【1/5 はっちCS 優勝】シータバーンメア解説
こんにちは、こんばんは。まっつー(@edge0218)です。1月4日(土)、1月5日(日)に開催されたはっちCSでTOP8、優勝という成績を収めた【バーンメア】の解説記事になります。
今流行りの【デイヤーーー!!!】だけではなく,こっちもあるよ!ということで皆さんの参考になれば幸いです。質問頂ければ適宜お答えします!
全文無料で読めますが記事の最後に,
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※カード名は《》で、アーキタイプ名は【】で括っています。カードの画像は全てデュエルマスターズ公式サイトより引用させていただきました。
〇デッキリストと戦績
4 x フェアリー・ライフ
4 x ジョラゴン・オーバーロード
2 x 鼓動する石版
3 x 奇天烈 シャッフ
3 x 知識と流転と時空の決断
4 x グレープ・ダール
4 x スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘
4 x バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ
4 x ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート
3 x エモG
1 x バングリッドX7
1 x ライフプラン・チャージャー
1 x 単騎連射 マグナム
1 x 機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」
1 x BAKUOOON・ミッツァイル
2 x 無限合体 ダンダルダBB
2 x せんすいカンちゃん
2 x 全能ゼンノー
2 x ジェイ-SHOCKER
2 x マリゴルドⅢ
2 x 天啓 CX-20
〇デッキ方針
・環境予想
新殿堂施行後の殿堂フォーマットの環境予想は以下の通り。
tier1:【デイヤーーー!!!】,【バーンメア】
tier2:【黒緑オーラ】,【アグロ零龍】
tier3:【ジョラゴン】,【バルガ】【ナウオアネバー】,【赤白サンマックス】,【覇道】,【モルトNEXT】
所謂”ミサイルリペア”がtier1,殿堂の影響を受けず旧殿堂で猛威を振るいつつあった2つのアーキタイプがtier2,その他がtier3という予想でした。
・【デイヤーーー!!!】ではない理由
デッキの爆発力は【デイヤーーー!!!】には及びませんが、【バーンメア】が勝っている点は以下の3点。
①対応力の高さ
《シャッフ》によるロック、《ウォーター》や《グレープダール》による盤面処理、《灰になるほどヒート》によるカウンター・《バーンメア》の早出し・盤面処理。と、相手に応じてプランを柔軟に変更できるのがこのデッキの強み。
②《ジェイ-SCHOCKER》
《ラッキーナンバー》が殿堂入りした新環境期待のカード。チェインが途中で失敗しても、《ジェイショッカー》が出ていれば、相手にロックをかける事ができます。
③1枚で勝ちに行ける
《バーンメア》を出し、《カンちゃん》、《ダンダルダ》、《マリゴルド》が出ればチェインが続きます。《バーンメア》1枚だけでリーサルを組むことが容易に可能なデッキとなっています。
以上の理由から【バーンメア】を選択しました。
普段の僕を見ている方はすぐに分かるかと思いますが、こういうデッキパワーで多少のプレイミスはケアしながら闘うデッキが好みという理由もあります。勿論プレイミスをしていい理由なんて1つもありませんので、精進が必要。。。
〇採用カード
・《フェアリー・ライフ》,《ジョラゴン・オーバーロード》,《鼓動する石板》
《ウォーター》をS・トリガーにするために2コストブーストは呪文で固めました。【赤白サンマックス】が環境を席巻している場合は《ジャスミン》に変更。
とにかく6マナまで行けばどこからでも《バーンメア》でリーサルまで持っていけるので,ブーストは多めが吉。
・《奇天烈シャッフ》
【覇道】や【ナウオアネバーループ】に有効なだけでなく,GRクリーチャーを大量展開してくるアーキタイプ相手に"4"を宣言することで,《ミサイル》で再度だし直されない限り、ターンが稼げることがあります。相手の《プロジューサー》に対して"5"を宣言しブロックをさせなくする場合もあります。
・《知識と流転と時空の決断》
ドローモードで《バーンメア》を引きに行く,GR召喚モードで盤面展開,バウンスモードでメタクリ除去,ワンチャンS・トリガーと幅広い活躍を見せます。
・《グレープ・ダール》
マナに《バーンメア》を落としてこのカードでJチェンジ。マナに《オーバーロード》のGR召喚条件を満たすために"ジョーカーズ",墓地に《ウォーター》のS・トリガー条件を満たすため・《ダンダルダBB》で唱えるための"呪文"を落とすことを忘れずにプレイしましょう。
・《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
強い。
・《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》
このデッキの要。生きた《MANGANO-CASTLE!》。
《オラオラ・スラッシュ》の効果も忘れずに。【バルガ】や【赤白サンマックス】を相手にする際は,場に出ているクリーチャーを無理やりにでも寝かす(シールドを割りに行く)ことでS・トリガーの有効枚数が増えます。
・《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》
S・トリガー効果や,バトル効果強力なのは勿論ですが,1ターン速く《バーンメア》を着地させることができます。
このカードがS・トリガーした場合のことを考え手札管理はしっかりと。
・《エモG》
5枚目以降の《バーンメア》。《グレープダール》からJチェンジ,"自分のGRクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える"効果で打点増強を図ります。プレイの優先度は《バーンメア》の方が上ですが、《灰になるほどヒート》との相性の良さはこのカードの方が上。
"自分のGRではないクリーチャーすべてに「ガードマン」を与える"効果も忘れずに。
・《バングリッドX7》
マナゾーンに落ちた《ミッツァイル》にアクセスするために採用。《ジェイショッカー》のJトルネードのコストにも使います。
・《ライフプラン・チャージャー》
このアーキタイプは《バーンメア》が出るか出ないかが勝敗に大きく影響しますので,《バーンメア》を拾いに行くために採用。
・《単騎連射マグナム》
マナから消えない赤。安心してリーサルまで持って行ってくれる1枚。お守りみたいなものなので,不採用でもおっけー。【モルトNEXT】相手には大活躍します。
・《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
新殿堂後もGRクリーチャーが環境を席巻しているので,プレイできれば一気に勝ちに近づきます。《ダンダルダBB》でおかわりも。
・《BAKUOOON・ミッツァイル》
まだまだこのカードは第一線で目撃することになりそうですね...
・《無限合体ダンダルダBB》
対象となるカードは主に《灰になるほどヒート》,《ウォーター》,《ラッキーナンバー》。《バーンメア》をJトルネードして《灰になるほどヒート》で再度相手の盤面を処理しながら自分の盤面を固めていく動きは,このデッキの黄金パターンです。
・《せんすいカンちゃん》
《バーンメア》をJトルネードから再度召喚させることによって過労死させるこのカード。地味に書かれている"このクリーチャーは攻撃されない"のテキストも【バーンメア】ミラーにおいて非常に強力。
・《全能ゼンノー》
デュエルマスターズの基本ルールが書いてるやつ。最終的にはJトルネードのコストとして。
・《ジェイ-SHOCKER》
今回のMVP。《ラッキーナンバー》が殿堂入りし,各種カードへのロックが難しくなった新環境にこのカードが切り込んでいきます。各コストとロックできるカード例は以下の通り。
3コスト:《クロック》
4コスト:《シャッフ》,《kβバライフ》等のオレガオーラ,GRクリーチャー
5コスト:《ドッカンデイヤー》,《プロジューサー》
6コスト:《バーンメア》,《エモG》,《ソーナンデス》,《チェンジザ》,《達閃》
・《マリゴルドⅢ》
強い。
・《天啓CX-20》
このカードも勿論強いのですが,《サザン・エー》でいいと思った枠。
4マナ時の《ウォーター》,5マナ時の《プロジューサー》or《灰になるほどヒート》+《バーンメア》・《エモG》でGR召喚し無理やり盤面を作りに行くことがあるので,その際《CX-20》が出てくるとジョーカーズでもないただのバニラになってしまうことが気になりました。《サザン・エー》ならこの問題点を解消することができます。
〇採用を検討するカード
・《霞み妖精ジャスミン》
前述した通り。環境と相談。
・《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
【カリヤドネ】や【墓地ソース】が増えてきた場合は採用を検討。【アグロ零龍】には間に合わないことのほうが圧倒的に多いので,【アグロ零龍】に対してはS・トリガーからのカウンターを目指します。
・《ガチャマリン・チャージャー》,《スペルブック・チャージャー》
検討理由は《ライフプラン》と同様。これらのカードの場合は青マナを確保できるという利点があります。
・《ドンドド・ドラ息子》
赤マナ確保,《ジェイショッカー》のコスト,《バーンメア》等のジョーカーズカードへのアクセスと器用な動きができるカード。このカードを出すためにそもそも赤マナが必要というジレンマを抱えていたため,実際は《ライフプラン》に枠を譲る形となりましたが,今後採用するかもしれません。
・3,4コストの各種ジョーカーズクリーチャー
《ジェイショッカー》の出力を上げるために。
・《イグゾースト・Ⅱ・フォー》
《ダンダルダBB》を採用しない場合,呪文の再利用が不可能なので採用を検討。
・《ダダダチッコ・ダッチ―》
《ダンダルダBB》と相談。環境によっては《ゼンノー》の枠がこのカードになる場合もあります。当たったときの爆発力はこのカードのほうが高いですが,《ダンダルダBB》の①ジョーカーズであること,②呪文を再利用することで《ダッチ―》のような働きができること。この2点を考慮し不採用。
・《ポクたまたま》
《お清めシャラップ》と同様の理由で。GRゾーンの枠を消費してしまうのがキズ。
・《サザン・エー》
前述した通り。《CX-20》よりも有効に使える場面があります。
・《ゴッド・ガヨンダム》
《サザンエー》と同様の理由で。《ガヨンダム》は条件付きドローですが、Jトルネードのコストにできる利点があります。
〇デッキの回し方
《バーンメア・ザ・シルバー / オラオラ・スラッシュ》をいかにプレイするか。これに尽きます。無理やりにでも《バーンメア》を出してリーサルを狙っていきましょう。
《バーンメア》を出した後のチェインパターンは以下の通り。
①《カンちゃん》→《バーンメア》をJトルネード、再度2回GR召喚。
②《ダンダルダ》→《バーンメア》をJトルネードし、手札・墓地から《灰になるほどヒート》、再度《バーンメア》をバトルゾーンへ。
③《マリゴルド》→マナから《グレープダール》、Jチェンジで《バーンメア》or《エモG》or《プロジューサー》。
その他ぽつぽつとプレイメモを書いていきます。
初手に《バーンメア》があり、2コストブーストを撃てる緑マナがある場合は、《バーンメア》はマナに置かないようにします。相手は【バーンメア】と分かった時点でバトルゾーンにクリーチャーを極力出してこないので、《グレープダール》からのJチェンジを狙いに行くとプラン通りに行かないことが多いです。
4,5マナ時の《ウォーター》は、手札やマナに《グレープダール》、《バーンメア》、《エモG》がある場合は"GR召喚"のモードで《ジェイショッカー》の早期GR召喚を狙いに行きます。ない場合は"ドロー"のモードを使ってこれらのカードを引きに行きましょう。
このアーキタイプ、赤マナのカードをどんどんプレイしていくため、見た目以上に赤マナの管理が難しいです。《グレープダール》をプレイ、Jチェンジする際、赤マナの管理はしっかりとしましょう。後々《バーンメア》を出すことが出来ない自体に陥ってしまいます。《ダッチー》を不採用にしたのも、この赤マナ管理の難しさが影響しています。
相手に応じて各種メタカードを使って妨害やカウンターをかけ、《バーンメア》のチェインへ繋げていきましょう。チェインができなくても、《ジェイショッカー》を早期に出すことができれば、かなりのターンを稼ぐことができます。
〇最後に
2日で5520pts稼ぐことが出来ました!【バーンメア】ありがとう!
福岡から一緒に旅をしてくれたひめの、こもが、くろと、荒木もありがとう!なぜか帰りは僕1人でしたが。。。
P.S. 新大阪駅の改札をくぐると串カツ食べれるの凄くないですか!
デュエル・マスターズ、ワンピースカードゲーム。プレイヤーや大会運営の話。