで、四国出身の私は四国地方の企業の担当をすることになりました。やはり、四国の経済の中心である愛媛県の企業がお客様の中心となり、多い時には毎月、いや月何回か愛媛県に出張することに。

しかし、自分が関わって入社した外国人の方からも、雇用した企業の方からも、転職や就職で来日・来県した外国人が地域で孤立して、志半ばで帰国・転出してしまうという課題が相談されるようになりました。どんなことができるだろうかと協議をはじめて、2022年6月にえひめインターナショナルMeet-upの設立に至りました。

ーーーいまどんな活動に取り組んでいるのか

まずはコミュニティ形成です。海外出身住民の孤立の問題の解消のために、まずは同じ海外出身者どうしや、同世代で海外出身者との交流にポジティブな日本人住民とつながる場をつくることから行っています。オンラインでの交流イベントから始まり、今年度は対面のイベントを3回実施予定です。くわえて、Lineオープンチャットを利用した情報提供や毎月開催のトークイベントを行っています。

ーーー今後の展望は

まだまだつながっている人々は少ないので、どれだけ多くの海外出身住民の皆さんと繋がることができるかをまずは頑張りたいと思います。加えて職場づくりと地域づくりも行っていきたいと思います。
先日も、職場で海外出身者と日本人がなかなか関わらないという相談をいただきました。交流のきっかけとなるワークショップの実施などもしていきたいと思います。
さらに、駅やスーパーといった公共的性格のある施設等の練り歩きなどを行い、より海外出身者視点で利用しやすい場所をつくる取り組みも進めていきたいと思います。

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