子どもの成長#教え子

いくつかの小学校で講師として子どもたちと深くかかわったことがあります。

そして、ピアノ教室でも。

現在小3の教室生、Sクン

ギャングエイジなのかな?物事がまっすぐ進みません。
私の反応を見ては楽しんでいます。

手指消毒。手を引っ込める→空中に散布

「お願いします」と差出しされた練習ノートは去年のもの
→私は開くまで気づかず(;^ω^) 
同じ手に2回引っかかったところで、すぐわかるように「令和3年度」と表紙に書き、騙されないように対策。

彼は、年長さんからスタート。年子のお姉ちゃんが先に習い始めました。玄関で待っている時に、障子の隙間から、うちのリビングを覗き、「男の人がいたよ」と報告してくれました。

レッスン中は、ちょっと弾くとすぐにピアノの下へ探検・・・

現在も、1曲弾いては、椅子から降りてしまう。
さすがに小3になった今、ピアノの下にもぐらなくなったけど。

弾かせるのに一苦労。
でも、感じる力、表現力はある。
間違えることが許せないので、やたらめったに弾かない。といったところか?!

現在年中の教室生、Rチャン

上のSクンと、ほぼ行動が同じ。
すぐにピアノの下にもぐる。玄関で待っている時(小3のお姉さんも生徒)に障子を開けてリビングを覗いた報告。「怖ーい顔したおばあさんがいた」

とってもおしゃべりで、好奇心旺盛で物知り。同じタイプなんだろうな。
しばらくは、なかなかピアノ弾いてくれないんだろうな・・・

小6のMチャン→高校生

小学校の講師をしていた時。
とても人懐こいMちゃん。女の子っぽいのは好きじゃないみたいで、少年漫画に出てくるキャラクターの様なしゃべり方で「ムニカせんせぇ〜デヘヘへへ」と、私に近づいてきて、面白い話をしてくれました。
クラスの中でもムードメーカーでした。
それから5年。たまたまドラッグストアで、高校のカバンを持った彼女を発見。
「エ〜ムチャン♪」と話しかけると、小6の時の面白いMチャンの姿はなく、
「ムニカ先生!お久しぶりです」すっかりきちんとした大人になっていました。

小2のRクン→中学生

退会した生徒さんです。
小2から、ピアノを習い始めました。彼のクラスに絵本の読み聞かせに行くと、私を指さし「オレのピアノの先生!」と嬉しそうに自慢していました。
そんな彼も、6年生になると、卒業式のピアノ伴奏をやる事に決め(5年生は自信がなく見送る)夏休みから練習開始。
とても緊張してしまう性分らしく、秋頃から、ちょくちょく「お腹を下し」教室に来ても、トイレに籠もるようになりました。
中学生になると、口数が減り、言葉遣いもグッと大人っぽくなりました。


成長しない子どもはいない


現在3年生のSクンも、いずれ「先生にドッキリをかける」のも「1曲弾いては、椅子から降りる」というのを卒業する日はくるでしょう。
それまでは、知恵と工夫でこちらの課題もこなしてもらえるように頑張ろう!
と思いつつも、トホホな気持ちが湧いては、払い除け!
の戦いは続くでしょう・・・


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