ぼくのおじいちゃん
ぼくのそんけいする人は、おじいちゃんです。おじいちゃんは今月、からだを悪くして入院しました。尿閉といって、おしっこがうまく出なくなってしまったのです。
おじいちゃんは九十三さい。ふつうなら、ここで寝たきりになってしまってもおかしくありません。ところが、おじいちゃんは「よし。ふくろをつけて、おれは生きるぞ」と意気込んでいるそうです。
生きることはたいへんですが、前向きに生きることはもっとたいへんです。ぼくはまだ三十四さいですが、大きくなったら、おじいちゃんのような大人になりたいです。
おじいちゃんの一日も早い退院をいのっています。
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