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私が専務理事になるまでとこれから

専務理事の谷本です。

幸田理事程の文章力もないのと、文字の豪腕でもって歯科技工に絡めていく自信もないので、今回は"支部の役員すらやったことのない私が専務理事になるまで"の経緯と、就任してからのおよそ半年間を書いていきます。

夕方、愛犬の散歩をしていると、松田会長(当時は専務)から着信が。
この時の会話を要約すると理事の打診でした。私は、愛媛県歯科技工士会には所属しているものの研修会等に参加する程度の会員だった事もあり、最初はやんわりと断ろうかな?なんて考えていました。
また、愛媛県歯科技工士会そのものがどんな活動をしているかも見えず、私は歯科技工以外の事業(古物商)も行っているため、そんな時間はとれないんだよなあ。なんて考えておりましたが、わざわざ直接ご連絡も頂いた事と、なりたい人が居ないとはいえ"適任であろう"と思ってお電話を頂いていると思うので、立候補をすることに致しました。

さて、ここからが制度の話です。愛媛県歯科技工士会は対抗馬が居ないとはいえ民主的な手続きをもって理事職につきます。
先ほど記載した"立候補"です。これが意味するところは"なりたくて理事になっている"ことが前提になります。

松田会長から打診があったとしても私の意思をもって理事になることを決めた為、"何もしてませんが理事です。"では自分の心に納得が出来ない。
それも専務理事になりましたので、愛媛県歯科技工士会の専務理事がどんな事をしているのかは全く知りませんでしたが、会社で云うところの"専務"とは代表取締役の補佐と会社全体の管理を担う位置付けと理解していましたので、組織全体を把握する為、財務理事で事務作業も担当していただいている幸田理事に、過去20年程度の会員の増減、年齢構成、支部構成等の分析レポートの作成をお願いし、今後5年程度の会としての"グランドデザイン"を作成し、理事会に提出しました。

大枠での承認を頂き、グランドデザインのphase1(会の活動を"見える化")に着手し、

①ホームページリニューアル
②SNS、blogアカウント開設
③LINEアカウントの本格始動

を実行致しました。その際、活動資金への懸念があった為にホームページによるWEBスポンサーや研修会スポンサー等の外部活動費の獲得も平行して行い、現在は4社のWEBスポンサーと1社の研修会スポンサーが愛媛県歯科技工士会の活動に協賛頂いております。

これらの施策により、理事になる前の私が思っていた"愛媛県歯科技工士会がどんな活動をしているのか全くわからない"状態を解消することができました。
しかしながら、過去の会員数のデータや新卒の技工士数の推移をみても会員数を増やす事は至難であり、現実的な目線で考えるとミニマムでも強い組織を作っていく必要があります。

これからも松田会長のもと、小さくても価値の高い組織形成をし、全体数が減っていっても"歯科技工士会に入りたい"を引き出せる価値提供を考えて今後も新しい角度から沢山のアイデアを出していきたいと思います。

凄く長くなりましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございます。

追記
画像は今治の鈍川渓谷の紅葉です。今が見頃なので是非😄



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