見出し画像

電鍋を愛する台湾人

電鍋って知ってますか?
台湾人の家なら一家に一台ほぼ必ずあるあいつ。
コンビニにも大概いるあいつ。

電鍋は万能な電気鍋

読んで字の如く、電鍋とは電気で加熱する鍋のことです。
難しいボタンは一切なし、ドンキで売ってるたこ焼き器のオンオフくらいシンプル。
でも複数調理もいけるし、炊飯も煮込み料理も蒸し料理も全部これだけでできます。

あと見た目がかわいい。レトロ炊飯器みたい。
写真は台湾で一番メジャーな大同電鍋さんからお借りしてます。
色の種類も豊富で3人用、6人用とサイズも豊富。

大同電鍋
扇風機の横の炊飯器に似てる

温めは電子レンジよりも電鍋

先日お店の電子レンジをお借りして、持参したおにぎりを温めようとしたら「電鍋じゃなくていいの?!」と一言。
なんならラップに包んだおにぎりをレンジにぶち込んでるのを見て「え、ラップつけたまま?」とまで。
台湾人はなんでも電鍋で温める、電子レンジはなくても電鍋は家にあると聞いてはいましたが「おぉ、本当にそうなんだな」と思った出来事でした。

とはいえ、コンビニには電子レンジも置いてあるし今住んでいる部屋も前に住んでいた部屋にも電子レンジはありました。
電鍋だと温めに20分くらいかかることもあるから、やっぱり電子レンジの方が楽だな〜と思ってしまいます。

加熱は電鍋も大前提

冷凍食品などの裏に書いてある温め方、電子レンジの時間は記載されていないのに電鍋での温め方は記載されている、なんてこともよくあります。
たしかに饅頭とか包子なんかは電鍋で温めた方が絶対おいしいと思います。
(電子レンジで温めてよくパサパサガリガリに仕上げてしまっている私。)

あと保温機能も充実しています。
コンビニで売られている茶葉蛋なんかはほぼ100%電鍋に入っています。
鍋としてそのままぐつぐつすることもできるし、お皿をそのまま入れて温めることもできるし便利そうです。

日本留学のお供に電鍋

台湾の電圧は110V、日本の電圧は100V、しかもコンセントの形状も同じなので使いやすいからなのか、日本に長期間留学する台湾人はよく電鍋を持って行くと聞きます。
逆に台湾好きな日本人は、お土産に電鍋を抱えて帰るとも聞きます。
この話を聞いた、先ほどの「電鍋で温めないの?」と私に聞いてきた台湾人は相当びっくりしていた様子でした。

ちなみに友人は、韓国に住んでいる台湾人から「電鍋がないからご飯が炊けない」という連絡をもらったそう。日本人の「炊飯器がないとご飯が炊けない」的な感覚なのでしょうか。いやでも、日本人は小学校の調理時の調理実習で鍋で米を炊くから炊飯器がなくても炊けるという発想はあるような…笑
ちなみに私は今は鍋でご飯炊いてます。

いつか買う日は来るのか

今の部屋にはレンジとIHがあるので、調理や温めには困っていないのですがいつか使ってみたいという気持ちがないわけでもなく。
電鍋を使っている日本人の友人たちも「便利だよ」の声をかなり聞くので気になってはいます。あと見た目もかわいいので。
炊飯器代わりに導入してもいいかなとは思うけれど、炊飯器の方が利便性が高いようにも感じています。

使ったことがある方の声をもう少し聞いて判断しようと思います。

いいなと思ったら応援しよう!