絵本セラピー講座に参加
絵本の読み聞かせボランティアを始めて2.3年目にも、「絵本セラピー講座」には、参加したことがあった。
当時は、絵本のレパートリーを増やすためだった。
ところが・・・
見事にハマってしまった・・・
講座の中で嗚咽をあげそうなほど泣いた絵本が・・・
「ええところ」
小学校時代の自分を思い出した。
真面目で責任感の強かった私は、みんなが嫌がる掃除(雑巾を使っての床ブキ、水道掃除もやったな)を率先してやり、冬場は手が真っ赤になってたな・・・
そんな自分にもリンクして、号泣。
この絵本は、読み聞かせで読めなくなった・・・
そして、今回・・・
涙はこみ上げてきたけど、なんとか踏みとどまった。
「あなたの長所は何ですか?」
* * *
「わたしはあかねこ」
白猫と黒猫の両親の間に子猫が生まれました。白猫、ブチ猫、シマシマ根子、黒猫・・・自分だけ赤猫。家族みんな、なんとかして赤猫を白猫か黒猫にしてくれよう都するけど、自分は赤色が気に入ってる。
いたたまれなくなって、ある日家を出た。すると、向こうから真っ青な猫が歩いてきて・・・
結婚して、黄猫、橙猫・・・が生まれ〜
「あなたは、何を感じましたか?」
* * *
参加者皆、感想を述べ合いましたが、誰一人として同じ感想がなかったのが驚き。
・個性を大切に
・相性の合う人に出会うこと
・絵本の装丁について
・LGBTQ
その感動を帰宅後、夫にも話すと、これまた想定外の感想が・・・
「真っ青な猫?!動物虐待の匂いがするな・・・遺伝子組み替えとか・・・ペンキで塗っちゃうとか」
え・・・(;'∀')
絵本でファンタジーの世界なんですが・・・
言葉を失っていると
「あ・・・なんか”多様性“とか言っているのに、”排除されてる感”があるよな〜」
まぁね、夫じゃなければ
「人によって感じ方はそれぞれですね~」って言えるかも?!
* * *
「ねこのピート だいすきなしろいくつ」
真っ白なスニーカーを履いてご機嫌なピート。歌まで飛び出しちゃう!
ところが・・・な事態に遭遇し、真っ白なスニーカーは、色んないろになっちゃう。
それでもピートは、どんな色になっても♪最高さ〜
「自分を元気づけるもの(歌・言葉・・・)は何ですか?」
* * *
「あめだま」
この絵本は、粘土細工が挿絵として話が進んでいく。
主人公の男の子が文房具店で見つけた飴玉は、不思議な飴玉で、色々な人やものの心の声が聞こえる。
「あなたは誰の心の声を聞いてみたいですか?」
* * *
「ぜつぼうの濁点」
言葉遊びのような内容。
講談師が話しているようなリズムで話が進んでいきます。
私も高学年の読み聞かせで使う絵本です。
希望は、絶望がないと訪れない・・・という話を聞いて、これまた驚き。
「あなたのツライ体験はどんな意味がありましたか」
私は、夫からパワハラ(DV)を受けたきっかけでカウンセリングを学び、「自分を大切にする」の本当の意味が分かりました。
佇まいも、変わったのでしょう・・・
今回の講座の窓口は、コロナ前に老人ホームで「ピアノ演奏ボランティア」をやっていたのですが、その時のコーディネーターさんでした。
「雰囲気が全く変わっていて、ムニカさんって、気が付かなかった」
と、言われました。
「私、進化したんですよ・・・フフフ」
と、返しておきました。
※1か月以上前に参加した講座だったので、記憶も薄れてしまいました。
絵本の情報・・・作者や、絵本のできた経緯とかもう少し濃かったのですが・・・
無料記事なので、そこはご勘弁を(;^_^A