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劇団☆新感線【 バサラオ】観劇してきた~あなたを見上げたらそれだけでまぶしすぎて~

目が離せない程の美しさに出会ったことはありますか?

劇団☆新感線 バサラオ 
観劇してきました~!!!!!!!!!!
最高だった!!!!面白かった!!!!
すごく好きなお話だったから、どんどんのめり込んで抜け出せない‥抜け出したくない、ここにずっと居たい。ずっと見ていたい‥という気持ちになった。初めての劇団☆新感線だったけど、初めてがバサラオで幸せだ〜

バサラオ
主演:生田斗真
中村倫也 西野七瀬 栗根まこと りょう 古田新太

なんで観ようと思ったかと言うと‥
生田斗真と中村倫也が出る!(2人とも好きな俳優)
脚本は、大好きなプロメアの中島かずき!(好きな脚本家)
あらすじ読む‥自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、参謀としてバディを組む元、幕府の密偵の男。
それぞれの野望、信念のために裏切り裏切られ‥
たどり着くのは地獄か、それとも極楽か。

中島かずきコメント(抜き出し要約):生田斗真に一番書きたい役を考えたら「顔がいいだけで日本を支配しようとする冷酷な男」だった

こんなのを公式HPで見てしまったら、気になる・面白そう・観たい!って気持ちがむくむくと大きくなり‥
公式サイトに公開されている生田斗真演じるヒュウガがを見た瞬間、目を突き刺して心を鷲掴んできた。
今思えば多分、この瞬間から虜になっていたんだと思う。
わたしもヒュウガの美に魅了されたひとりです。

(気になった方、是非公式サイトを覗いてみてください!)

個人的な感想を書き連ねます!
ネタバレいやだ!って方は先に進まないでください。


※ここから先ネタバレ気にせず感想を書きます!


















舞台が始まって上からヒュウガが降りてきた瞬間の時が止まったような感覚。
思わず息を呑んでしまうけど、その微かな息の音も心臓も鷲掴みにされて「何も言うな、喋るな。とにかく俺を見ろ」と言われたような気がした。

ガンガン鳴るギター音楽、目の前に広がるバサラの宴。とにかく圧倒された。
歌って踊る生田斗真を初めて見た。(そりゃ歌も踊りもできるよな~と思ってた)
文句言いに来て、捕まえにきた幕府たちがうるさく感じたし
とにかく今はヒュウガの時間なんだよ!邪魔するな!という気持ちになった。

あと、長い髪をふぁさっとなびかせて舞うように動くヒュウガにも見惚れた。戦った後に、髪の毛が身体の前にきたときに手で後ろにふぁさっと払う姿が美しくて、「ヒュウガ様~~~~!!!!」状態。

中村倫也演じるカイリはとにかく頭が良い!
幕府の密偵をやってたから知恵もあるし、仮面を被って演じるのもお手の物でその場その場でコロコロ顔が変わる。
おちゃらけてご機嫌取っていたかと思えば、次の瞬間低い声で怖いことを言い出す。最高な中村倫也が見られた。
特に最後の最後、今まで何枚もつけていた仮面を外して本物のカイリになった時の演技が最高だった‥。
狂気笑い、追い詰めて喜び、自分とヒュウガの生死の選択を煽りながら選ばせる‥わたしの大好きな中村倫也が見れました。

個人的に中村倫也の「声」が大好きだから、今あの声を生で聞いていて目の前で演技を見ている‥これは現実か‥って思ってたし
生田斗真が歌った時にも、もしかして中村倫也も…ってソワソワしてたらそのまさかで歌った瞬間、生歌ーーー!今、生歌聞いてるーー!!!って心の中で大興奮。

とにかくこの2人が演じたヒュウガとカイリがわたしはたまらなく大好きでね‥
自分の美しい顔を使って、ぐんぐん進んでいくヒュウガと、軍司として着いていくカイリ。だけどなんか怖い雰囲気が垣間見えて、後半はどうなっちゃうの、どうするの、どう思ってるの!?の連続だった。

最後ヒュウガが
解毒剤を飲めば命は助かるけど顔に傷ができる
解毒剤を飲まないでここで死ぬ
の2択を迫られてたけど、絶対解毒剤は飲まないだろうな。と思ってた。
ここまでのヒュウガを見ていたら、自分の顔に傷がついてこの美しさが失われたら生きている意味なんか無いし、それはもうヒュウガじゃない。
ヒュウガと関わった人間は皆、ヒュウガの美しさに魅了されて惑わされてきたけど、誰よりも一番ヒュウガ自身が、己の美しさの虜だったと思う。

カイリが暗殺理由を話した時、ポカーンとしてしまって「んなワケあるかい!そんな理由で納得できるかい!」って思ってたけど
あれは後付けで作られた理由で、本当はヒュウガと出会ったあの瞬間からカイリも美しさの虜で、惑わされた一人だったんだね。

みんなころころ心変わりしすぎ~(笑)って思ってたけどカイリだけは、ずっと信念変わらずにいたと思うと(たとえそれがヒュウガを自分の手で殺すことだったとしても)途中までは良いコンビでいられたんだから最後までコンビとして国を作ることはできなかったのか‥と思ってしまった。
でも、あのヒュウガの美しさは人を狂わせる。だから、カイリも一緒にはいられなかった。

わたしもこんなにヒュウガが大好きで、バサラの宴にまだ高揚しているし、この宴が続いて欲しいと思っている。
あのヒュウガの作る国が見たいと思っている。
恐ろしい程の圧倒的な美の麗しい力を前に、心も目も鷲掴みにされた最高の時間でした。

タイトル引用:恋愛サーキュレーション/千石撫子


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