生きづらさをほどく(10月活動記録)
こんにちは。えひめです。
新潟県阿賀町に引っ越してきてから、あっという間に2か月が経ちました。
月1回のnote更新以外に、実は日々心が動いたらtwitterで呟いていて。1か月分ツイートを振り返ってみると、なかなかに日々葛藤してるな~って感じです。(笑)
書きたいことはたくさんありますが、今月のTOPICSを3つに絞ってお話します。
①人生のテーマを言語化できたこと
今回の活動記録のタイトルでもある「生きづらさをほどく」。この言葉に出会えたことは、今月のなかでも大きな成果かもしれません。たしかに何かしらへの感度をもとに動いているはずなのに、それを言語化することが出来ず、ずっともどかしかくて。この言葉を思いつく直前は、今思うと結構しんどい時期で。
私は基本的にリスクや懸念、不安、責任感、各関係者がどう感じるかが先行するタイプで。おそらくHSP気質も相まって、深く情報処理をしすぎて、色んな感情を一気に抱きやすいほうなのだと思います。
本当はわくわくしながら進みたいけど、油断するとすぐに「〇〇しなきゃ」に飲み込まれてしまうし、そうするとなんだか「私と一緒につくっていても、面白くないんじゃないか」とかもやもやして。
かろうじて「あ、いまたぶん私認知歪んでんな~」というメタ認知は残っているので、何とか修正して、みたいな繰り返し。
その過程で、色んな感情が一気に押し寄せて絡み合って「しんどい!」ってなっているけど、ひとつひとつほどいてみると、ちゃんと「わくわく」とか「こうしたい!」とかそういう前向きな感情の糸も確かにあることに気づいて。
そしたら、「あ~、わたしはずっと"生きづらさ"をほどきたかったのかもしれない」と思えてきて。
それからは不安に飲まれそうになりつつも、絡まり合った感情のなかにわくわくを見つけて勝たせにいく動きをするようにしたり、「本当はもう少し素直になりたい」という気持ちを引きだして「今日1日はいったん素直キャンペーンしてみよう!」みたいな感じで、素直を演じてみたり。
自分にとっての"生きづらさのほどきかた"を少しずつ増やしていきたいなと思っています。
②やっぱり複業、はじめます
地域おこし協力隊は最長任期3年のため、出来る限り早い段階で自分の収入の柱は増やしていきたいという気持ちはあり、春を目安にまずは1つ複業を始めたいなと思っていました。
が、実は、ダメ元で応募していたSHElikesのキャリアプランナー職の募集で採用をいただき、予定よりはやく複業をスタートすることになりました。SHElikesはマルチにクリエイティブスキルを学ぶことができる女性向けのキャリアスクール(他にも色んな素敵要素はありますが)で、私自身も受講生であり、プランナーの仕事としては、無料体験会に参加された方々のお話を聞いて、ほどき、背中を押すお仕事だと認識しています。
もし私が、いま1番働きたい民間企業はどこかと聞かれたら、迷わず答える会社で働けることになったのはすごく嬉しい反面、絶賛本業の立ち上げ期と重なり、思うようにインプットやロープレ練習に時間が割けない焦りもあり、、、。
でも、文章を読んでいてお気づきの方もいるかと思いますが、この仕事にも"ほどく"に繋がる部分があると思っていて。大変なのは重々承知の上、応募してしまいました。(笑)
私もそうだったんですが「体験会」に来てる人たちって、色んな感情が絡み合っていることが多いと思うんです。面白そう、わくわくする、期待感。でも自分に出来るのだろうか、今でなくてもいいんじゃないか、自分より出来る人なんてどうせいっぱいいるし、自信ないな、みたいな。すぐに期待値調整をして、傷つかない(行動しない)選択をしてしまいがちで。
でもよく見ると「本当はこうしたい」という気持ちは確かにあって。そんな感情をほどきだして、進みたい道へ強くしなやかに進みだすお手伝いが出来たら、私としても幸せだなあと。それが何だかタイムリーで、思わず挑戦してみることにしました。
加えて、私自身いまは想定よりも本業の事業の根幹をつくる仕事がメインでデザイン系に振れていませんが、今後は少しずつデザイン、マーケ、広報、ブランディングまわりに力をいれていきたいと思っているので、そういう意味で本業にも中長期的に拍車をかけてくれるんじゃないかと踏んでます。
ある種数値を追うことにもなるので、前職の営業経験を伸ばす機会にもなると思っていて。最近は本業でサービス選定をすることもあり、営業を受ける機会も出てきて、それはそれで学びも多く!(笑) 自分なりに学んで、実践までしていけたらなとも思っています。
やること盛りだくさんで、絶対しんどいというか既に結構しんどいのですが、分かっていてそれでもいまだと思ってしまったのだからやるしかない。頑張れわたし!(笑)って感じです。(笑)
③直感的にファーストキャリアで今みたいな働き方を選ばななかったわけがちょっと分かってきた気がする
急にタイトル長くてすみません。(笑)
地方移住というと、たまにスローライフをイメージされることがありますが、2か月過ごしてみて、割と自分で自分を整えたり、しごとの棚卸ができないとしんどくなる傾向があるなと感じています。(わたしも日々葛藤してます)
前職では、良くも悪くも分業されていて自分のやるべきことが絞られているし、仕事上で分からないことがあれば、上司や他部署の知見で解決できるみたいなケースも往々にしてあったし、しんどくなったときには、上司に相談して、1on1のなかで仕事の棚卸を手伝ってもらったり、調整してもらったり、一緒にアクションプランを考えてもらったりなどしていました。
が、地方にいくとそもそも人が足りないので、まずかなりマルチタスクになります。加えて、必ずしも各業務に精通している人がいるわけではないので、聞いても解があることは少なく、自分で進め方から考えて、実行する必要があります。色んな価値観を持った人やステークホルダーがいて、ベンチャー企業のようにみんながみんな仕事の優先度が高いわけでもない。ビジョンやこうしたらいいんじゃないかという案はあっても、それを具体化出来る人や知見が足りず、マネージャーや現場のプレイヤー不足のなか、背伸びをしながら走り続ける思考体力と持久力が必要とされます。なかなかにカオスで、前職で多少鍛えられた今のわたしでもだいぶしんどいのだから、新卒時代のわたしだったらかなりしんどいんじゃないかなと。そういう意味では、いい段階の踏み方を直感的にしているのかもしれません。
でもいいところもあって、制度が先にあるのではなく、人に合わせて制度がつくれらていくような柔軟性があるなと感じることは多くて。「それはつらいよね。じゃあこうしようか。」が出来る世界はあたたかい。
あと、暮らしがたのしいです。食で四季を楽しむ機会が増えたし、ふとした景色が美しくて心が動くし、今月は新潟の県民割を活用させてもらって、市内に1泊、月岡温泉に1泊、瀬波温泉に1泊と、陸続きなので思ったより息抜きもしやすい。
余談ですが、先日町内の老舗糀屋さんで糀なんばんと甘酒を買ってみたんですが、食べるとなんだかすごくほっとした気持ちになるし、おいしいし、肌にもよさそうなので、来月は生黄糀を買って、糀水をつくって飲んだり、肌に合えば化粧水として使ってみようかな等と企んでいます。
そんな感じで、今月は地方移住の大変さも楽しさも味わいながら突き進んだ1か月になりました。
来月末にいよいよ立ち上げ中の施設がオープン予定なので、しばらく怒涛の日々が続くかとは思いますが、しなやかに熱狂していこうと思います。
来月の変化もお楽しみに。