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AIの時代のPdM!?ユーザーストーリーを自動化しよう

こんにちは
PMの業務って忙しくないですか?
ステークホルダーとのコミュニケーションや、資料作成、ヒアリングなど多岐にわたります。
なにか業務をサボ…軽減できないかと考え、ChatGPTによるユーザストーリー作成を提案します!

ユーザーストーリーとは

ユーザーストーリーは、エンドユーザーの視点から製品の機能を説明します。
基本的には、誰が(役割)、何を(機能)、なぜ(利益)するかに焦点を当てた短い、簡潔な文章です。
ユーザーストーリーは通常、次の形式で書かれます:

「✗✗(役割)なユーザは, 〇〇(機能的な説明)したい, なぜならば、△△(利益)だからだ」

例えば、オンラインショッピングサイトを開発している場合、次のようなユーザーストーリーが考えられます

オンラインで買い物をする人(役割)として、私は商品をカテゴリー別にフィルターできる(機能的な説明)ようにしたい。なぜなら、それにより興味を持つ商品を素早く見つけられる(利益)からだ。

ユーザーストーリーは具体的で直接的です。
それはユーザー(オンラインで買い物をする人)が何をしたいのか(カテゴリー別に商品をフィルターする)、なぜそれが必要なのか(興味のある商品をすばやく見つけるため)を明確に説明します。

ユーザーストーリーは、製品の要件をリストアップするだけでなく、エンドユーザーの視点と経験が記載されています。

その結果、開発チームは製品をユーザー中心で開発することができ、
最終的な製品がユーザーのニーズと期待に答えられるようにすることができます。

実際に試す

次に、AIであるChatGPTを使用してユーザーストーリーを作成する方法について詳しく見ていきましょう。

今回はユーザストーリーだけではもったいないので
[ユーザーストーリー]
[完成の定義]
[やらないこと]
[受け入れ条件]
までChatGPTに作ってもらいましょう!
例としてメール通知の頻度のカスタマイズ機能について考えてみます。

プロンプト[命令文]


ChatGPTからの回答

どうでしょうか?
プロンプトはだいぶ適当ですが、それなりのものができているんではないかなと思います。
これにどんどん要素を足していくとより考えていたものが精度高く生成されます。
生成されたものをもとに修正するだけでもだいぶ時間短縮につながるのではないでしょうか?

まとめ

ChatGPTを使用してユーザーストーリーを作成する利点

3つあるかなと考えています。

  1. 効率性: ChatGPTを使用すると、手間と時間を大幅に節約しながらユーザーストーリーを生成することができます。これにより、開発チームは製品開発により多くの時間とリソースを割くことができます。

  2. 一貫性: AIモデルは一貫性があります。したがって、一度設定されたガイドラインに基づいてユーザーストーリーを生成する場合、その出力は一貫性があります。

  3. 視野の拡大: ChatGPTは大量のデータに基づいて訓練されています。なので、通常のユーザーストーリー生成プロセスでは見過ごされるかもしれない視点やアイデアを提供することができます。仕様漏れとかも減るかも?

ChatGPTの利点と制限

  1. 具体性の欠如: AIは抽象的な指示を理解するのが苦手であることがあります。 ChatGPTにユーザーストーリーを生成させる場合、役割、機能、利益が具体的で明確であることが重要です。具体的な指示を提供することで、AIはより効果的なユーザーストーリーを生成することができます。

  2. ビジネス文脈の理解: ChatGPTは一般的な文脈で非常に有用ですが、特定のビジネスや業界の専門的な文脈を完全に理解するのは難しい場合があります。したがって、ChatGPTが生成したユーザーストーリーは、人間の視点で適切にレビューと調整が必要です。

  3. 情報漏洩:ChatGPTは記載した内容を学習されてしまうおそれがあります。当たり前品質の機能で他社にも当たり前にある機能であればいいですが、会社独自のコアとなる機能について避けるべきだと思います。オプトアウト申請などすれば大丈夫かも?

最後に

私はこれでPMの仕事を削減できていますし、仕様について漏れ発見したり考慮することに気づきを得られているので、ChatGPTから学ぶことも多いです。
みなさんもぜひ試してみてください!

ユーザストーリ作るくんを作ってみました。
利用してぜひフィードバックをください!
https://chat.openai.com/g/g-ushBmzLHB-pdm-yong-yuzasutorizuo-rukun

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