見出し画像

(自称)トトロタクシー

大家好!
台湾は4月1日〜5日が清明節で連休でした。
高雄在住NPから「潤餅(ルンビン)作って食べましょう〜」
と声をかけてもらったので
座席のない高鉄に乗って高雄まで行ってきました!

さて、今日はそんな潤餅の話ではなく高雄(周辺)ぶらり旅で出会ったタクシー運転手のお話です笑

たまたま日本人観光客がいた。

この日は高雄市の少し南、屏東県の東港というエリアに行っていました。
小琉球という小さな島への船が出ている港で、魚市場もあり小さいながらも活気のある場所です。
決して交通の便が良い場所ではないので、タクシーで高雄まで戻ろうとうろうろしていたところ、とあるタクシー運転手から「日本語喋れる??ちょっと通訳して」と声をかけられました。
どうやら日本人ご家族が、台湾在住の方と乗船場で落ち合う予定?
タクシー運転手曰く、チケット買わずに合流してから買ってもらった方がいいから!ということでその旨をお伝えし、ちょうど良かったのでそのままタクシーに乗ることに。

運転手に言われたことをそのままお伝えしましたが、状況が全くもって理解できなかったので日本人ご家族そのあと困ってなかったらいいな…
まさか東港まで来て日本人と遭遇することになるとは思わなかったな…

こうしてやたらとサービス精神旺盛なタクシー運転手のおじさんと1時間ほどの旅が始まります笑

なぜかご飯買ってもらう。

台湾は日本に比べたらタクシーの料金が安く、アプリで配車もできるのでそこそこ乗っているのですが、タクシー運転手にご飯を買ってもらったのは初めて。
「この辺で一番美味しい刈包(グァーバオ)を買って!食べて!おすすめだから!メーターそのあと切るから!」のゴリ押しに負けて連れて行ってもらうことに。
自分たちで買うつもりでいたら「お金はあるから買ってあげるよ」と3人分+大学芋みたいなやつを買ってくださいました。
恐縮していると「その方がお互い嬉しいでしょ?」的な話をされてましたがイマイチ聞き取れずw

お腹いっぱいだったので帰りの高鉄の中で。
暖暖刈包ってお店だったかな、たしか

渋滞エリアを越えてメーター開始。

本当に(刈包の店付近含め)混み合っている場所を過ぎた後からメーター押してくれました。
いや、台湾でメーターぼったくられた経験はないし信用してなかったわけではないですがw
その後も、「距離的にはこっちが近いけど、渋滞するから裏道で帰るよ〜」と早く安く帰れるルートを選んでくださいました。
確かに、市街地に戻るまで渋滞には巻き込まれなかった。ありがたい。

ずっと喋る。

基本、こっちも日本人なので運転手と話すことはほぼないんですよね。
記憶があるのはタクシー半日チャーターした時くらい。
プロレス、漫画、車、ご友人の日本人社長のお話など若干私たち世代ではない話を次から次に、どんどん喋ってくださいました。
経歴を聞いていると、社長してるだの(しかも複数会社経営)中医のライセンス取ってるだの、バスの運転手もしていただの、タクシー運転手は1日どれくらい稼げるかだの、商売上手?すぎて逆に怪しいわというくらいでした。

あ、色々な方面に知識があるからなのかわかりませんが
私の白髪対策、目の下のクマ対策、洗顔方法までご指導いただきました。
ずっと「牛みたいに目がでかいね!いや褒めてるよ!」って言われ続けてましたが、牛て…。
初めてされたわその例え。

なぜトトロタクシーなのか。

回収するほどでもないですがタイトルの説明をしておきますと、
柔道をされていたということでまずガタイが良い。
あと腕も指も筋肉でめちゃくちゃ固い。
結果的に見た目がトトロみたいということで、トトロタクシーのご様子。
バス運転手してたということなので猫バスもかけてるのでしょうか…?w

後日、再び使ってみた。

私が使ったわけではないのですが。
翌々日また高雄ー東港に行く予定のあった同期が予約してみたところ、朝ごはん付きでお迎えに来てくれたとのことでした。
どこまでもサービス精神旺盛…

很熱情。

おもてなし精神というか面倒見の良さが本当にすごいんですよね、台湾。
北部に住んでいても思うけれど、南部に行ったときは尚更感じます。
北部の超〜〜親切な人って南部出身であることも多いような気がします。
いやでも、それにしてもこのおじさんはインパクト強すぎでした。
高雄でタクシー予約して使うことがあったらまたお願いしたいな!

東港では海を眺めながら握り寿司を食べました。
これでたしか1,000円くらい。


いいなと思ったら応援しよう!