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春一番(87)

各地で大雪の予報が

春一番


春先に日本海で低気圧が発達した場合などに吹く。
地形の影響を受けて、内陸では強い風が現れないところがある。

防災の観点からは、しばしば海難事故の要因となり、この時期に注意すべき融雪洪水、雪崩の原因となるほか、特に日本海側でフェーン現象が起き火災を起こしやすい天候をもたらすことがある。

春一番の後は寒冷前線が通過して寒さが戻ることが多いが、その際に落雷・突風および雹を伴う事がある。


認定基準


気象庁(気象台)では各地方ごと(関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州北部、九州南部・奄美)に条件を定めて認定している。
強い風の基準は約7m/s以上のところから10m/s以上のところ(北陸地方)まである。
なお、北海道、東北、甲信、沖縄県では春一番の発表は行われていない。



関東地方


関東地方における「春一番」は、下記事項を基本として総合的に判断している。
立春から春分までの間で、日本海に低気圧があり、(発達すれば理想的である)
関東地方における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上の南よりの風が吹いて、昇温した場合。




九州北部地方(山口県を含む)


九州北部地方(山口県を含む)における「春一番」は、下記事項を基本として総合的に判断している。
立春から春分までの間で、
最高気温が前日より高くなり、
南寄りの風が最大風速で約7m/s以上となること春一番は毎年発生する訳ではなく、認定基準にあてはまらず「春一番の観測なし」とされる年もある。2013年2月2日には、南方の暖かい風が吹き込み全国的に気温が上昇したが、立春の前であったために、定義上、気象庁はこの風を「春一番」と認めなかった。


立春から春分までの間に、その年に初めて吹く南より強い風お事をいいます。

この時期に南よりの強い風が吹かないときは、春一番が吹かない年になります。



ここ数日で「春一番」が吹くかもです。
春一番の後はまた寒くなりますのでご注意くださいね。

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