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我欲に負けるとは、この事である

今回の豊橋市市長選挙での、アリーナ賛成派の敗因を我なりに考える見ようかと思う

まず①浅井前市長の公約破りと説明が無かった事

そもそもそもそもの事であるが、前回4年前の市長選挙にて
アリーナ建設反対を訴えて当選した、浅井氏が何故か公約を翻し
アリーナ建設推進に舵を切り替えた事に対する、説明不足があると思う

そこには、我々一般市民(下僕)には、知る権利も無いような理由があったのかもしれない
しかしだ、選挙で選ばれた以上
彼には【我々市民が納得できる説明】をする必要性があった
それを軽視した結果であるとも言えるであろう。

②長坂Worldに取り込まれていた。

誰よりも早く、市長選に出馬の表明をしていた長坂氏
そこで掲げられたのは「浅井市長の公約違反」
つまりアリーナ建設反対を反故にした事を理由にしたのである。

この時点で、今回の市長選挙は、アリーナ建設に対して賛成か?反対か?の2択になってしまったのである。
彼によって作られた焦点により
選挙が中心となって動かされてしまったのである。

しかも賛成派の人々は、神経質なまでに彼の陽動にのってしまい
長坂氏への、執拗な攻撃(口撃)も、一部には見られた(X等で)

結果
アリーナ建設に反対でも賛成でも無い有権者に対して
アリーナ建設賛成派への嫌悪感を抱かせてしまった事も
敗因の一部であると思われれる。

つまり長坂Worldに良くも悪くも飲み込まれてしまった感が否めない。

③近藤ひさよし氏の出馬による票の分裂

今回の市長選における、アリーナ建設賛成にとっての一番の戦犯は間違いなく彼であろう
浅井氏VS長坂氏だけの構図であれば、組織票等のことを考え
余程の間違いが無ければ、浅井氏の圧勝だったかもしれない。

しかし、近藤氏の出馬によりアリーナ建設賛成派の票は割れた
結果として
浅井氏と近藤氏は自滅負けをし長坂氏が、勝利したと言う構図で間違いないと思う
(長坂氏が競り勝った訳では無いと言う点だ)

近藤氏は、我欲を抑え切れず出馬した結果
彼が一番大切としていた、アリーナ建設は無くなった訳だ

「我欲に負け、大義を失ったのである。」
(彼の野望にとって、もしかしたらアリーナ建設などそれ程重要な物では無かったのかもしれないと邪推してしまうぐらいだ)

以上を鑑みて
自民系議員の自滅であったとしか言いようが無いのではなかろうか?
つまり負けるして負けたのである

アリーナ建設が焦点になった時点で、近藤氏の出馬は止めるべきだったのである。
もしくは、自民系議員は、元々が自民系の議員では無い浅井氏の支援を辞め
近藤氏一本にするべきだった選挙だったと思う。

しかし今の結果を見る限り、一番の戦犯は近藤氏となるのは間違いなさそうである。

今回の選挙で見えてきた物もある気がする
それは、神野一族への市民の持つ嫌悪感が顕になったのではないか?

今回の選挙において、浅井氏を支援していたのは
根本衆議院議員・大村愛知県知事・神野◯郎氏・一部自民党系議員
この中に選挙で選ばれずに、常に豊橋市政のキャスティングボードを握っている人物がいる
その人物へのNOが、突きつけられたとも取れる気がするのは我だけであろうか?
ここにも我欲に忠実な人物がいたということだ。

多分であるが、浅井氏は自分たちにとって都合よく動かせるコマであり
だから、彼らは政党も思想も違う浅井氏を押したのではなかろうか?
つまり愛知県の自民党は負けるして負けたのである。

最後に
長坂氏は、アリーナ建設をゼロからベースで見直すとのことであるが
彼が市長になり、住民投票で賛否をとり
アリーナの建設を【市民が是とするなら建設する】となることを期待して止まない。

そして、塗りつぶされた箇所の全公開を期待したい。
ここまで来たのだから、全てを知っておきたいと思うのは我だけでは無いはずだ。

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