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台湾人、なぜあんなにもハンドル握ると性格が変わるのか

台湾に限らず、アジア圏の交通事情はどこも凄まじいと思います。
(アジア圏以外は10年以上前にカナダに行ったきりだけど。)
台湾人、普段のんびりしている人が多い割にバイクや車のハンドルを握った瞬間性格が変わる人が多い気がします。

今回はそんな台湾の車事情について。


スモークガラス貼ってて中が見えない

日本だと「この車止まってくれるかな」「あ、譲ってくれてるな」というのがドライバーの顔を見たらわかりますよね。
台湾はフロントガラス含め全部にスモークを貼っているせいで何も見えません
個人的にこれが本当に嫌。
日本も歩行者優先と言いながら止まらない車は多いけれど、ジェスチャーで譲ってくれてるのが分かったり、お礼で頭下げてくれたりするのが分かるからちょっと様子を伺うことができますよね。
台湾だと歩行者側は完全に予測で動かないといけないのが地味にストレスです。

とはいえ、たとえ分かったとしても車優先、バイク優先という感じなので歩行者側が気を付けるしかないのが現実だと思います。

駐車場がなくても車は買える=路駐だらけ

台湾人の車に乗せてもらった時に「日本って駐車場確保しないと車買えないんでしょ。いい制度だと思うわ」と言われて知りました。
長屋のような形で建物が連なり、駐車場がない家も多い台湾、路駐が当たり前の家庭も多いです。
台風の日にわざわざコインパーキングに駐車しに行っているニュースを見た時は結構カルチャーショックでした。

狭い道がバイクと車でさらに狭くなっています。よくこんなところに停めるなと逆に感心してしまうまであります。

高級車や大きい車が多い

台湾には自動車メーカーがないため、すべて輸入車になってしまいます。
よく見かけるのはトヨタやレクサス、韓国のKIAなど。
軽自動車が走っていることを見るのは本当に稀です。というか日本以外で軽自動車ってあまり見かけないように思います。
だからタクシーも大きめの車体のことが多くて、乗り心地が良くなるのでメリットだなと思っています。

ベンツやアウディといった高級車や、テスラも結構見かけます。
車が一種のステータスになっているのだろうなと思います。
でも、やはり高雄より台北の方が高級車を見かける機会が多かったなと思います。

台湾の運転マナーって実際どうなのか

台湾だけでなく韓国もまぁまぁ運転は荒い印象なのですが、少なくともバスに関しては韓国に住んでいた友人が「台湾の方がやばい」と言っていました。韓国のバスはしばらく乗っていませんが、私はどちらも激しいなと思っています。
運転者のマナーは韓国の方がちょっといいかもしれません。バイクの量が少ないのと、なんとなく韓国の方が道が広い感じがしますね。

バイクが多い国は本当に道がカオスです。
ベトナムやタイなんかはもっとバイクが多いので、車に乗っていても歩いていてもヒヤッとする場面が多い印象。よくこんな狭い道運転できるなと、ここでもある意味運転スキルに感心します。
ちなみに中国は、人が歩いていてもお構いなしに車が距離詰めてきて嫌でした。

注意は必要だけど強い気持ちも大事

歩行者は優先してもらえないこと大前提なので、ちゃんと周りに注意しながら歩くことはとても大切です。
歩道をゆっくりバイクが進んでくることもあるので、歩道だからとて油断はできません。

だけど、ちょっと強気で「私は今からここを通るんです」というアピールをしないといつまで経っても進めない状況になるのも確か。
事故に遭わない程度に強気になることも少しだけ大切なんじゃないかなと思います。

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