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さよなら神様 /比土優子についての気持ち。「ネタバレ含みます」

#さよなら神様
#麻耶雄嵩
原作 #読了
#ネタバレ

#比土優子 ちゃんの話。


私がこの少女が好き好き性癖をとにかくぶちまけてます。

比土優子は私のツボをめちゃめちゃ突いてくる。

“好きな人に対してとにかく必死な人間”が私は大好きです。

特に女→男。

それは「自己愛」に繋がりがあると私は思っています。
「好きな異性に肯定される自分」に向かった比土優子だと。

・将来市部が「整形して恋人になる」という、何故か「整形して」が条件に入ってるという謎。ここほんと面白い、好き。
・「自称 霊感がある」という電波さ。
・市部を強請る強引さ。しかも川合殺しは“恋敵のため”。
それすら強請る材料にしてまで市部に迫る“熱狂的な市部への思い”。
・そんな事で市部を手に入れても市部の“淳への思いからの川合殺しは消えない=市部と付き合えても本当の意味で市部の心までは手に入らない”。
・ので、市部と淳を仲違いさせる為に無差別殺人に手を染めるヤバさ。
・結果全部市部にバレて、責められるわ(淳の推理だが、じゃあ市部の犯行もぶちまけると言い出したとしたのだとしたらもはや何もかも破滅)めちゃ好きな市部に心中をもちかけられ、市部飛び込むとかもはや自分が市部を殺したようなものだと思ったかもしれない。
「比土も俺も殺人犯だ、一緒に死のう。」
絶望。
ちなみにここ、「じゃあもう一緒に死にましょう!どうせ私も貴方も終わりでしょ?!」って比土ちゃんから言っててもおかしくはないかも。あーでも市部には死んで欲しくないと思ってるかも……、まあ、私の妄想。
・しかし哀れや騙されて自分だけ死に至るという自業自得だけど可哀想な最後。
・市部はそんな比土ちゃんなどしったこっちゃない。過去の物として、淳と幸せな人生を歩むところ。
・恋敵、淳はそれに気づいても、なんともはや「ざんねんでした♥ さよなら神様」しちゃう。

まあ無差別殺人を“仲違いさせる為”だけの為に実行してしまう所の異常性はマジやばだ。やばい。
だからこその天罰なのだろうけど。

恋心から仲違いさせる為の無差別殺人、強請り、心中オチ。

でも強請った所で市部の心は手に入らないとは解ってるんですよね。
矛盾。
矛盾はいい。
人生は矛盾と妥協とチャレンジの繰り返しなのだと思ってますが、比土優子はチャレンジしたが失敗に終わり、結果市部に殺されるという無心の努力をした結果からの自業自得。

無念だったろう。
市部は妥協しなかった。 何が何でも淳を恋人にしたかった。
女の子 である自分を封印した 淳 を取り戻しにかかった。

淳は妥協して解放された。 モノクロームの世界から 女の子 である淳に戻る選択をした。優しい市部のお陰様である。
そして「さよなら神様」のタイトルの回収です。
神=真実を告げる者=正しき形、からの脱却。
別れを告げて淳は「自分の幸せ」を手に入れてしまう。

しかし比土は振り回されたのだと思う。
淳の為に殺人に手を染めるような市部には、隙など無かったのに。
ヤバい事するヤバさ抜群の比土ですが、淳とくらべたら比土の方が人間してると思いました。

以上、そんな感じの私の比土ちゃん推しの妄言でした。

文章下手っぴで読みにくかったらすみません……。あほだから私……。

2019/11/11 hai

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