ある日のテレビ番組
だいぶん前ですけど、テレビで脊髄性筋萎縮症という進行性の病気にもかかわらず、結婚をして子供を産んだ女性の番組がやっていました。
下手したらズブズブのお涙頂戴の感動劇場になるところです。
ところがですねー、その病気にかかっている女性が明るくて元気なの!
子供を産むときには実際死ぬか生きるかという感じで、身体的にも相当大変だったようなのですが、
「痛くて早く終わってくれって感じでした。」と明るくさらりと言ってのける力強さ。
昔お友達とプールに行った時には、プールの滑り台が楽しくて何回もやったところ、警備員の人が一々止めに来てうるさかった的なことを言ってのける、さっぱりさ。(笑)
そして、将来子供が育った時、自分のお母さんが他のお母さんと違うことに気づくだろう、でもそれがかっこいいと思って欲しい、と言ってのける潔さ。
いや、お母さん、あなたがかっこいいわ。
彼女は自分のことをかわいそうだとは思っていないので、
番組は全く湿っぽくありませんでした。
私が自分の不定愁訴に長年悩まされてきたことは、いつも書いてある通りです。でも、きっと進行性の病気を持っている人の方が、不調はありますよね。彼女は不調に全くフォーカスしていない気がしました。
そして、いわゆる「普通」にもフォーカスしていない。
彼女はただただ自分のあるがままを受け入れて、
心と体いっぱいで人生を楽しんでいる感じがしました。
みーんな、そのように生きられるはず。
この私も!
この番組のサイトは探せなかったのですが、関連する記事を見つけたので載せておきますね。
元気をもらえます。
→hitorigurashi.jp/2019/08/16/6925/