アヤシシビート
初めましての方ははじめまして!えっぐ(@scrambleEggca)と申します!
現在、宮城・山形を中心にポケモンカードを楽しんでいます!
以前は、リモートの大会(なかまづくり杯等)運営やオンラインポケカサーバーの運営のお手伝いを行っていました。
初投稿である「ゾロアークバレット」の記事が予想よりも多くのプレイヤーさんから好評で驚きました!!記事を購入してくださった皆さんありがとうございました🙇
今回は、以前から研究していた「アヤシシV」をメインアタッカーとした「アヤシシビート」についてご紹介させていただきます。
現スタンダードレギュレーションで使用しているアヤシシデッキの解説と最終構築に至るまでの考察を書かせていただきます。
本記事は、自主大会・大型大会での活躍を目標としているため、競技プレイヤー目線で紹介させていただきます。
シティリーグ等の大中規模大会においても十分勝てるスペックになっておりますので新シーズンに突入し、まだ相棒デッキを決めてない方やFレギュレーション最後の見納めのデッキを使ってみたい方などの参考になればと思い書かせていただきます!
※文章を書くのが苦手なため、少し日本語がおかしい文章がある可能性がありますが是非あたたかい目で見てください。
※本記事は投稿者が使用した体験をもとに独断で作成しています。読者様とは意見や感覚が異なる場合がございますので参考程度にお願いします。
1.アヤシシVについて
性能紹介
はじめにデッキのメインポケモンとなるアヤシシVの効果を紹介させていただきます。(対戦でも何度かテキスト確認されることがありました、、)
アヤシシVの特性「フロンティアロード」により自分の場のエネルギーを集めて青天井であるワザ「バリアーラッシュ」で大ダメージをたたき出すロマンのある技です。
最近はルギアデッキなどでもちらほら見かけるようになったと思います。
(相手のバトル場にハバタクカミやテツノイバラexなど特性を止めるポケモンがいる場合は特性が使えないので注意⚠
アヤシシの技で出せるダメージラインと環境でよくみかけるポケモンたちの表を作成してみました。
アヤシシを使って感じたこと
青天井のダメージを毎ターン打てるので、相手のメインアタッカーポケモンを倒せて相手に盤面復帰の要求を毎ターン押しつけが可能。
特性が実質スクランブルスイッチなので実質毎ターンACESPECが使用可能エネルギー加速は別のポケモンに任せられるため、サポート依存をすることなくナンジャモや博士などで妨害や手札補充ができる。
無色タイプなのでどの色のエネルギーにもつけられることができ、構築の自由度が高い
他の青天井をワザと比べると素点もなく倍率が低いため大型ポケモンを倒す際に大量のエネルギーを必要とする。また、アヤシシで大型のポケモンを倒すとすると盤面のエネルギーをすべて集めて倒すことがほとんどのため、気絶した際の盤面復帰が難しい
以上、アヤシシVを使用してみて感じた感想を書かせていただきました。
アヤシシのデッキは使ってて爽快感があり楽しいです!
長くデッキを使う際には楽しさも必要ですからね!
ここから先は、私が考察した現在の環境にも全然戦えるアヤシシビートのデッキ構築の紹介&解説をしたいと思います!
主に、採用カード理由や環境デッキに対してのプランニングや意識することについて記載しています。
2.各体面の有利不利
本記事ではポケカ飯さんの楽園ドラゴーナ発売後の環境Tier表を参考にさせていただいています。
こちらが最終構築での環境デッキに対しての有利不利になります。
リザードンex 微有利
タケルライコ 有利
ルギア 微不利
レジドラゴ 有利 (オンバーン入りは不利)
ドラパルトex 有利
サーナイト 不利
テツノイバラ 有利
サーフゴー 有利
トドロクツキ 有利
カビゴン 不利
テラパゴス 五分~微有利
ソウブレイズ 五分(ACESPECによる)
パルキア 有利
ミライドン 有利
Tier2以上のデッキに対してほぼ有利に戦えるのが特徴です。
現段階(2025シーズンS1)の有利不利になります。
デッキの考察が進まり採用カードや構築が変化するとデッキに対しての有利不利が変わるかもしれません。
3.デッキ作成経緯
まず、デッキ作成&選択の段階で私が考慮する点があります。
①先攻・後攻どちらも強いこと
②環境上位デッキに対して十分に戦えること
③使ってて楽しいこと ← !!重要!!
この「アヤシシビート」(ふつうは「アヤシシオーガポン」と呼ばれていることが多いです。)はうしこさんのこちらのツイートを参考に作らせて頂きました。
アヤシシオーガポンというデッキ自体は2024シーズンの札幌CLやJCSでも数名の選手が使用して活躍されていたりなど以前から存在していたデッキではありますが、うしこさんのリストにはステラミラクルで収録された「ガラスのラッパ」が採用されていました。正直、天才だと思いました。
最初は、楽しそうだなと思いつつ自分なりにアレンジしながら使用して
試しに箱争奪戦に出てみたら5-1のまさかの2位!
そこからジムバトルや自主大会などで調整を重ねていき、現在使用している最終構築に至りました。
戦績としては
こころのしずく杯 3-2
ポケ堂トリプルバトル 5-2
ラランテスカップ 6-1 予選1位ベスト16
2025シティリーグS1 4-2 ベスト16
その他非公認大会 3-0全勝数回
それぞれ構築は数枚程度違いますが、環境デッキたちとも渡り合える強いデッキだと思います!
しかし、私のプレイングが至らないところがありあまり良い成績を残せなかったのはデッキに応えてあげられず少し悔しかったです、、、
今回は最終構築のリストしか載せませんが、もし要望がありましたら追記で今までの大会で使用したリストや調整リストも載せようと思います!
4.デッキリストと採用理由
ポケモン
オーガポン 4
エネルギー加速+ドローを同時にできる基盤となるカード
大空洞とガラスのラッパの条件をクリアできるポケモン
必ず4枚採用
アヤシシ 3
デッキのメインアタッカー
アヤシシ2の構築でも試したが、序盤~中盤にアヤシシを安定して引けるようにサイド落ちも考慮して3枚が一番安定した
イキリンコ 1
サイド落ちを考慮して安定感を増すため2枚にしてもよいがヒスイのヘビーボールを採用しているため今回は1枚にした
ミュウex 1
採用を検討したが、アンフェアスタンプや終盤のナンジャモ後で引ける枚数を増やせるので採用。序盤から学習装置をつけていれば技を撃てることもできる。(実際に撃つ試合は何試合かあった。)
キチキギスex 1
このデッキは毎番の盤面復帰が重要なので採用
とにかく3枚ドローが強い
かがやくリザードン 1
このカードを採用すると炎エネルギーの採用が必須となり、草エネルギーの採用枚数を減らしてしまうため安定感に欠けるが、サイド1ポケモンのアタッカーのため相手のサイドプラン2-2-2を崩しやすくなり、ミライドンやタケルライコといった同じアグロ系のデッキに強くなるため採用
ラティアスex 1
すべてのポケモンが0エネルギーで逃げれるのは控えめにいって最強。
ドラゴーナ発売前はいれかえカートを採用しそちらも回復しダメージをずらせるといった利点があるが、入れ替え枠がラティアス1枚で完結し、空いた枠を別の枠にさけるため採用。
グッズ
ネスト 4
初ターンのポケモン展開が重要なので4枚必須
ハイパーボール 4
以前は3枚採用で、1枚を3枚目のむしとりセットの枠にしていたが、ミュウexを採用しているため、ハイパーボールで手札を減らしてからのリスタートをしやすいように4枚採用。
むしとりセット 2
不確定要素を含むカードだが、基本草エネルギー1枚以上は回収できるので採用。上振れたときにはオーガポン+草エネルギーやオーガポン2枚回収できるのでやめられない
ヒスイのヘビーボール 1
1枚採用のポケモン(特にラティアスとイキリンコ)がサイドに行ってしまった際の回収用として採用。封印石を採用しているので運が良ければ初ターンにサイドにいるイキリンコを回収することもできるのが強み
ガラスのラッパ 4
このデッキのエネルギー加速の基盤ともなるカード
オーガポンのおかげで条件を満たすことができ、イキリンコも加速対象の為2ターン目以降も腐ることがない。
最初の手札で複数枚来てしまうと捨てざるを得なくなってしまい、終盤にエネルギーが足りなくなってしまうことがあるのでしっかり4枚採用
スーパーエネルギー回収 1
アヤシシが大量のエネルギーをかかえて気絶してしまったときに復帰カードとなる1枚。2枚採用も考えたが他にもトラッシュのエネルギーを加速・回収できるカードがある為今回は1枚採用。
夜のタンカ 2
かがリザを起動させるために少ない炎エネルギーをトラッシュから拾ってこられるように、また意外にもアヤシシを毎ターンベンチに置くことができなかったので1→2枚に変更。主にはエネルギー回収札として使用するためスーパーエネルギー回収と合わせて3枚になるように好みに組み合わせていいと思う。
ともだちてちょう 1
イキリテイクや博士の研究などで採用枚数が少ない終盤に重要なサポート(ブライアやボス、ナンジャモ)を回収できるため採用。
博士を戻して手札干渉されてもいいように山札を強くすることもできる。
キャンセルコロン 1
もともとそんなに有利ではないミミッキュ、岩オーガポン、テツノイバラexが採用されているデッキに対して少しでも勝率を上げるために採用
山札からもってこられるカードが封印石しかないため必要な時に使えるかどうかは怪しいので候補枠と入れ替えてもよい。
ポケモンのどうぐ
森の封印石 1
アヤシシVにつけて使用することができるため採用
必須カード
学習装置 2
調整段階では2~4枚で試してみたが、現環境でジャミングタワーやロストスイーパーなどの道具メタカードが見られるため少なめに採用
サポート
博士の研究 3
しっかり後攻からも技を撃てるように採用
4枚採用でも可
ジャッジマン 2
不利対面のサーナイトやルギア、2進化デッキに対して使うことで勝率を少し上げられるため採用
ナンジャモ 1
終盤はジャッジマンよりも強い手札干渉となるカードのため採用
ともだちてちょうがあるので1枚でも十分使いたいときに使えた
ブライア 1
オーガポンもアタッカーになるため採用
ボスの指令 2
裏のサイド2枚のサポートポケモンを倒すためやフィニッシャーとして重要なため2枚採用
スタジアム
ゼロの大空洞 2
オーガポンをたくさん並べるうえで他のサポートポケモンを置くスペースを広げるために採用。2枚では欲しいときに引けない場面が多少あるのでベンチ管理が必要
エネルギー
レガシーエネルギー ACESPEC枠
採用ポケモンのほとんどがサイド2枚取られてしまうポケモンなので、
相手の2-2-2のプランを崩すために採用。かがリザにつけて0サイドアタッカーとして運用しても強い。
草エネルギー 11
14~11枚の間で検討したが、炎エネルギーを採用している都合上11枚が限界
むしとりセットでほとんど1枚以上はヒットするので11枚でも大丈夫
炎エネルギー 2
サイド落ちを考慮して2枚採用。使用してみた感じかがリザを絶対使うわけではないので勇気のある人は1枚でもよさそう
候補枠
ガチグマex
かがリザの代用枠だが、タケルライコ対面を考えて今回は不採用
メテノ
カビゴンLOやチヲハウハネ採用デッキが流行ったら検討
勇気のお守り
リザードンに少し有利になるが、持ってくるカードがないので今回は不採用
5.おわりに
ここまでアヤシシビートについて紹介させていただきましたが、まだまだ研究し足りない部分もあると思います。
このデッキでいい成績を残せてない以上、私自身のプレイングもまだまだのところがあります。
しかし、現環境で優勝できるポテンシャルは絶対にあると思いますので、こちらの記事を読んで使用してくださった方がどこかの大会で上位に入賞できればいいなと思いつつ、私もアヤシシVがレギュレーション落ちする残り半年まで優勝目指して使い続けていこうと思います!
この記事が少しでもみなさんのポケカ考察の参考になれば幸いです!
何か質問等や記事にこの部分を記載してほしい!などございましたら是非気軽にDMを送ってください!
こちらの記事を気に入って下さりましたらお気持ちをいただけると嬉しいです!
おまけとして有料部分には上記で記載した環境デッキに対する簡単な各体面のプレイイングと意識することを記載していますので本気で使ってみたい!という方は是非ご検討ください!
(少しでもアヤシシライフをよりよくできるために頑張って書いたので、「1パック分くらいおごってやるよ!」くらいの気持ちでご購読していただけるとうれしいです!)
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?