5つの殻と3つの方法、6つの毒〜③
こんにちは、かとしょーです!
上京物語を読んで第3弾です。
①、②では破るべき殻について紹介してきましたが、遂に破る為の方法を書く番が来ました!
紹介されていた3つの方法は
「時間を投資する」
「頭を鍛える」
「心を鍛える」
です!
まず「時間を投資する」ことについて、
そもそもの投資の定義について、「今ある財産を今は使えないものに変えて、将来大きくなるのを待つ」とした上で、今ある大いなる財産を「時間」として話がされています。
その上で労働を「その場でお金に換えているのだから投資ではない」と言い、様々な投資の例を書いています。
そもそも労働が投資ではないという話が衝撃的だと思います。
しかし、代替可能なものが多いだけでお金を得る、という行為は狩猟採集と同じ生活を満たす手段の延長がベースになっているので突き詰めればただの消費行動と言えるのです💦
対して、本の中でも書かれている「例えばこの本を読む」は例えにも書かれていますが、読むのに必要な時間と購入に必要な金額をお金に換算した以上の価値、「学び」を人生に与えるでしょう。
次に「頭を鍛える」です。
世の中の成功者が時間を投資した対象としてこの2つ目の方法と3つ目の「心を鍛える」を上京物語は紹介しています!
頭を鍛える理由の紹介は非常にシンプルで分かりやすく、かつ反論の余地がないものです。
ライオンが百獣の王と言われるのは何故か?
それに相応しい強さ(爪や牙)を持つから。
強さ(爪や牙)を手放せばライオンの中では弱者になる。
では、人の強さとは何か?
万物の霊長として君臨できた強さは頭である。
頭を鍛えることを手放せば人の中で弱者となる。
一生自分の好きなことをやって生きてゆく強さが欲しければ、人間の一番の武器である頭を鍛え続けなければならない。
頭を鍛える理由にこれ以上分かりやすいものはないでしょう。誰もが納得せざるを得ないと思います。
では、「心を鍛える」はどうでしょうか?
まず「心の持ちようが人生を決める」ことに反論はないと思います。
幸福を含むすべての感情は主観であり、本人の心持ち次第でどんな人生も幸福に、或いは不幸になるものです。
だからこそ常に前向きでいられるように心を鍛えよう、という話なのですが…
どこかで常に前向きでいられたら苦労などしない、と卑屈になってしまう自分もいるでしょう。
しかし、これもまた分かりやすく筋トレで例えられています。
1日2日努力した程度で素晴らしく鍛えられた状態が手に入る訳では無く、例え素晴らしく鍛え上げてもそのまま放っておけばやがて衰えてしまう。
心もまた同じである。
ぐぅの音も出ないと思います。
だからこそ頭と同じく心も一生「鍛え続ける」ことが必要になるわけですね!
さて、上京物語の内容について語るのであればここまで十分かと思います。
思いますが…
これらを持って更に自分の中の考えと照らし合わせた「学び」についてはまだ書ききれていません。
その学びの部分を次のテーマ、6つ毒とともに次で書いていきます。