『バスはどこにも行かないで』─出演者による作品紹介
〈溝越そらさん|ピアス〉
ブルーエゴナクの10周年記念公演に参加出来ることを、とても嬉しく思っています。遠い世界のような、すぐ近くにあるような、だけどどこか温かい、不思議なお話だなと思いました。観劇される皆さんにも、ぜひ楽しんでもらいたいです!
〈青木裕基さん|白川〉
代表の穴迫さんは作家、演出家として常にアップデートして作品を作られる素晴らしい方だなと感じる一方、めちゃくちゃふざけ合える友達だとも実は思っていて、そんな人が作る今作、頑張れること以上をしたいと感じる。そんな作品です。
〈小関鈴音さん|初美〉
壊れてしまったものは修復すると妙に端正になったりする。そうして失われたものは、思い出されない限りどこかへ消えてしまう。私が失くした、近所の銭湯、遊園地。この物語を観ると、あなたがはぐれてしまったものたちの確かな鼓動が聴こえるかも。
〈日髙啓介さん|牛朗〉
僕は小倉のちっちゃなショッピングモール、チャチャタウンが大好きだ。今作はチャチャタウンのような物語だ、と思う。チャチャタウン知ってる方は想像ください。知らない方は、このお芝居観てチャチャタウンの事、想像ください。
〈なかむらさちさん|まえこ〉
演劇は戯曲によって決められた未来を演じます。演じる私は答えを知っているけど登場人物は今を生き抜こうと必死に運命に抵抗する。そんな俳優の仕事を改めて実感しています。本作の運命を握るバスは、きっとこの街のどこかを走るバスです。
〈悠太さん|漠〉
不思議な人達に見えるけれど、あ、分かる...な部分がそれぞれにあって、これまでに出会った分かり合えずに疎遠になってしまった人達のことを、ぼんやり思い出したりしました。死の先に、こんな出会いがあったらきっと楽しいだろうな。
〈溝口竜野さん|佳子〉
隣り合わせに座った椅子は、同じように前を向いているけど、それぞれの行き先は違っていて、たどり着く先は一人きりの冷たい所だとしたら、並んで座っていられる間、くっついた肩の辺りがちょっと暖かかったらいいのかも‥。
〈高山実花さん|朝ノ日〉
エゴナク作品は、人生で選ばなかった選択肢への興味や後悔の行き場を模索し続けているように感じます。今回は懐かしいようで新しい描き方。稽古は笑いが絶えません。物語は進み、あらすじからは思いもよらない終着点に連れてかれますよん!
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いよいよ10月7日(金)より北九州芸術劇場にて開幕です!
ブルーエゴナク 10周年記念公演『バスはどこにも行かないで』
2022年
10月7日(金) 19:00
10月8日(土) 14:00 / 19:00
10月9日(日) 14:00
会場|北九州芸術劇場 小劇場
(〒803-0812 福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11)
▼ ご予約はこちらから
< チケットぴあ >
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2220800[Pコード:513441]
< CoRich!舞台芸術 >
https://stage.corich.jp/stage_main/144022
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