6/6 京本大我さん世界一歌上手いの日
クソ長い前置き
SixTONESのoneST横アリ6/5昼公演に入りました。レポっぽくしようかと思ったんですけど、アイドルがこうでかっこよかったみたいなのって誰でも書けるし、どういった心情になったのかをメインにしようかしら。
自己紹介します。京本担、18年12月頃からのオタク。大我さんと同い年です。
・6/5の昼公演っていうのが自分的には凄まじい運命でした。
・長くなるので最速で伝えると、トイパ全落→1/3、1/5昼の機材開放席当選メールが届く→1/4、高熱で仕事早退→1/5朝、回復せず号泣しながら友人に譲る→インフルの診断を受ける
・時を経て去年の冬頃oneST当落発表、行けなかった公演の丁度1年後1/5昼公演に当選→コロナで延期、日程が4ヶ月くらい未定のまま→6/5昼、開催へ
・1年半ぶりに2020年1/5昼を迎えました。
・正直開催するかも全然わからなかったし、また自分が直前でハイパーアンラッキーに負けるかもしれないし。楽しいイベントが無事に終わるってすごい確率なんだ。当たり前じゃなくてグッドエンドに辿り着けてるだけ。
・コロナ禍でのライブは初めてでした。多分来てた人もやってた方もそうだし、みんな探り探りだった。
・入場は30分毎に区切られて、フェイスシールドが配布された。消毒液はそこらじゅうにあって、席もグループ毎に空きがある。ライブ中は声出し厳禁。慣れないことはたくさんあったけど、ジャニーズのライブってそんなんで楽しさが霞んだりはしなかった。
・こういうのって何から書けばいいのよ〜!分からなすぎて一つ前の段落から3時間休憩しちゃった〜!
・セトリとかはそれとなくネタバレするので、避けたい人はここで消えてStrawberry BreakfastのMVでも見てください。一番好きなMVなので。
ライブ前半(Mad Love〜MC)
・配信でも擦ったライブだし、セトリもマイチェンくらいでほぼみんな知ってると思うんだけどね。Mad Loveから始まるのはご存知ですかね。
・ライブの一発目でかましがちなSixTONESはJungleの初披露から変わっていなくて、アイドルなのに顔見せないし、全然先陣を切る曲じゃないし、逆張りしすぎのオタクみたいなセトリですごく好き。
・ただ、シルエットで登場するとジェス以外の見分けの付かなさが深刻。慎太郎、髙地、北斗が同じような髪型に見えるし、樹が大我さんみたいな髪型で、大我さんが樹みたいな髪型になってる。ジェスだけめっちゃ分かる。
・幕が上がってDance ALL night。ここで衣装や今日のお顔が分かるわけなんだけど、樹がハイトーンの限界みたいな金髪になってる!センター分けで、白に近い金髪…大我さんと認識して終わるまで脳がバグり続けた。
・ここまでセンステで3曲披露していて、8倍ズームの双眼鏡だとアリーナでも見辛いことが分かった。表情までは分からないし、髪型によっては見分けがつかないこともあった。もっといい双眼鏡買ってもいいかもしれない。将来ドームや国立競技場に対応するために…。
・挨拶。ジェシー→大我さん→北斗→髙地→慎太郎→樹の順。
・大我さんが何故かボーちゃんの真似をしていた。ザ・コンサートの煽りみたいな強気BGMが爆音で響く中、間をたっぷり使って喋るボーちゃんがゆっくりセンステを練り歩いていた。「しんちゃん、しんちゃん」と呟きながら闇に消えていった。クレヨンしんちゃんの実在しない怖い回かよ。あの人の心臓の丈夫さとファンの受け入れ体制が大好きだな。
・北斗が真顔でいらっしゃいませを連呼して、検温への協力を呼びかけて、居酒屋の店員さんみたいで良かった。大声だったしね。
・慎太郎はしんちゃんの真似をしていた。ボーちゃんのあれは伏線だったんだ…。
・S.I.Xで衣装チェンジ。ベージュのいかちーやつ。あれ大好き!
・吊るされていたなが〜い照明が降りてきて、センステへの道になった。配信でも見てたけど、全然セットに注目できていなかったから忘れてたな。
・メンステに移動してスペオダ。1STの中で一番SixTONESらしくて好きな曲です。どのジャニーズもこういうオラついた曲を持っているけど、SixTONESにしかカッコがつかないテイストに仕上がってる。
・スペオダを初めて聞いた時、大我さんのNobody stopの高音で立ち止まっちゃった。樹がかましまくって、大我さんが高音で黙らせる構成。
・これがとにかく生で体感したくてずっと楽しみだった。実物のスペオダはもうオラつくを超えて威嚇のような覇気になっていた。なんでアルバム曲なんだ。地上波で披露しまくってくれ。うちのSixTONESこんなに強さを背負ってるんですって自慢させてよ。
・問題の大我さんの高音はセンステの天に昇る最中にやってきて、顔も音も美しいし昇天してるし宗教画にしてサイゼリアに飾りたかった。
・ユニット曲になってMy Hometown。横浜公演でこそ映える曲です。
・SixTONESと同じくらい地元横浜のことが大好きで、慎太郎と髙地も同じくここを愛してくれているのが嬉しくてこの曲も大好き。横浜市歌のアンサーソングなんでこれ。
・横浜アリーナは横浜市の成人式の会場でもあります。こんなにこの曲を歌うのがぴったりな空間ないよ!
・途中から背景にインターコンチやランドマーク、中華街、赤レンガ、コスモクロック、みなとみらい周辺の風景の写真が写し出されて泣きそうになっちゃった。横浜市民は電車が乗れる年になるとみんなここで遊びます。デートとか友達とお茶とか、家族で映画見るのもワーポだし。同じ思い出を同じ土地に持っていて、慎太郎と髙地と同じ気持ちでこの曲を愛せて嬉しい。
・「ってあなた」。
・なんでこんな音外さず丁寧に歌えるんだ。
・双眼鏡で見てたけど、表情があんまり分からなくて京本大我が世界一歌上手いことしか覚えてない。
・あと衣装があのEXITみたいなやつだったから合ってなくて面白かった。
・"Laugh" In the LIFE。6人がニコニコして、ちょっとふざけたりしながら歌っていて、いつまでもこの時間が続くように祈りました。あとこの曲なんか歌割り前と変わってません?大我さんの歌割減った気がするんだが。
・MCのお時間。
・ジェスの伝統芸能「盛り上がってます盛り上がってます」。コロナ禍への伏線だったのこれ…?きゃーって言えないんですよ私たち。声帯を奪われたファンの気持ちを理解してるムーブになっちゃってんじゃん。めっちゃ助けられたわ。
・ジェスによる「新横浜3丁目10〜!!!!!!!!!!」という謎の煽り。みんなポカンとしていたけど、「横浜アリーナの住所。」だって。かわいいね。
・樹「このために検索したの?」ジェ「うん。」照れてた。かわいいね!
・好きなものを問い詰めるくだり。
樹「きょもトマト毎日食べてるの?」
大「うん、毎日家で出るもん」
樹「トマトケチャップは好き?」
大「うん、ケチャップも好き」
ジェ「じゃあトマトがいっぱい書いてあるTシャツがあったら買う?」
大「それは買わないかな〜」
スト5「トマト好きじゃないわ」
・このくだりをみんなにやっていく。
・ジェスはジム・キャリー。
「ジムキャリー好き?」
「大好き」
「ジムキャリーの車が売ってたらどうする?」
「くっつく」
「ジムキャリーが付き合ってって言ったらどうする?」
「付き合う」
「じゃあSixTONESのメンバー誰か1人とジムキャリー交換してって言われたらどうする?」
「それは無理だよ!SixTONES大事だもん!」
スト5「SixTONES大好きだな〜!!!!!」
・これを聞いても声を出せないストレス。オタクもSixTONESとSixTONES大好きなジェスが大好きだよ…。一生このままでいような…
・北「俺も大泉洋さん好きよ」
スト5「へぇ〜よかったじゃん」「好きなんだね」
北「俺のことも問いただせよ!!!!」
・全然関係ないところに差し込まれた大声でキレるくだり、永田智と同じ信念でオモロを捉えていて好き。
・松村北斗だけが「ナンちゃんを探せ」を知っていて、1人で盛り上がっていた。この人インターネットに育てられた背景がたまに窺えるからいい。絶対オモコロを知っている。
・最後の告知タイム。メンバーみんな個人仕事をやってるのに大我さんだけ告知がなかった。前もそうだった気がするけど。これ正直私は前からかなり気にしちゃっていて、バラエティ出たり表紙もたくさんやったしタイミングが悪かっただけかもしれないけど、こんなにスキルがあるのにどうしてってずっと考えててみんなの話ちゃんと聞けてなかったな。こうやって気にする方が失礼なんだけどね。順番に告知するという形式のおかげで、現状が顕著に表れてしまって落ち込んだ。
デジチケの裏。
ライブ後半(〜アンコール)
・Strawberry Breakfast。イントロで悲鳴が上がっちゃってた。ただ気持ちは痛いほど分かる。スト担みんなこの曲好きだよね。
・大人でキザで余裕ぶってるSixTONESも大好き。これもカップリングで目立たないはずだったけど、20年後もオタクに愛されてる謎の曲になるんだろうなぁ。
・衣装チェンジしてBella、RAM-PAM-PAM。青いYohjiYamamotoみたいなスタイル。
・NEW ERAでセンステに移動。近くて表情までくっきり見えた〜(双眼鏡でね)。あの三角のフォーメーションで座るから一瞬Amazingかと思っちゃった。
・NEW ERAこそ大我さんを見られて良かった。Strrawberry Breakfastでは余裕綽々、カッコつけつつ抜いてたのに、NEW ERAでは体の緩急が激しい。突然フレームが上がって、肉眼で見てるはずなのに飛んだ動画みたいに気付いたら違う向きになっていた。
・メンステのままImitation Rain。戻れない時を振り返る時も外さない高音。当たり前のことなんだけどさ。長くいろいろなアイドルを応援してると、高音で祈らずに済むなんて贅沢に慣れない。
・大サビで上から火花が降り注いでくる。花火って人に向けちゃダメじゃないの!?結構当たってるように見えて怖かったんですけど!慎太郎たまに苦しそうな顔してたし、曲終わりで北斗も咽せてたよ!?怖い演出やめて!歌とかっこよさだけにして!
・ST、Lifetimeで締め。終わり方が荘厳すぎ。MALICE MIZERくらい品があるじゃん。
・声出せないのにアンコールどうするのかしらと思ったら、普通に手拍子でした。結構すぐ出てきてくれて助かる。
・うやむや。1人が崩れると共倒れになりそうな曲だけど、生でもサラッと歌っていてこれも安心してていいみたい。バックに映るMVを北斗が一生懸命見上げていた。この曲推薦したの北斗らしいし、本当に好きなんだろうなぁ。インターネットだね。
・最後はこの星のHIKARI。
・ここでもやっぱり楽しそうにはしゃいでいて、ジェスが歌ってる最中なのに髙地と樹がちょっかい出すから「今歌ってんだよ」ってツッコミ。
・という流れがあったのに、大我さんだけを双眼鏡で追ってたから気づけなかった。だって大我さんの隣、離れたところに北斗なんだもん。すごいちゃんと歌ってた…。
・オタクにも歌割があるから大好きな曲なのに、歌えないじゃん!でも樹が「みんなも心の中で歌って!」「もっと大きく!」って歌割をくれました。精神のボリュームを上げました。
・この星のHIKARIってSixTONESのことだと思う。
・最後に樹が挨拶して終わり。
・「見てて分かると思うけど、俺らライブが大好き。歌って踊るのが本業だしね。こんな大変な時代になっちゃったけど、またいつも通りライブするために今は我慢しないといけないこともある。でもまた必ずやるから。」みたいな話。
・樹のバンドマンみたいな熱い語り口だーいすき。かっこいいし。絶対また行くからお前らも元気でいてくれよ。
朝電車の中で撮ったうちわ。
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おわりに
・コロナで絶たれていたエンタメが少しずつ帰ってきていますね。芸術が不要不急か否かみたいな話ずっとありましたけど、私にとってのSixTONESは要で急でした。
・正直直前まで全然気持ちを作れていなくて、複数のジャンルに同じ熱量を注ぎ続けるのが下手くそなので、ジャニヲタは少しお休みしてました。飽きるという表現は間違っていて、SixTONESは私の中で居場所や信じられる対象になりつつあるので、もうポリシーのようなもんなんだと思います。ポリシーに波とかないし。
・宗教的に完全に拠り所にしてしまう自信はずっとなかった。2年半くらい好きなのに。
・今までアイドルをたくさん応援してきて、その度に対象が急にいなくなったり自粛させられたりした。信仰するには脆すぎる存在だと神経にタトゥーを掘られていました。
・でも久しぶりに実像を拝めて、もう少し信じてもいいのかなと思えました。そういう発言をしていたわけではなくて、懸命に踊る姿を見ていたら不思議と「この人たちだけはずっとこのままでいてくれる」と思えた。
・恐ろしいことが起きた時に心の負担を減らそうとそういう事態を常日頃から想像して備えようとしてしまいがちだけど、それももうやめた方がいい。そんなこと起こらないから。
・でっかい不安を一つ拭ってくれたいいライブでした。
・またお仕事を頑張ろうって思えた。コロナの前はこういうイベントもっとあったよね。
・不要不急なわけないし、早くみんなの心が元気になれるエンタメが戻ってくるといいな〜。
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