不必要に消費させられている
3年後に会社員をやめようと思っている。
まだ何をして生きていくかは決めてないが。
それは置いておくとして、一つ思うのは
たくさん稼いでたくさん使うのではなく
少し稼いで少し使うほうがラクだろうということ。
自分が生きるうえで必要不可欠なものだけにお金をかけるようにすれば、
そんなに無理して稼がなくたってよくなるはずだ。
そう言っても、わたしは女性という「どうしても見られる側の性」に生まれてきた。
かつ、このネット社会に揉まれて生きていると、他人の設定した基準に日々惑わされてばかりで苦しい。
ネットの世界の誰かの意見に惑わされ、不安になる。
いろんなモノを必要だと思い込み、安心を得たくてなんでもかんでも買う羽目になる。
でも大体、結局使わないまま引き出しの奥に眠っていることが多い…
女性に生まれてきて、ハタチを過ぎると、
自ずと化粧への圧力が出てくる。
別に強制されている訳では無いが、化粧をしていないと、ダメ人間として見るし、見られる。そう肌で感じる。
男性は、女性が化粧しているかどうかなんて気にしてないかもしれないけど、女性は同性の顔に色が乗ってるかをはっきりと見ているものだ。
男性からの視線よりも、同性からの視線が怖い。
「なんで化粧しないの? スキンケアしないの?きれいになれるのに?」
わたしが見るネット世界の美女はこんなスキンケアの工程をしていたりする。
オイル洗顔、泡洗顔、導入美容液、美容液、化粧水、パック、美顔器、乳液、クリーム…
そんなのばかり見ていると、それだけの工程を踏まないと美しくいられないのか…と思ってしまう。
一方で、そこまでの工程をせず、簡単に済ませる人は自分を「ズボラ女」だと呼んだりする。
セルフケアを効率化・簡略化することは、だらしがないことなのか。
そう思って、無理してあれやこれやとスキンケア用品を買い集めてしまったりした。
でも実際は、これだけで十分だと自分の肌感覚でわかった。
しっかりやる日:
・クレンジングバーム (1000円)
・ミスト化粧水 (1000円)
・オールインワンジェル (1500円)
手を抜きたい日:
・拭き取り化粧水 (700円)
・オールインワンジェル (1500円)
これが一番勝手が良かったし、
これだけでも別に肌の調子が崩れることはなかった。
よく口コミサイトにあるような、
「つや」だとか「ハリ」だとかは意識したことがないのでわからないが、
特に問題は起きていない…
たくさんの製品を使ってスキンケアしていたときとなにか肌質が変わったかといったら、別に何もない。
ただ、気持ちがラクなのである。
じゃあ、スキンケアの定義を自分で決めてしまえばいい。
他人がスキンケアは10工程だと言ってもわたしは2でオッケー。
それでもわたしの肌は問題ないのでそれでいい。
自分にとって納得がいかないこと、非合理なことをやるのは億劫だし憂鬱になる。
自分ニーズベースで考えれば、生きるハードルが下がるし、
なにより、お財布に優しい。
だから、他人ニーズはスルーしてオッケー。
自分ニーズだけに応えてあげればいいのだ。