フォローってむずかしい
1.フォローされたきゃフォローするが鉄則(ビジネス編)
先日、勤務先のWEB制作会社のお客さんがインスタグラムを一所懸命投稿しているのにちっともフォロアーが増えない、イイねももらえないと愚痴をこぼしていた。最近はホームページにインスタグラムをリンクさせるお客さんはとても多い。だから単にインスタをやっているからと言ってそれが即集客には繋がらない。
話を聞いてみると投稿はしているけど、他の人をフォローもしていなければイイねもしていないようだ。その人曰く、他人に興味がない…のだそうだ。
SNSを使った集客は、モテる男とかモテる女の鉄則に等しい。人間誰しも自分に関心を持ってくれる人に関心を示す。モテる人というのはたいがい誰にでも愛想よく、悪い言い方をすれば八方美人の人が多い。本人は誰にでも等しく接しているつもりが、受け取る側は自分に親切にしてくれたと思い好意を寄せる。
私は料理のインスタグラムアカウントを持っていて、自分で作った料理の写真を中心にアップしているが、外食した時の写真も載せている。外食した時はお店の名前やお店のあるエリアの名前もハッシュタグでつける。そうすると行ったお店から
「ご来店ありがとうございます」
のようなコメントをいただいたりする。これ、ポイント高いですね。
また、同じエリアにある飲食店さんがイイねを押してくれる。イイねされるとどんなお店かな?と一応見に行く。そのお店が自分の好みに合えば、行ってみようかなと思いフォローしたりする。
SNSはお互い様という概念がある。それから人間は自分に興味を持ってくれた人には興味を示すものなので、自分をフォローしたりイイねしてくれる人には好感を持つ。SNSで集客する人は、そういう地道な努力を重ねて成り立っている。それが面倒ならお金をかけて広告を出したほうがいい。ただ、フォロアーがある程度集まれば、自分のほうがフォローしなくてもひとりでにフォロワーが増えて行くので、そこへたどり着くまで頑張れば後は割とラクだと思う。
2.敢えてフォローしない・されない選択もある(推し活編)
私はこれまで自分が発信した投稿は見てほしいという気持ちが強かったのでフォローされたいためにフォローするということをあたりまえのうようにしてきた。フォロワーが多いほうがかっこよくて少ないのはなんか恥ずかしいように思っていた。
でも時と場合によってそうでもないんだと最近分かった。その一例が推し活。
インスタやツイッター(現X)は情報が早いという利点がある。私は去年Travis Japanの情報を得るためにインスタとツイッターのアカウントを新たに開設した。インスタのほうはネコアカウントにしてうちの猫の写真をアップしている。そしてフォローするのは目に留まった可愛いネコちゃんとトラジャ(Travis Japan)だけ。まあ、おんなじネコ科なので同居させても問題ないでしょう(笑)フォロワーはネコ友達が二人。
ツイッター(現X)のほうは最初トラジャ担(Travis Japanのファン)を何人かフォローしてみたのですが、そうするとタイムラインが物凄く忙しくなってしまって大事なトラジャ情報を見落としてしまう。なので、フォローは公式アカウントとファンクラブ、あとはタレントさん数名だけフォローしている。フォロワーはゼロ。
ツイッター(現X)は「フォロー中」と「おすすめ」がタブで切り替わるようになっているので、トラジャ担さん達の投稿は「おすすめ」のほうでフォローしないでイイねしたり、自分のタイムライン「フォロー中」にリツイートしたりして見ている。フォロワーがいないので、投稿する気が薄れてしまい、ほぼ投稿していないけど、読むに徹するのならそれでもいいかなと思う。
3.noteのフォローは悩ましい
さて、noteについては他のSNSとは様相が異なる。1つの記事が長いので当然読むのに時間がかかる。フォロワーを増やす以前にフォローしている人の記事は読みたいので、せめて最新記事だけは読むようにしているが、とにかく時間に追われてしまう。なので時折フォローしている人の中から消去法でフォローの取り消しを行っている。するとたいてい先方からもフォローを取り消される。まあ、致し方ない。
フォローされたきゃフォローするの鉄則はおそらくnoteでも同じだとは思うけど、もう自分のキャパがいっぱいでこれ以上フォローは増やせない。もしかしたら自分が知らないだけで面白い記事を書いてくれる人がいるかもしれないのに…新しい出会いが得られないと言うもどかしさを今痛感している。