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心に似合うヘアスタイルとは
3ヶ月前にビジネスライティング講座を受けることを決めた。
これから仕事が忙しくなることもわかっていたけど、「今やらないと!」と、
偶然に重なったきっかけを必然と思い込み、応募をした。
そして、講座が始まる2週間前に人生初のインナーカラー(髪の内側だけ明るく染めるヘアカラー)を入れた。
鏡に映る見慣れない自分の姿に、なんだか「覚悟」が形に表せた気がした。
自分の顔が反映されるzoomミーティングは苦手だったけど、講座の途中で、
ふとした瞬間にひょこっと現れるインナーカラーがお守りのようで、勇気をもらうこともあった。
最近読んだ本で、腹落ちする文章があった。
佐藤友美さんの著書『女は、髪と、生きていく』
心に似合う髪型をしている人は、人生がうまく回るようになります。なぜかというと「内面と外見」が一致するからです。心に似合う髪型を身につけることは、言い換えれば、「自分がどんな自分でありたいか」を宣言するのと同じです。
「心に似合う」とは、自分自身の気分や気持ちに似合うということ。
私の場合は、自分のやってみたい髪型がいつもと違ったことで、見た目的にも気持ち的にも「いつもと違うことにチャレンジする自分」になれた気がした。
特に、個性を出しやすいインナーカラーは他の人に流されない、心の決意に繋がった気がする。
普段の私は、2か月に1回、同じ美容室に通っている。あまり自分の印象を変えたいと思わず、「伸びた分、切ってください」とざっくりとしたオーダーをする。それを受けた美容師さんが、カラーのトーンや前髪のニュアンスが旬になるように、ヒアリングを何点かしてくれて、細かいところはお任せして、仕上げてもらうのがいつものことだった。
いつもと違う日々のきっかけは、髪型からも作れる。
具体的にやりたい髪型がなくても、だ。
プロに任せる部分は、骨格や髪質に似合わせる部分。
心に似合うは、どんな自分でありたい(なりたい)か、自分自身で言葉にしてみる。
ふたつが重なることが、なりたい自分を叶える髪型になる。
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髪型には性格がある。それを髪のプロである美容師さんは知っている。
「どんな自分になりたいか」を言語化して、美容師さんに再現してもらえばいいのだ。はじめは違和感があっても、徐々に髪型(外見)が持つ性格に、内面が引っ張られていく。
きっかけは、いつも自分の内側(なか)にある。
まもなく、課題が続いて寝不足だった、ビジネスライティング講座が終わる。
テクニック以上に大切な、生き方や向き合い方を教えてもらったと思う。
次に活かす行動をしていこう。
次はどんな髪型でチャレンジを続けていこうかな。
本日はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。