ムリムリムリ!♪ピアノ教室
新しい曲になると、必ず「ムリムリ、そんな難しいのできない」と、なかなか弾こうとしてくれない生徒さんがいます。
なんとかなだめて、ピアノに向い合わせ、何とか弾けるようになったところで、宿題にしていました。
↑ 毎回、新しい曲を取り組む時、こんなやり取りが・・・
以前、noteに投稿した「言葉遣い」の件があった後、ふと思いました。
本人が「無理」と言っているものを、なだめてまでやらせるのって、おかしなことだな・・・
「無理」と言うの、禁止!
「ムリムリ」という彼女と、話し合いを持ちました。
「無理=やりません」 という事だと思うけれど、それでも、先生は、教えないといけないのか?
「無理=やりません」であれば、「はい、レッスンはおしまい」ということでもいいんだよね? 終わりにしようか?
彼女は、神妙な顔になり「弾けるようになりたい」
というので、「『無理』と口に出して言うのはやめよう」と約束しました。
今まで、『無理』と口にして、新しい曲を覚えるまで、どれだけ時間をかけてきたか、上記のマンガの内容の話をしました。
「時間の無駄遣い」
私も、話をしながら、『そういえば、彼女は、他の生徒さんより進度が遅い』その原因が、ここにあるかもしれない。と気づきました。
そして、彼女は気を付けて、『無理』を口にしなくなり、新しい曲に取り組むときも「ぎゃあ~」とは言うけれど、まずは、少しずつ確認しながら弾くようになり、レッスンが前より進むようになってきました。
ネガティブワードを口にすると・・・
耳から入ったその言葉は、脳、細胞の1つ1つまで影響し、身体をこわばらせ、挑戦する勇気も出なければ、それはそれは何の行動にもつながらなくさせてしまいます。
いいことなんてひとつもない。
という事は、ネット記事に色々出ています。
「ムリムリムリ・・・」この言葉、テレビやネット上で、使われているちょっと流行り言葉のようにも思えます。
影響を受けて使っているのでしょうけれども、ふさわしくないところで使っていたら、丁寧に教えていくのも私の役目かな・・・
色々アンテナ張り巡らせて対応していきたい。
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