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#みんなで進めるDX デジラボメンバー④株式会社サンメディカルさんの場合

こんにちは!
DX推進リーダーを育てるコミュニティ
EHIME DIGITAL TRAINING LAB(#愛媛デジラボ)
編集部広報リーダーのちかきょんです。
#みんなで進めるDX って実際どんなことしてるの?
そんな疑問をクリアにするべく、デジラボのメンバーに根掘り葉掘り聞いていこうと、あちこちでお話を聞かせていただいております!
今回のゲストは株式会社サンメディカル・衛藤さんと越智さんです!88888888^^♪

愛媛の医療を支える医療機器・システム専門商社

株式会社サンメディカルは、愛媛で唯一専門的な医療機器/医療情報システムを扱う医療機器&医療情報システムの専門商社
主に外科手術・画像診断やカルテ電子化など、最先端の医療機器・医療情報システムを愛媛県内の病院へ販売されています。他にも医薬品・介護関連用品など、とても専門的な知識と豊富な製品ラインナップで愛媛の医療・介護を支えてくれています!いつも本当にありがとうございます!

ミクロの世界で活躍する技術!
サンメディカルさんが提供する機器のほんの一部!最新の医療設備やシステムが揃います!
株式会社サンメディカル【公式サイト】より

DXで社員教育変革!教育する側もされる側も考えて

衛藤さん:今回デジラボに参加し、特に社員教育を変革したいと考えて現在社内で準備を進めています。
社内教育はこれまでアナログで、教育担当が口頭で・しかも単独で伝えることが多く、個人の感覚に頼った育成法がメインでした。

−他の業種でも、口伝えに頼った教育をしている企業はまだまだ多そうです。

衛藤さん:弊社は特に、医療などのとても専門的な知識がどうしても必要な業務内容です。
難しい上に、日々最新技術が生まれているので商品知識をマスターするのは大変です。

これまでは各担当者が単独で勉強・知識を増やしていくことが多く、新人に教えるマニュアルは担当者が個人で作ったもので、教える内容は担当者の理解度や力量によりまちまち
新人の理解度合いを客観的に図るものもなく、教育者個人の感覚で判断していました。
これを繰り返しており、一人一人の力量・知識にばらつきがあるのが現状です。

試験的に教育システム導入・サービスデザイン思考で!

−通常業務が忙しい中、そのような現状を改善するためにどのようなことを始めたのでしょうか。

衛藤さん:現在、教育内容をデータ・数値化し、無料ツールを使用した教育システムを試験的に作成中です。
具体的には、入社1・2・3年目の社員に向けて、理解度チェックリストの共有や理解度テストを出題しています。


業務上気をつける点をスタッフ全員にデジタルで配布するイメージ

衛藤さん:デジラボで学んだサービスデザイン思考を取り入れ、教育する側もされる側もできるだけ不便のない・取り組みやすいプロトタイプを作っています。
サービスデザイン思考についてデジラボで詳しく知ることができたので、参加してよかったと思っています。

医療のDXは「対社外」地域連携・国家規模

−サンメディカルさんにとって、DXとはどういうものですか?

越智さん:私たちの業界で言うDXは、多くの方を巻き込んでいくもの・巻き込まれるものだと考えています。
アナログからデジタルに移行するデジタイゼーション(アナログ・物理データのデジタルデータ化)は最初のステップ。私や衛藤などが自部署で・個人個人が進める範囲です。
その次の段階、デジタライゼーション(業務プロセスのデジタル化)は社内・部署内全体で進めるものです。

カタカナだけだと、どこがどう違うのだろうかと思いますが
サンメディカルさんのDXは壮大!

越智さん:私たちが今目指しているDX(デジタルトランスフォーメーション)という段階は、弊社組織全体だけでなく対外的に、取引先の県内病院やその先の地域医療連携を担っています。国も積極的に進める大きな動きです。

医療連携・・・地域の中で、急性期(緊急の方や病気になったばかり)の方・回復期の方が自宅へ戻るまでを、さまざまな役割を持つ複数の病院・施設が連携し合って切れ目なく患者を受け入れること。また、患者1人のカルテを病院間で共有するなど、情報面の医療連携を先進的に行う動きも増えてきています。
【参考ニュース】全国で電子カルテの規格統一へ「質の高い医療提供が可能に」厚労省(2022年9月)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000269326.html

病院同士の協力にもDXは不可欠!

愛媛のDXで本当のリーダーになる!

越智さん:専門的な機器や電子カルテ化など、先進的な分野を愛媛で約50年担い続け、地域医療に関わってきたサンメディカルだからこそ、愛媛の医療業界全体のDXを通じて地域貢献ができるのではないかと考えています。

弊社は愛媛・宇和島で生まれた、いい意味で田舎の感覚を持っている会社だと思います。みんな、愛媛のことが大好きなんですよね。だから、愛媛のために動く。
私たちの目標は、愛媛のDXにおいて本当のリーダーになることです。今回の研修を受けて終わり、というつもりは全くありません。

サンメディカルさんにも「DX!」キメていただきました!

みんなで巻き込み・巻き込まれながら楽しむDX推進

−愛媛デジラボには、どのような姿勢で取り組んでいますか?

越智さん:今週末の最終発表に向けて、チームでは考えること・プロセスを楽しみながら実現可能な提案をみんなでできるよう尽力しています。
本業の業務もこなしながらで忙しい中ではありますが、やるときは短期集中で頑張っています。
チームでの発表にはとても期待を持って取り組んでいます。
何より、みんなで巻き込み・巻き込まれながら楽しむこのチームがとてもいい形だなと思っています。

越智さん:事業が発展的に存続していくためには、良い職場環境が必須です。そのためにも、DXで特に教育面が変わることを、弊社でも多くの社員が望んでいます。
この研修に参加してよかった、楽しかったなと言えるようなラストを迎えて、このDXへの取り組みが来年・再来年も続き、率先して人材を出せるような企業体制でありたいと強く願います。

愛媛の医療を支える問題意識の強さ!

愛媛の健康・命を守る大切な医療。
大変な現場だからこそ、医療のDXには「便利!」だけでは済まされない「労働力不足問題」「超高齢社会への対応」など危機的状況が待っています。サンメディカルさんのような、強い問題意識と解決思考を携えたみなさんの活躍に期待ですね!

愛媛デジラボは今週末2/10に最終発表日を迎えます。
これからも、サンメディカルさんのDXをガンガン応援したいと思います!

EHIME DIGITAL TRAINING LAB
愛媛県が運営する、官民共創型DX推進リーダーを育成するコミュニティ「EHIME DIGITAL TRANING LAB」(#愛媛デジラボ)。約8ヶ月にわたってラボの運営スタッフや講師の伴走支援のもと、DX推進リーダーに必要な「知識」「実践力」そして「デジタルツールの活用力」を習得していく実践型のスクールコミュニティです。 「みんなでDX」を合言葉に日々の様子を有志のラボメンバーで発信しています!

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