知って安心！ルール&トラブル防止【Shadowverse EVOLVE】
【この記事はこんな人におすすめ】
・大会に出たいけどルールに不安がある方
・ガチなのでルールミスやトラブルを減らしたい方
・ジャッジ試験があれば受けてみたい方
【一番伝えたいこと】
①気になることがあったらジャッジを呼ぼう
②すぐにジャッジを呼ぼう
③迷わずジャッジを呼ぼう
はじめに
こんにちは！たまごと申します。
札幌のエボルヴ大好きおとうさんです。
プレイヤーとして大会に出たりしつつ、ジャッジとしても活動しています。
普段は子どもが寝たあとにリモートで遊んでます。
対戦相手募集してます。よろしくお願いします。
⚠️この記事の目的 ⚠️
この記事は
①ルールミスやトラブルを防止できるようになる
②「あれ、なんか違うかも？」と気付いてすぐにジャッジを呼べるようになる
ためのものです。
⚠️重要⚠️
この記事は
ミスやトラブルが起きたときに
ジャッジに頼らず
自力で解決できるようになることを
目的としていません。
起きちゃったらジャッジを呼んでください。
自力で解決しないでください。
「これってどう処理するんだ？」
「間違えてプレイしちゃった」
「相手とトラブルになっちゃった」
こんなことがしばしばあります。
僕も先日アリフで4枚捲って警告もらいました。
ジャッジがいる大会では、
何かあれば頼っちゃって大丈夫です。
すぐ呼んでください。
迷わず呼んでください。
本当にお願いします(全ジャッジ共通の願い)
でも、そもそもミスやトラブルは起きない方がいいですよね。
ということで、よく聞かれるルールやよくあるトラブルをまとめました。
■大会初心者の方へ
あなたのための記事です。
ぜひ目を通してみてください。
■結構やっている方へ
知っている話が多いと思います。
おさらいのつもりで読んでもらえると嬉しいです。
たまに勝敗が絡むケースもあります。
■ジャッジの方へ
諸先輩方を差し置いておこがましいと思いつつ、
知る限りこういう文章はないので啓蒙の意味も込めて書きました。
変なところがあったらこっそり教えてください。
本記事は #エボルヴアドカレ2024 に参加しています。
ここから他の方の記事も読めますのでぜひ！
困ったらすぐ「ジャッジ〜」
この記事で一番伝えたいことです。
気になったことがあればすぐにジャッジを呼んでください。
なんか違う気がする、くらいで呼んでOKです。
大事なのはすぐに呼ぶことです。
ゲームが進んでからでは正しい状態に修復できないことがあります。(詳しくは後述)
呼びにくい理由なんてない
・こんなことで呼ぶのは大げさな気がする…
何もなければそれで良しです。呼んでください。
・相手を疑っているみたいで気まずい…
ジャッジは不正を判断するだけではありません。
「対戦中に唯一相談できる人」くらいに思ってください。
試合時間あと何分？
この処理これで合ってます？
くらいで呼んでOKです。
・相手が機嫌悪くなったらどうしよう…
普通はジャッジを呼ばれただけで怒りません。
そういう人は怪しいので、僕なら丁寧に調査しますし、ひどければ非紳士的行為で警告をつけます。
迷わず呼んでください。
・ジャッジ呼んだら時間がかかってしまう
ジャッジ対応にかかった分の時間は延長されます。
安心して呼んでください。
相手とのコミュニケーションも大事
そうは言ってもジャッジを呼ばれることに抵抗がある人はいるでしょう。
呼び方には配慮できるといいですね。
前触れなく
「ジャッジ〜〜！！！」
と叫ぶとびっくりしちゃいます。
「ちょっと確認したいのでジャッジ呼びますね^^」
くらいのコミュニケーションはあってよいでしょう。
まとめ:こんなときジャッジを呼ぼう
自分／相手がプレイや処理を間違えたかも
カードのテキストを確認したい(カード名がわかればジャッジは答えます)
間違えてデッキのカードが見えてしまった
〇〇したけどやっぱやめたい（可否は場合による。プレイヤー間で判断しないのが板）
カード落とした（拾うと不正を疑われるかも）
残り試合時間を確認したい
相手のプレイが遅い
相手のスリーブに違和感がある
トイレ行きたい などなど
じゃあジャッジ呼べばいいからルールやトラブルは気にしなくていいか〜
とはならないですね。
ルールがわかっていれば、相手の間違いに気付けるかもしれません。
勝敗に絡むルールもあります。
何より、楽しくプレイする上でミスやトラブルは起きないに越したことはないです。
ということで本題。
トラブル防止のために
先にトラブル防止の話から。
よくあるトラブルから、特に気をつけたいポイントをピックアップしました。
正しい状態になるようお互い気を付けよう
「ゲームの公平性は両者によって保たれるべき」
というのがエボルヴの考え方です。
例えば一方のプレイヤーが自動能力を解決し忘れたとき、それを見逃した方にも警告がつきます。
ラッキ〜相手ミスしたじゃん。
黙ってた方が有利だから黙っていよう。
という姿勢はエボルヴではNGです。
※プレミを指摘する必要ないです。
大事なのは「ゲームが正しい状態か？」です。
他にもお互いのリーダーの体力、余りPP、余りEP、手札枚数あたりはチェックしましょう。
リーダー体力、結構ずれてます。
相手が忘れてたら「エルモの効果は？」と言ってください
デッキからカードを取るときは注意
1枚見る(引く)ときに間違えて2枚見た(引いた)系のトラブル、よくあります。
間違えて見たカードを手札に加えていると、
復元のために手札を公開することになります
⚠️勝手にやらず、必ずジャッジを呼んでください
「間違えて引いたのはこれです」
と言っても、手札に混ざると相手目線だと本当かわからないです。
不要なカードを戻そうとしているかもしれません。
なので、相手に不利益がないよう手札を公開することになります。
ゲームが進む前にジャッジを呼んで！
「今の宣言、やっぱやめたい」
「今の処理違うよな？」
という時はすぐにジャッジを呼んでほしいと書きました。
ゲームが進むと、戻せなくなる場合があります。
どうなると「ゲームが進む」のかについて、今のGPやCSの規約だとこのように定めれています。
■トラブル対応の際、「ゲームが進行した」と認める判断基準について
本「トラブル対応規約」においては、バトル中に「両方のプレイヤーにとって非公開であった情報が、片方もしくは両方のプレイヤーに対して公開情報になること」「攻撃やターン終了の宣言を行い、対戦相手がクイックを持つカードや能力を使用するかどうかの判断タイミングを経過していること」「ターンの終了」などの行動が行われた場合、「ゲームが進行した」ものとして扱います。
※2024/12/14現在
※2025年1月の京都GP規約も同じ
なので、ジャッジを呼ぶ時には
「あ、ちょっととめてもらっていいですか？
確認したいのでジャッジ呼びたいです」
のように、一旦ゲームをとめてほしいです。
⚠️戻すのは勝手にやらず、必ずジャッジを呼んでください
普段からゲームを進める行動(攻撃やドロー) をするときに、「それをするとゲームを進めることになる」と少し意識しておけると良いと思います。
※「戻す」という表現は厳密ではなく、「宣言を撤回する」と「巻き戻す」では規約上意味が違いますが、ここではわかりやすさのためにあえてまとめて「戻す」 と記載しています。
ルールのきほん
よく聞かれたり、トラブルの原因になりがちなルールのポイントを挙げていきます。
■プレイヤーとしてルールを覚えておきたい人
カードリストに載っている代表的なQAを覚えておくのがおすすめです。そのうち「あれと同じってことね」みたいにわかってきます。
■ジャッジを目指す方
ぜひ根拠となる総合ルールを調べてみてください。全部どこかに書いてあるはずです。
対象を選ぶのはプレイの前提
①「〇〇を〇個選ぶ」という対象選択が含まれる能力は、最初に対象選択しないと使えないよ！
②「〇個“まで“選ぶ」は0個選ぶ(=選ばない)ことができるよ！
大型大会ではわざわざ個別で注意喚起されていますね
能力モリモリなのでお世話になったジャッジも多いはず
テキストのまんま読むと相手のフォロワー選ぶのは最後にも見えますが、一番最初(PP回復する前)に対象選択します
対象選択はプレイの前提条件です。
とりあえず「●●を●個選ぶ」系のテキストがあったら、先に対象を選ばなければならない、と思ってください。
選べなければその能力は使えません。
でも、「●個 "まで" 選ぶ」と書いてあれば0個選べるので、対象がなくても使えます。
コンボ3達成していれば1ドローしなきゃだめ
逆に相手の場に選べるフォロワーがいなければ1ドローできない(次節の内容)
ウマ娘EXパックでまた環境で見ることになるでしょうか
1つの文章はまとめて1つの能力
・コストの支払い、対象選択、条件達成ができないなら、その能力の効果は全部使えないよ！
・コストが払えて、対象選択ができて、条件達成しているなら、他のできないことはしないだけだよ！
自分の場に他のフォロワーがいたら1ドローできない
2つ目のFは別効果なので、1つ目のFで対象選択できなくても使える
エンドフェイズの処理順は「ゆ(ゆ)しくて」
誘発能力！
守護！
クイック！
手札超過！
クイックが打てたり守護にできたり、
エンドフェイズは結構いろんなことが起きてます。
順番を間違えるとトラブルの原因になるかも。
昔の誰かのツイートの受け売りですが
「ゆゆしくて」と覚えるのがおすすめです。
（元ツイ発見できず。いつも心の中で助けられてます。ありがとうございます。）
1.誘発能力の処理
最初に「自分のエンドフェイズが来たとき、～」の能力が誘発します。
2.守護を持つフォロワーをアクト
守護がアクトになるかを見てからクイックを使用できます。
3.クイック
「クイックありますか？」と確認すると丁寧で良いですね。
4.手札超過処理
手札を捨てるのは最後。
手札が7枚になるように「まとめて」捨てます。
⚠️クイックよりも前に手札を捨てないように！
もしかしたら相手のクイックによって手札の枚数や内容が変わるかもしれません。
①道筋を2枚まとめて捨てる
②道筋効果で1枚ずつドロー
③手札が9枚になったので、また2枚捨てる
ダメージを受けた瞬間はまだ破壊されてない
・フォロワーが体力以上のダメージを受けた瞬間はまだ体力0で場にいるイメージだよ！
・そのあとのチェックタイミングで破壊されるよ！
5弾環境で遊んでいた人には懐かしいハンプティ-リリエル問題です
相手の場に≪神弓の座天使・リリエル≫
自分は≪ハンプティダンプティ≫を進化
リーダーに3ダメージ入る？入らない？
リリエルが5ダメージを受けた時点では、まだ体力0のリリエルが場にいる
↓
リーダーへの3ダメージは入らない
↓
チェックタイミングでリリエルが破壊される
応用問題
0ダメージは与えられない
・アプリ版と違うよ！
・エボルヴではダメージ＝体力の減少！
・真紅＝「ターン中自分のリーダーの体力が減っていたら」
アプリだと、0ダメージでも自傷カウントが進んだり、攻撃力0のフォロワーでリーダーに攻撃すると「次のダメージを受けない」が剥がれたりします。
エボルヴではそれがありません。
0ダメージはダメージではないことになります。
体力の増減があって初めてダメージと扱われます。
特にナイトメア好きな皆さんは気をつけましょう。
誘発した能力はそのフォロワーがいなくなっても働く
・誘発条件を満たした能力は、そのフォロワーが場から離れていても処理されるよ！
・能力を持っているフォロワーがいなくなったから誘発もキャンセル、とはならないよ！
教科書カード
同時誘発はターンプレイヤーから任意順
・同じタイミングで能力が誘発したらターンプレイヤーの能力から解決するよ！
・一人のプレイヤー内でいくつかの誘発が起きたときは好きな順に解決できるよ！
とりあえずこの人のQAをみてみましょう
画像にリンク貼ってます
あとがき
気づいたらいっぱい書いてしまいました。
読みにくかったらすみません。
他にも挙げるべき事例は色々ありそうなので、そのうち追記するかもしれません。
いろいろ書きましたが、これを全部知ってないと大会に出ちゃだめということは全くありません。
不安なところはジャッジに聞けばいいです。
最初はジャッジ呼びまくったって良いです。
少しでもルールミスやトラブルが減り、間違った状態のゲームで勝敗が決まることが減ると嬉しいです。
ジャッジを呼ばずにその場で変な解決をして、後になって取り返しがつかないモヤモヤが残るようなことが減ると嬉しいです。
この記事がプレイヤーの皆さんが競技に集中できるようになる助けになればとても嬉しいです。
※この記事の内容は極力正しくあるように注意していますが、あくまで2024年12月時点の私個人の見解です。公式の見解と異なる可能性や、ルールが改定されてこの記事の内容が誤りになる可能性があります。
※万が一内容に誤りがあればご指摘いただければ幸いです。
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