コロナの時期その1
コロナが流行りだした中、婆さんの心のよりどころの妹(おばさん)が亡くなりました。
その頃は本当にいろんなことを忘れてしまうので親戚中さっき(数分前)電話してきたのにまた電話してきたとか、ぼけてきたことが広がっていました。仲の良い婆さんの妹が体調を崩して毎日のように電話していた日々がなくなってしまったことが、婆さんの呆け進行につながったのかもしれません。
おばさんが亡くなる前に私の従妹と連絡を取り合って婆さんを連れていきたい旨を伝えていて、お邪魔することが決まりました。
その時に鹿児島の妹(おばさん)から電話がありました。
鹿児島のおばさん「何も手伝いもできないのにいくのは迷惑と思わないの?」と
とても悲しく、そして迷惑だったのかと申し訳ない気持ちで私は従妹に鹿児島のおばさんからそんな電話をもらったこと、そして迷惑かけたことを謝罪しました。しかしそんなことはない。おばさんも喜んでいた。と言ってくれました。
その後1か月後くらいでおばさんは天に召されました。
最後に会えてよかった。本当に良かったと思っていました。
葬儀はコロナ過家族葬になるとのことでしたが妹が亡くなったことで毎回泣き悲しむ
婆さんを見てどうしても最後のお別れをさせてあげたくて仕事終わり、すぐ帰ることを前提にジジババを連れて行きました。それからもしばらく亡くなったことを思い出しては涙する婆さんでした。
心優しき呆け婆さんがこれから傷つくことがないようにやさしい娘(笑)は思うばかりであった。
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