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旧正月(きゅうしょうがつ)(71)

旧正月(きゅうしょうがつ)とは、

1月29日は 旧正月


太陰暦(旧暦)の1月1日に迎える新年のお祝いです。
日本では現在、主にグレゴリオ暦の1月1日にお正月を祝いますが、旧正月の風習はまだ一部の地域や文化で受け継がれています。


旧暦は月の満ち欠けを基準としていますが、季節とズレがないように太陽の動きも考慮にいれた暦です。
新月から次の新毛宇までは平均29.5日間で、一年が354日になります。


太陽の動きを基準とする1年より11日短く、3年で約1か月の誤差が生じてしまいます。

この問題を解消するために、約3年に一度、「閏月(うるうづき)」というものを設けていたため、一年間が12か月になる年が存在しました。

閏月は平均すると19年に7回ぐらいの割合で入ります。
旧正月を新暦に当てはめるとおよそ20~50日のずれが生じ、毎年違います。

2025年の旧正月は1月の29日(水)です。


中国や韓国、ベトナムなど、アジアの多くの国々では、旧正月は非常に重要な祝日で、大々的にお祝いされます。
例えば、中国では「春節(しゅんせつ)」と呼ばれ、家族が集まり、大掃除をして新年を迎える準備をし、豪華な食事や花火、ライオンダンスなど、さまざまなイベントが行われます。


日本でも、沖縄や鹿児島県の一部の地域では旧正月が今でも重要な行事として残っており、伝統的な儀式やお祭りが行われることがあります。





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