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台湾人の書く字が好き

下手の横好きな感じではありますが、長いこと書道をやっているのでも文字はどうしても目が止まります。
台湾人の書く字、手書き風フォントの字が可愛らしくて好きなのでその話を。

字が上手い=楷書ではない

いかにも美文字という雰囲気の字は、きれいな楷書というよりもきれいな行書です。
達筆だなぁという方にはなかなか出会わないですが、やはり文章が漢字ばかりで構成されると圧巻だなぁと思います。

日本では学校で書写の時間がありましたよね?
そこで習字道具も一式揃えた記憶があるのですが、台湾は特に書道の授業はないよと聞きました。
小学生の時に少しやるにはやるみたいですが、本格的にする人は少ないようです。
実情はどうなんでしょうか。台湾で子育てしている方たちのほうがそのあたり詳しそうです。

画数が多いのにこじんまり

さてさて、美文字は美文字として好きなのですがそれ以上に好きなのがちょっと癖のある雰囲気の文字。
手書き風フォントとか本当にかわいい!!

日本の手書き風とは文字のバランスが違ってちょっと横長になりがちです。
同じ字でもよく見ると微妙に長さが違うことがあったり、注意しないと気づかないけど線が多かったりするのでそういう違いもあるのかな〜と思います。

右肩上がりの字になりがち、へんとつくりにちょっと隙間あけがち。

もちろん味のある字も見る

もちろんきれいに整った字、クセがあるけど読みやすい字だけではなく、味わいのあるダイナミックな文字を見かけることもあります。
画数も多いし、そりゃバランス崩れもするかぁと思って眺めています。そして逆に達筆すぎて達筆なのか下手なのか真偽不明になっている場合とかも。

街中のお店は筆文字が多い

歴史のあるお店や、中医、漢方のお店なんかは特に筆文字風の看板を出している印象です。
太めの楷書体もしくは隷書体という感じ。
簡体字を筆で書いても草書体っぽくなってあまり看板として映えない気がしますが、やはり繁体字は筆文字が似合いますね!

私自身は書けない

私の書く字は日本人ぽさ丸出しなので、文字を書いた途端に「台湾人じゃないな?」となると思います。
台湾人の手書き文字みたいな書き方をしたいけれど、どうしてもバランスが日本人の字になってしまうのと、繁体字はやっぱり書けないことが多い!
画数が多いのでバランスを取るのも一苦労です。

手書き文字は諦めて、今年こそは春聯という春節の時期に家に飾る赤い紙に縁起のいい言葉を書いたものを自作したいと思います🏮🧧

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